2008-01-15
■[アニメ・コミック]これでいいのか「ヤッターマン」
往年のアニメ「ヤッターマン」がついに復活!と、満を持しての第1回を見た。
キャラデザイン、メカデザインなどはかつてのオリジナルを踏襲していて、オールドファンをうならせる演出も随所にかいま見えた。ドロンジョ様といいボヤッキーといいトンズラといい、ドクロベエ様の声といい、つかみはなかなか。
特に、ドロンジョ様の胸がポロリといきそうでいかないところでボヤッキーが「昔はもっと・・・」と一言返すセリフには思わずにやり。3悪人演じるベテラン声優の面々、若干の時の流れの残酷さは見え隠れするものの、テンポといいコンビネーションといい、さすがの職人芸だ。
ただ、気になったのは一方の正義の味方、ヤッターマンのガンちゃんとアイちゃん。ガンちゃんの声の低さには思わず閉口。アイちゃんの性格も、イマドキ風にアレンジしているというべきなのか、何となく違和感を感じてしまう。ベテラン声優の3悪人に対し、あえて若い声優を起用したのはわかるが、もう少し昔のイメージを大事にして欲しかった。
もう一つ、第1回ゆえの、説明を多用しなければならないがための前半パートでのテンポのなさも気になった。「説明しよう!」というナレーターの決まり台詞はヤッターマンを語る上で欠かすことのできない名物の一つだが、使いすぎは野暮というもの。ドクロベエ様の指令を受けて3悪人が出動していくのが後半パートになってからというのはいかがなものか。この辺の流れは最近のアニメ特有のテンポに沿ったものなのかもしれないが、オールドファンとしては抵抗を覚える。早くしろ、と。果たしてこれで1回完結でまとまるのかと(ヤッターマンで「来週に続く」なんてあってはならない)。なんとか、なんとか「今週のびっくりどっきりメカ」も登場して、勝利のポーズと「おしおきだべ〜」で締めてくれたのでホッとはしたが。
それから、いちばん問題なのは音楽。あのオープニングはダメだ。全然ヒーローもののアレンジじゃない!さらにエンディング。全然ダメだ!!ご老体の3悪人に売ったってもらうにはリスクが大きいのは承知だが、やっぱりあのおなじみの歌じゃなきゃ。ましてや全然内容とかけ離れたただの「相乗りヒット狙い」の流行歌など論外である。
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