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田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

2019-01-11

好事魔多し

先日先生とお話をしている中で、「好事魔多し」ということわざを耳にしました。この表現を英語でどのように言えば良いのか気になったので、今回はそちらを共有させて頂きます。

まず、このことわざの意味を『広辞苑(第六版)』を使って調べてみると以下のように定義されていました。

「よいこと、うまくいきそうなことには、とかく邪魔がはいりやすいものである。」

次に、この英語を『ウィズダム和英辞典』を使って調べてみたところ、2つ表現が記載されていたため、以下でまとめます。

1.(かっぷを口に持っていく間にもうかつな失敗はたくさん生じる)

There’s many a slip between the cup and the lip.

2.(幸運は平手打ちに出くわす)

  Good luck comes by cuffing.

普段の英語学習の中で和文英訳をする際、先生からもよくご指摘を頂きますが、どうしても日本語からの直訳になってしまい、英語らしい表現を中々書くことができません。一方ことわざというものは、その国や地域の文化や思考が反映されるものであり、日本語から英語に訳すという作業をしようとしても、直訳的に解釈するのでは正しい英語は成り立ちません。

そういう点において、日本語と英語のことわざを比較して勉強することは、同時に文化的背景を学ぶことにつながり、また日本語の単なる直訳で終わらないため、学習者の英語力を高めるきっかけになるのではないかと感じました。(Morihiro)