なんで日本のスラドにはゲームセクションがないんだろう

前々から疑問だったのだが、スラッシュドット日本のセクション(話題のカテゴリ)には「ゲーム」がない。本家にはちゃんと'Games'セクションがあって、かなり頻繁にタレコミがポストされている。一応ゲーム大国のはずの日本のスラドなのに、なぜわざわざ削られたんだろう。

一つ思いつくこととしては、日本ではPCゲームが相当下火であることか。スラドは基本的にPCを駆使するナードのためのサイトだから、コンシューマメインである日本のゲーム界は守備範囲外ということ、かなあ。でも本家はコンシューマ機関連の話題も容赦なくポストされてるしねえ。

ゲームからカットシーンを追放せよ!

せっかくだから本家スラドのゲームセクションから興味深いアーティクルを一つ。

God of WarのクリエータであるDavid Jaffeが、カットシーン(いわゆるゲーム内ムービー)はストーリーをプレイヤーに伝える方法としてはあまり良い方法とは言えないこと、また次のPSP用ゲームでは一切のカットシーンを入れないようにしていることを、ビデオブログで語ったそうだ。

私もカットシーンは嫌いだ。カットシーンはプレイヤーが何の操作もできなくなる時間を増やすからねえ。ストーリーを語るときも可能な限りゲーム内で語って欲しい。まあプレイヤーが好き勝手に動く状態で、ストーリーを確実に伝えるのは難しいのも分かるんだけどね。

最初のコメントで最悪の例としてゼノサーガが挙がっているが、逆にカットシーンをあまり使わずにうまくストーリーを伝えている例はなにがあるんだろう。ThiefやSplinter Cellなどのステルスアクションが一例として挙がっているが、両方ともやったことがないや。

斑鳩レイストーム、MCD版シルフィードなどのシューティングは、少ないカットシーンでうまいことストーリーを伝えているよね。まあ伝えるべきストーリーがRPGなどに比べて圧倒的に少ない、シューティングというゲームの性質によるところがほとんどだが。あとはシルエットミラージュとかのトレジャー製アクションも、ゲーム内でストーリーを語るという点では比較的うまいのかなあ。

肝心なRPGでの例が思いつかんな。なにぶんやったことのあるタイトルが少ないからねえ。カットシーンを使わずにうまいことストーリーを伝えているRPG、なにかいい例ある?