日の隙間
あることを書こうとしたら、まもなく夜の十二時、日付が変わろうとしている。日が変わるときに書きかけていた日記はどちらの日付になるのだろう。わたしはまとめて書くということができず、いつも少しずつ書き足すように更新している。何かをしながら、合間にちょこちょこ書くことも多い。長いものほどその傾向は強くなる。果たしてこれから書かんとしていたことが、長いか短いかはわたしの知ったことではないが、普段通りに継ぎ足し書きをしていると五日になるのは避けられまい。途中で日付が変わるのがどこかやっかいで、あと三十分だけ待つことにした。