常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

eat (away) at

ビルボードで現在1位を獲得しているマックルモア&ライアン・ルイスの"CAN'T HOLD US"の歌詞から表現を拾いたいと思います。

And I'm eating at the beat like you gave a little speed to a great white shark on shark week

eat atは手持ちの辞書には載っていませんでしたが、英辞郎 on the WEBにeat (away) atで「〜の部分を食いちぎる、〜を食いつぶす」「〔少しずつ〜を〕侵食する、減らす」「〔病気などが人の心を〕徐々にむしばむ」「〔罪悪感・負の感情などが〕(人)の中でくすぶる」と載っていました。eat awayは手持ちの辞書にも記載していました。「[自](1)どんどん食べる(2)[…を]侵食する(3)[人を]悩ませる[at] [他][人を]しかる」とあります。
英英も調べてみたところ、eat away atでYOUR DICTIONARYに"Destroy gradually, erode; also, worry one constantly."と載っていました。


"eating at"と"great white shark(ホホジロザメ)"をかけているのでしょうか。
shark weekはアメリカのサメのテレビ番組だそうです。(Wikipedia)


以前Astroriverさんが彼らの大ヒット曲の題名"Thrift Shop"について取り上げていたので、リンクさせていただきます。http://d.hatena.ne.jp/A30/20130410/1365523275

マックルモアの歌詞は心に響きます。特に"SAME LOVE"はすごく考えさせられました。PVもオススメです。
いつか変われることを信じて…


彼らの歌う姿勢が、本当にかっこいいと思います。(Hatahata)