ヒストリー・オブ・バイオレンス

TomoMachi2005-08-05

デヴィッド・クローネンバーグ監督の新作『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の原作コミックを読んだ。

田舎町のコーヒーショップのマスターが、強盗二人組を撃退してマスコミに「ローカル・ヒーロー」として取り上げられる。
すると、そのコーヒーショップに片目のない老人が訪れる。彼はポケットから小さな瓶を取り出してマスターに見せる。そこには小指のホルマリン漬けが入っていた。
「君のだろ?」
マスターには小指がなかった。


ここから、田舎町でみんなに愛されていた平凡な家庭人だったマスターの暴力の過去が暴かれていく。


タイトルどおり暴力のオンパレード。
バット、有刺鉄線、電動ドリル、ガスバーナー、手斧、チェーンソーとありとあらゆる武器による人体破壊ショー。
クローネンバーグだから、モロに描くんだろうな、これを。