常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

It's not the size of the dog in the fight, it's the size of the fight in the dog.

小山本くんが短期の目標を達成しました。しかし,それも通過点に過ぎないので,私自身は淡々と受け止めています。きっと彼もそうだと思います。
よく,田邉ゼミはなぜ凄いのか,何を,どうやっているのだという質問を学内外の人々から受けます。「特段,何もしていません。」というのが私のお決まりの答え。真実はそれぞれの心の中にあるのです。やるもやらないのも学習者たる個々人の心次第なのです。その心を少しばっかり引き出していると言われれば,そうかもしれません。しかし,引き出せない場合が多いのが事実です。現在のゼミ生にも心当たりがある者がごろごろいるはずです。いくらこちらが力んでも,最終的には彼らが自分で心を起こし,行動せねば結果はつきてはきません。「あこがれ症候群」で終わるのが関の山です。ただ,それでもわたしは彼らの心が起きるのを静かに待っています。あきらめることもなく,力むこともなく...。
答えは心の中,"It's not the size of the dog in the fight, it's the size of the fight in the dog."(どんなことでも気持ちが大切だ)。この英語は質問への私の別の答え方でもあります。小山本くん,おめでとう。でも,まだまだだよ。(UG)