出逢いは突然。
まじめ
まじめ
まじめ
COLT
である。数日前、何故か父親が白い「ニューギャラン」を家に持ってきたりしていたりしている夢を見たこともあったが、まさかこれの前兆だったりして。
この三菱ロゴのステッカーはオーナーが付けたのではないかと思うけど。
友人達と下校途中、通学路沿いで丸テールの旧車っぽい車を見つけた。丸テールでファストバックっぽいデザインだったので、一瞬、「チェリークーペかな」と思ったが、近づいてみてみると、この車。
三菱コルト1000F。現車はライトバン。「Deluxe」というエンブレムがあったが。そばには、オーナーらしき人が茣蓙を敷いて、蚊取り線香を焚き、本を読んでいた。「千葉4」のナンバーから察するに、ワンオーナー。このグリル中央にある大きな三菱エンブレムはオーナーの後付じゃないかと思うが。
友人達がいたので、ちょっと先まで行っちゃったんだが、その後、気になったので引き返し、オーナー(年配の男性)に声をかけてみた。
「突然すみません。素敵な車ですね。写真をちょっと撮らせてもらえますか?」と言ったら、快く承諾していただけた。ついでに、車のことやら戦争のことやら、思い出話も聞けた。
「どれくらい乗られてるんですか?」と聞いたら、もう40年ほど、だとか。趣味とかではなく、実用車として普通に使っている模様。走行距離は「一回りして8万キロ」とのことなので、18万キロか。テールランプ、フェンダーミラー等、部品もストックしてあるんだとか。
実車だが、錆もなく、塗装も艶がある。凄いなぁ。当然、新車当時から乗られている。黒一色の内装には、よくあるようなクッションが敷いてあったりして、普通に天然。渋い、渋すぎるぞ。「ガチャリ」と閉まるドアが印象的だった。鉄板も厚くて、頑丈そうな感じ。
「古い車が好きなんです。何か味がありますよね。」と言ったら「私も古いものが好きでねぇ。色々持ってるんよ。」と、予想外の返答。「時々ここにいるから、また来なよ」とも。
オーナーのM様、ありがとうございました。