mouthwatering #3
男子テニスのマドリード・オープン準決勝で、錦織圭選手は世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ選手に敗れ、惜しくも決勝進出を逃しました。
Djokovic downs Nishikori to set up final against Murray
MADRID – World No. 1 Novak Djokovic set up a mouthwatering Madrid Masters final showdown against defending champion Andy Murray by seeing off Kei Nishikori 6-3, 7-6 (7-4) on Saturday.
今回取り上げるのは、“mouthwatering”という表現です。この単語をOxford Dictionaries Onlineで調べてみると、“Highly attractive or tempting”と定義されており、また『ジーニアス英和辞典』(大修館書店)では「よだれの出そうな」「とても魅力的な」といった意味が記載されていました。
数々のタイトルを獲得し、現在世界ランク1位に君臨しているジョコビッチ選手にとって、なぜマドリード・オープン決勝が“mouthwatering”であるのか気になったので調べると、彼は2011年の優勝を最後に、4年もの間決勝進出すらできていなかったことが分かりました。したがって、彼にとって今回の決勝が5年ぶりの大会優勝をかけたものであるため、この表現が用いられているのではないかと考えました。(ninetails)