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イラク自衛隊「戦闘記」 単行本 – 2007/3/15
佐藤 正久
(著)
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「ヒゲの隊長」が全告白!イラク戦争の真実イラクの部族長から「サミール=話が上手な人」の称号を得た著者が、語り部として初めて、イラク戦争の真実をすべて明らかに! 戦争では何が起こっていたのか?
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/3/15
- ISBN-104062139219
- ISBN-13978-4062139212
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/3/15)
- 発売日 : 2007/3/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 248ページ
- ISBN-10 : 4062139219
- ISBN-13 : 978-4062139212
- Amazon 売れ筋ランキング: - 669,105位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年12月3日に日本でレビュー済み
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イラク派遣隊員の、秘話、体験談、最後迄、じっくり、読みました!
2021年2月9日に日本でレビュー済み
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検索していたら、偶然見つけました。あの「ヒゲの隊長」。佐藤正久1佐の著書で、イラク派遣当時の内幕を、佐藤1佐の視点から書かれたものです。現在も、自衛隊の海外派遣は賛否両論ありますが、自衛隊の指揮官である、佐藤1佐が自衛官の目で、危険な目にもあいながらも先遣隊として、戦時下の何も勝手の分からない状況での、指揮官として、次々と起きる問題、課題に部下達の命を守りながら、後続部隊の受け入れに奔走する姿は、国民、世論、シビリアンコントロール、も、必読書だと思います。アメリカをはじめとする、国際社会からの支援要請に応じて、賛否両論の末に派遣された訳ですが、初めてのこともあり、佐藤1佐の過去のPKOでの経験や、外務省職員やアメリカ軍やオランダ軍の支援、により、克服する姿は、国民、世論、シビリアンコントロール、にも知ってもらいと思いました。
派遣当時、自衛官には、死者は出ませんでしたが、外務省職員や日本人のボランティアが殺害される事件が起きました。また、帰国後に派遣された自衛官の中に自殺者が何人か出ているそうです。国際社会に要請されたから、とにかく派遣した。というので無ければ、訓練、法整備、国民の知る権利と義務として、早急な議論が必要だと思いました。自衛官も国民に理解されての派遣が、理想なはずです。おすすめの1冊だと思います。東日本大震災の際にも、国内でも、関係あると思いました。
派遣当時、自衛官には、死者は出ませんでしたが、外務省職員や日本人のボランティアが殺害される事件が起きました。また、帰国後に派遣された自衛官の中に自殺者が何人か出ているそうです。国際社会に要請されたから、とにかく派遣した。というので無ければ、訓練、法整備、国民の知る権利と義務として、早急な議論が必要だと思いました。自衛官も国民に理解されての派遣が、理想なはずです。おすすめの1冊だと思います。東日本大震災の際にも、国内でも、関係あると思いました。
2015年9月5日に日本でレビュー済み
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イラクに派遣される自衛隊は、武装丸腰のままイラクに送り込まれた。丸腰状態でイラクに送り込むと言うことは、自分が隊員の親ならいたたまれない。
そんな状態の中で日本の自衛隊は、思いやりの精神でサマワの復興の力となっただろう。郷に入っては郷に従う。イラクの未来を考えた支援。
日本を代表しイラクの復興に尽くされた自衛隊の皆様に感謝します。アジアの平和の為期待される日本。国民として憲法9条の2項の削除を安倍さんの在任中に望みたい。反日報道や嘘の記事を流すマスゴミに放送免許の取り消しを!!嘘報道をする新聞にも鉄槌を!!
そんな状態の中で日本の自衛隊は、思いやりの精神でサマワの復興の力となっただろう。郷に入っては郷に従う。イラクの未来を考えた支援。
日本を代表しイラクの復興に尽くされた自衛隊の皆様に感謝します。アジアの平和の為期待される日本。国民として憲法9条の2項の削除を安倍さんの在任中に望みたい。反日報道や嘘の記事を流すマスゴミに放送免許の取り消しを!!嘘報道をする新聞にも鉄槌を!!
2015年12月31日に日本でレビュー済み
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今は国会議員としてダメ集団と戦っている佐藤さんですが、この方の気遣いだとか現地の方への熱い思いには敬服します。また、メディアでは伝えられていない不条理な決まりや危険な状況なども、着色なしにサラリと書かれていたのも勉強になりました。日本人ならば読んでおくべき書物ですね。
2011年1月21日に日本でレビュー済み
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自衛隊の海外派遣を反対する人々が決まって使う理由が「行っても役に立たない」である。しかし本書を見ればそのような見解がまったくの間違いであることがわかる。しかしその成功は著者をはじめとする自衛隊員の個々人の資質に支えられていたとも言える。著者の政治家としてのテーマもそのあたりにある。
佐藤隊長は「海外派遣のスペシャリスト」というより「交渉のスペシャリスト」といった方がしっくりくる。武器の使用に大きな制限を持つ自衛隊は、現地住民との関係に多大な神経を使っており、しかしそのことが日本の「親善大使」としての成功をもたらしたといえる。マスコミは報じなかったが、「イラク人質事件」のときは現地で日本撤退反対デモが起きたほどだ。
しかし同時にこの派遣は当時の小泉首相の強いリーダーシップで実現したものの、現行法では多大な無理があったことも事実である。武器の問題だけではなく、資金の問題、復興支援のスペシャリストの育成など問題は山積だ。著者の今後の活躍に期待したい。
佐藤隊長は「海外派遣のスペシャリスト」というより「交渉のスペシャリスト」といった方がしっくりくる。武器の使用に大きな制限を持つ自衛隊は、現地住民との関係に多大な神経を使っており、しかしそのことが日本の「親善大使」としての成功をもたらしたといえる。マスコミは報じなかったが、「イラク人質事件」のときは現地で日本撤退反対デモが起きたほどだ。
しかし同時にこの派遣は当時の小泉首相の強いリーダーシップで実現したものの、現行法では多大な無理があったことも事実である。武器の問題だけではなく、資金の問題、復興支援のスペシャリストの育成など問題は山積だ。著者の今後の活躍に期待したい。
2007年6月9日に日本でレビュー済み
本書は、「ヒゲの隊長」が自らのイラク復興支援活動について著したものだ。タイトルのとおり、日記のように気軽に読める。
本の前半部分において、著者はイラク復興支援に際して自衛隊が数々の困難に直面したこと(任務に参加する隊員の日本での待遇や、現地との調整のことなど)を述べている。そして、それらを乗り越えるためには、これまでの陸上自衛隊の硬直的な組織には限界があり、本活動に際しては部隊行動よりも個々人の機知による活動を奨励していたこと等が記されている。また、現地のアラブ人との交流のプロセスについても面白おかしく、克明に記されている。このあたりの叙述から、著者は任務を全うするために組織の枠を超えて活動していた有能な部隊長であったことがわかる。
ただ、本書の後半部分はあまり評価できない。主に政治家を志望していることについて触れられているのだが、前半で陸上自衛隊の組織を批判していたのに、後半では「先輩方の築いてきた伝統が本活動の成功をもたらした。」など、OBに対するリップサービス的な記述が散見される。また、全般的に視野が狭く、防衛省の一官僚の見解としてなら合格点だが、国会議員の候補者として大局的な物の見方ができているかというと、怪しい。さらに、国際協力や人の絆など、漠然とした目標が掲げられているものの、議員になってから具体的に何をしたいのかについては明確には触れられていない。
筆者が政治に関して述べていることは割り引いて、元自衛官の日記としてなら評価できる一冊である。
本の前半部分において、著者はイラク復興支援に際して自衛隊が数々の困難に直面したこと(任務に参加する隊員の日本での待遇や、現地との調整のことなど)を述べている。そして、それらを乗り越えるためには、これまでの陸上自衛隊の硬直的な組織には限界があり、本活動に際しては部隊行動よりも個々人の機知による活動を奨励していたこと等が記されている。また、現地のアラブ人との交流のプロセスについても面白おかしく、克明に記されている。このあたりの叙述から、著者は任務を全うするために組織の枠を超えて活動していた有能な部隊長であったことがわかる。
ただ、本書の後半部分はあまり評価できない。主に政治家を志望していることについて触れられているのだが、前半で陸上自衛隊の組織を批判していたのに、後半では「先輩方の築いてきた伝統が本活動の成功をもたらした。」など、OBに対するリップサービス的な記述が散見される。また、全般的に視野が狭く、防衛省の一官僚の見解としてなら合格点だが、国会議員の候補者として大局的な物の見方ができているかというと、怪しい。さらに、国際協力や人の絆など、漠然とした目標が掲げられているものの、議員になってから具体的に何をしたいのかについては明確には触れられていない。
筆者が政治に関して述べていることは割り引いて、元自衛官の日記としてなら評価できる一冊である。
2007年4月14日に日本でレビュー済み
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イラク復興支援の先遣隊隊長として精鋭部隊を引き連れ颯爽とした姿でTVニュースに出ていた、あの「ヒゲの佐藤」さんが書いた本だ。
本書の内容は自衛隊という立場上、少し固めであり、「戦場」「砂漠の最前線」といった緊迫感はオブラートに包んであり、ほんの少し垣間見る程度である。
現地周辺部族との土地の交渉から復興支援に至るまでの顛末を綴った「佐藤商会」というフレーズが佐藤さんの口から出ているのがユニークだ。
アラビア商人の終わりのない長けた交渉術に対して、日本のインテグラルなすり合せ交渉術、つまり、気配り、もてなしといった隙のない細かい配慮で交渉相手との信頼関係を作るといったことで成し遂げたものだ。
欧米などのドライで武力による高圧的なものではなく、一度も武器を手にすることはなく、つまり人を傷つけずに「イラク復興支援」を成功させたことは人道的に立脚した評価に値する。
賛否両論の結果、国を挙げての自衛隊派遣によるイラク復興支援、それを完璧に成功させなければならないといったミッションを与えられ、先遣隊としてその責務は計り知れない労力であったと伺える。
本書の内容は自衛隊という立場上、少し固めであり、「戦場」「砂漠の最前線」といった緊迫感はオブラートに包んであり、ほんの少し垣間見る程度である。
現地周辺部族との土地の交渉から復興支援に至るまでの顛末を綴った「佐藤商会」というフレーズが佐藤さんの口から出ているのがユニークだ。
アラビア商人の終わりのない長けた交渉術に対して、日本のインテグラルなすり合せ交渉術、つまり、気配り、もてなしといった隙のない細かい配慮で交渉相手との信頼関係を作るといったことで成し遂げたものだ。
欧米などのドライで武力による高圧的なものではなく、一度も武器を手にすることはなく、つまり人を傷つけずに「イラク復興支援」を成功させたことは人道的に立脚した評価に値する。
賛否両論の結果、国を挙げての自衛隊派遣によるイラク復興支援、それを完璧に成功させなければならないといったミッションを与えられ、先遣隊としてその責務は計り知れない労力であったと伺える。
2007年3月20日に日本でレビュー済み
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『事件は会議室で起こっているんじゃない!現場で起こっているんだ!』というセリフを思い出すくらい、現場の重要性について書かれています。
イラクの復興と日本の名誉の為に、現地へ派遣されるにもかかわらず、日本の航空会社は拒否し、空港事務所は迷彩服で空港に来るなと非礼を尽くしています。イラクでは過剰な期待の元、黒子に徹し(だからマスコミ報道では大した事をしていないように見えた)「何事も前向きに、焦らず、正直に向き合って」現地での信頼と友好関係の構築に貢献し、任務を果たしています。
集団的自衛権ついて、武器使用を伴う治安維持活動への参加は、現在の法規制下では「現場隊員の負担は相当なもの」として反対していますが、自衛隊はその装備と能力は持っているとして議論する事を提案しています。
政府発表やマスコミ報道では分からない「現場」を知る事が出来る本です。政府発表やマスコミ報道に疑問を持っている方、国連信者や憲法9条派の方には、特にオススメしたい本です。
イラクの復興と日本の名誉の為に、現地へ派遣されるにもかかわらず、日本の航空会社は拒否し、空港事務所は迷彩服で空港に来るなと非礼を尽くしています。イラクでは過剰な期待の元、黒子に徹し(だからマスコミ報道では大した事をしていないように見えた)「何事も前向きに、焦らず、正直に向き合って」現地での信頼と友好関係の構築に貢献し、任務を果たしています。
集団的自衛権ついて、武器使用を伴う治安維持活動への参加は、現在の法規制下では「現場隊員の負担は相当なもの」として反対していますが、自衛隊はその装備と能力は持っているとして議論する事を提案しています。
政府発表やマスコミ報道では分からない「現場」を知る事が出来る本です。政府発表やマスコミ報道に疑問を持っている方、国連信者や憲法9条派の方には、特にオススメしたい本です。