鉛筆について語る。

試験。マークシート形式だし、細かい字も書かない予定なので鉛筆を使用。鉛筆なんて、中1の1学期の頭以来、使ってないわけで。

超定番品。小豆色の鉛筆、と言えばわかるでしょ。滑らかで上品な書き心地だった。発色も良く、軽く書けるので、今回は一番使った。鉛筆買うんだったらこれにしようと思う。シャープ芯も三菱、いいかも。

よくわからないんだけど、シヤチハタが輸入してる分。芯硬度が他よりも硬いせいか、硬く感じた。だけど、発色は良く、軽い書き味だった。

  • Pentel タフペンシルCB6(B)

ぺんてるが出した、数少ない鉛筆のひとつ。現在は絶版と思われるが、当時は結構な高級鉛筆だったんじゃないかと思う。箱の能書きから判断すると、シャープペンで培った技術を活かして作った鉛筆だったらしい。
刻印から判断すると平成9年1月製造。JISマーク入り*1。発色も良く、折れにくそうな感じがした。何か、Ain(シャープ芯)に似た何かを感じた。

今は亡き文房具メーカー、コーリン鉛筆。昔は「トンボ・三菱・コーリン」で「鉛筆御三家」だった。どうやらファンもいたらしい。うちの母親は学生時代、鉛筆はコーリンに決めてたとか。
鉛筆メーカー故に鉛筆に拘りすぎ、シャープペンシル、ボールペンに筆記具の主流が移り、人気が集中しはじめた頃から経営が悪化。最後には悪質な詐欺に合い、平成9年に倒産してしまった模様。ロゴは、三角形のなかに、花王*3の三日月のような顔が入ったマーク。商標は「COLLEEN」。
多分、廉価な製品だと思う。でも仕立ては良い。刻印から判断する限り、平成8年6月製造。コーリン鉛筆としては末期の製品か。JISマーク入り。
これがとても素晴らしい書き心地だった。紙の上を滑るような感触で、発色も最高。個人的には一番気に入った。



鉛筆、意外といいかも知れない。学校でも使ってみようかな。

*1:現在のものには入っていませんが、昔の鉛筆、シャープペン、消しゴムなどには入っていました。

*2:「」も含んだ品名です。

*3:石鹸の会社です。

久々に消耗品以外を購入。

ここ最近に買ったものは、シャープ芯とか糊とか、消耗品ばっかりだった。シャープペンを買ったのは何ヶ月ぶりかな。
買ったのはソニプラ。近所では買えないものを。

赤輪の真実。


rotring Tikky II 0.5


ドイツ製のシャープペンは過去にファーバーカステルprontoを買っただけ。ステッドラーの925系はステッドラーの日本法人が製造したもので、ドイツのステッドラーが作っている製品ではない。
ロットリングのTikkyはネット上で評判が良かったので、いつかは欲しいと思っていた。色は白。前から白いシャープペンが欲しかったもので。これまでに使ってきたのが黒ばっかりで飽きたから。店頭にはパール調の青と黄色もあって、どっちも綺麗な色だったんだけど、このデザインには白が合うような気がした。ちなみに、350円だった。


デザインは実にシンプル。グリップのウネウネが個性的だけど、全体的には直線基調で、パキッと纏まってる。それ故に飽きが来ず、長く親しめそうな感じがする。また、メッキの配し方が絶妙で、真ん中の赤い輪とともに、デザインを巧く引き締めてる。
赤い輪は、ロットリングの象徴。BMWのキドニーグリルのようなもの。「rotring」という言葉は、「赤い輪」という意味。


重心の位置は中心から若干下寄り。長いスリーブとともに、このシャープペンが「製図用」として設計されたものであるということを伺わせる。製図用に慣れた自分にとっては、非常に使いやすい重心の位置。ウネウネのグリップも快適。

過去に使ってきたprontoも925 35もメカの出来がいまいちで、「ドイツのシャープペンはメカが・・・」と思ってきたけど、このTikkyIIは、そこそこしっかりしてると思った。むしろ、出来はS3より良いんじゃないの?というくらい。ノックの感触はすごく重いけど、重厚。「カチッ」という感触が気持ちいい。

明日、最前線に投入してみる予定。

青。


STAEDTLER triplus gel-liner


ステッドラーのイメージカラーは、ロットリングの赤に反して青。Mars Plasticとかもそうだよね。
前々から興味があったので購入。150円。太さは0.3らしいが・・・実際に書いてみると0.5並みに太い。欧米はアルファベットの文化があって、必要性があまりないために細いペンが発達せず、日本は逆に漢字というものがあるために細いペンが発達したわけだが。
ちなみに、日本では「太すぎる」と言われ、あまり売れなかった0.6mmの水性ボールペン「ボールぺんてる」は、欧米では丁度良かったために大ヒットしたことがあった。


書き心地は良い。過去に触れた水性ゲルインキでは、一番滑らかかも。国産で言うと、「ハイブリッド」に近い。黒の発色も良い。ただ、インクの乾きがちょっと遅いのが玉に瑕。

書き心地はいいんだけど、何故か、ペンを垂直に立てて書くと変な音がして、感触も悪い。不良品っぽいから店で交換したい・・・んだけどできないから、ステッドラーに連絡した。


デザインはいいと思う。ダークっぽいシルバーの軸にストライプの模様が入ってるけど、これがちょっぴり未来的で、カッコイイ。三角形の軸も非常に握りやすく、机の上で転がりにくいので良い。ただ、キャップがちょっとはめにくい。


ちなみに今回の写真は夕日の下で撮影したので、こういう色だったりする。