3月に読んだ本。

3月の読書メーター
読んだ本の数：30冊
読んだページ数：8908ページ

歪み真珠
読了日：03月02日 著者：山尾 悠子
MORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)
読了日：03月03日 著者：ヨン・アイヴィデ リンドクヴィスト
MORSE〈下〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)
ヴァンパイア・ホラーというより、孤独な少年と孤独にならざるを得ないヴァンパイアの少女（？）との痛切な友情の物語として読みました。ヴィルギニアとラッケの関係も切なかった。ラストは『ポーの一族』ぽくて良かった。
読了日：03月04日 著者：ヨン・アイヴィデ リンドクヴィスト
狂った旋律
読了日：03月05日 著者：パオロ マウレンシグ
ビッチマグネット
読みやすかった。語り手である香緒里の、一見変なんだけど、すごくまっとうに生きてる感じが気持ちよかった。
読了日：03月06日 著者：舞城王太郎
ソフィー (創元推理文庫)
読了日：03月07日 著者：ガイ バート
閉じた本 (創元推理文庫)
読了日：03月07日 著者：ギルバート・アデア
古書の来歴
読了日：03月09日 著者：ジェラルディン ブルックス
冷たい肌
一見ホラー的な展開なのだけど、読んでいくうちに、孤島で命の危険にさらされた男の心理がきめ細かく描写された、ただのサスペンスじゃない、とんでもない小説だなと気づく。嫌悪感しか抱けなかった相手が無二の戦友となり、化け物としか思えなかった相手が愛の対象となり・・。いろいろ変化していく、その過程がすごく読ませる。
読了日：03月10日 著者：アルベール・サンチェス ピニョル
ゼロ年代SF傑作選 (ハヤカワ文庫 JA エ 2-1) (ハヤカワ文庫JA)
「地には豊穣」がダントツよかった。戦闘機とミサイルが会話する、とぼけた味わいのある「おれはミサイル」、ゲームの世界と現実が絶妙にリンクした「エキストラ・ラウンド」も好き。一部よく分からない作品もあり、ジェネレーション・ギャップを感じてしまった。あと、「リアル・フィクション」の意味がちょっと分かった気がしてよかった。
読了日：03月10日 著者：S-Fマガジン編集部
お好みの本、入荷しました (桜庭一樹読書日記)
読了日：03月11日 著者：桜庭 一樹
隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
読了日：03月12日 著者：ジャック ケッチャム
文学全集を立ちあげる
読了日：03月12日 著者：丸谷 才一,三浦 雅士,鹿島 茂
未踏の時代 (日本SFを築いた男の回想録) (ハヤカワ文庫JA)
読了日：03月13日 著者：福島 正実
悪魔に食われろ青尾蠅 (Shoeisha・mystery)
読了日：03月15日 著者：ジョン・フランクリン バーディン
セメント・ガーデン (Hayakawa novels)
読了日：03月15日 著者：イアン マキューアン
幽(かすか)
読了日：03月16日 著者：松浦 寿輝
サはサイエンスのサ
読了日：03月17日 著者：鹿野 司
カッコウが鳴くあの一瞬
読了日：03月18日 著者：残雪
タイドランド
読了日：03月19日 著者：ミッチ カリン
止島
読了日：03月19日 著者：小川 国夫
書店はタイムマシーン―桜庭一樹読書日記
読了日：03月20日 著者：桜庭 一樹
蔵書まるごと消失事件 (移動図書館貸出記録1) (創元推理文庫)
・・地味だった。
読了日：03月22日 著者：イアン・サンソム
死都ブリュージュ (岩波文庫)
これは良いなぁ。胸苦しくなるほどの切なさ。・・恋って恐ろしい。
読了日：03月22日 著者：G. ローデンバック
本から引き出された本
数々の名著から引き出された膨大な量の箴言、名言。染みるなぁ。チャイナ・ミエヴィルが入ってたのには驚いた。
読了日：03月24日 著者：マイケル ディルダ
地上で最も巨大な死骸
読了日：03月25日 著者：飯塚 朝美
贖罪〈上〉 (新潮文庫)
読了日：03月26日 著者：イアン マキューアン
贖罪 下巻 (2) (新潮文庫 マ 28-4)
精緻で崇高で圧倒的な物語。贖罪の意味が最後の最後で明らかになる。罪を犯した人間がいて、それが作家だったら・・。忘れられない小説となりそう。
読了日：03月27日 著者：イアン マキューアン
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
読了日：03月28日 著者：伊坂 幸太郎
ボート (新潮クレスト・ブックス)
読了日：03月30日 著者：ナム リー

読書メーター

『古書の来歴』『歪み真珠』『贖罪』『冷たい肌』などなど、良い本にたくさん当たった月でした。