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田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

2012-06-16

obverse

スティーブ・ジョブズ氏らが1976年に開発し、「マッキントッシュ」の原型となったコンピューター「アップル1」が15日、ニューヨークサザビーズで競売にかけられました。なんと、予想価格を大きく上回った37万4500ドル(約3000万円)で落札されました。熱狂的なマックファンが落札したのでしょうね。以下はサザビーズのeCatalogueです。

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http://www.sothebys.com/en/catalogues/ecatalogue.html/2012/books-manuscripts-n08864#/r=/en/ecat.fhtml.N08864.html+r.m=/en/ecat.lot.N08864.html/57/

obverseは「(コイン、メダルなどの)表面」という意味です。元々はラテン語で、「見る人(observer)の方へ向けた」("turned or facing toward the observer")という意味で、reverseの反意語です。コイン、メダル稀覯本などの展示会ではよく見られる表現です。

この表現で面白いのは、その比喩的意味で、「真反対反対のもの」を表すことができることです。ありふれた例文では、The party was the obverse of a successful evening.(Weblio)という言い方があります。「パーティーは期待された夜の真反対となった。」つまり「めちゃくちゃ」だったという意味になります。observe、reverse、verboseなどもあわせて確認をしてください。(UG)