桀紂屋[ketchu] このページをアンテナに追加 RSSフィード

2004-02-21

Piaキャロカフェの意志を超えるもの

| Piaキャロカフェの意志を超えるものを含むブックマーク

 今日は急に休暇が取れたので、昼ごろに起床。ゆっくりとブランチを取り、ネットを巡回。書きかけの原稿をそろそろ上げねば。とその時、とんでもないものを見つけた。
2月21日〜22日 突発メイドご奉仕DAY×2!!
ご奉仕は、限定食を注文されたお客様には最初の一口を料理を運んできてくれたメイドさんが、ふ〜ふ〜してお口までお運びいたします!

!!

 すごい!Cos-Cha!スク水デーの時は馬鹿にしてゴメン。ホントにゴメン。以前id:AKIYOSHI:20030529にて
客が直面するありとあらゆる煩雑さを厭わずに気分良く食事させる。全て接客はこれに通ずるのである。

と主張した。それの一種の到達点がここに見えたのである。学生時代に酒の席を中心で、のべ数十人に同様のことをさせたことがあるが、これを商売でやる気概を見せるところがあろうとは。これを発見したのが15時。や、もう売り切れか。しかし明日は仕事で行くことは不可能。この方達の反応を見ると次回開催も非常に不安。諦めたら、そこでご奉仕終了ですよ。一抹の不安と希望を胸に、店へ電話。やはりハードルが高いのか、まだ残っているとの答え。さぁ、賽は投げられた。
 しかし急ぎたいのはやまやまだが、ツッコミ相手がいないと、一口目を頬ばった段階で終了してしまう。
W君に電話「今、仕事中。原画運んでるから」
C君に電話「今、仕事中。馬追っかけてる」
I君に電話「16時30分くらいになるけど」「それでは遅い。快速を呼べ」
ご奉仕されるために急いでバイクを飛ばしてアキバへ。分かっている。これはパラドックスなんだ。

 一応、場所は確認してきたものの初めてでは結構分かりづらい場所。入り口で待つこと10分程か。土曜午後なら平均的だろうが、交感神経が張っている私は30fpsで時を感じるので果てしなく長く感じられた。果たしてまだ残っているのだろうか。今、自分より前に並んでいる奴らが、憎い。心から。今日初めて会ったばかりで悪いが、ことの次第によっては只では済まぬぞ。と、心のささくれを立たせて待っていると、この時間からシフトであろうWRが出社し、階段の手すりに服を引っかけるドジッ娘ぶり。注文前から小粋なサービスだ(なぜドジッ娘はヘマをやらかした際、もれなく擬音を発するのだろう)。ちょっと和らぐ。

 入店すると結構ゆったりとした間取り。喫煙席との仕切りがよく解らないが、煙くないということは排煙はしっかりなされてるのだろう。壁のTVにはマリみてのVTR。
 メニューは意外にも豊富な品揃え。メイリッシュよりも多い。本当は見る必要はないのだ。心は決まっているのだから。I君、さっさと決めてくれ。
「ご注文は?」「…こちらを」(ワンペアをフラッシュと言い張るくらいの心地で。)
 ………「あつあつ恋人ホットケーキふ〜ふ〜あ〜んセットですね。かしこまりましたっ!」……間に合った!オーダー通ったッ!
  と、さらに10分の後、到着。おお、先ほどのドジッ娘ではないか。Sさんというのか。ホットケーキ2段重ねに生クリームチョコソース、薄切りバナナにチョコアイスを乗せたものに、ナイフが入る。親指2つ分くらいの切片を切り出し、フォークを刺す。そして口元へ。顔が近づくとボディショップのフレグランスが心地良い。

ふーふーふー

はむ
……あぁ、我が意を得たり。
 実際はアイスの冷気もあり、猫舌の私でも冷ます必要はないものだった。だが、それがなお良い。必要のないことを敢えてやらせることがマスターズマインドをより刺激する。
 I君に指摘されて知ったのだが、このWRは私が飲み込んだ後、小さく両手でガッツポーズをしたそうな。浮かれていて気づかなかったのが口惜しいが、この日この娘の最初のふーふーオーダーが上手くこなせて安心したものだろうと、勝手に解釈しておく。ひとりででき太賞を贈呈したい。よかったシールも進呈だ。

 この後でコーヒーを持ってくる際に注意深く動作を見ると、手の開き方、足の曲げ具合、いずれもキマっている。普通の喫茶店ではありえない、だがメイドWRとして必要な動作をこの子は分かっている。2D的な萌え要素を3Dに必要な部分だけ摘出させた十分な動きだ。丁度、3Dの動作をリミテッドアニメで描写する際に一旦動きのタメを作りそのあとに一気に動かす時間空間のディフォルメするのの逆で、彼女は2D的萌えの動作を3Dに還元している。天賦の才か努力の賜物か、それはどうでもいいことだ。

 いや、いっそのことここは劇場と考えよう。延々とメイド喫茶のシーンを上演していて、舞台と観客が一体となったアングラ演劇だ。我々は同時にエキストラであり、主演だ。徒競走はみんな一等賞。そして今日は、ふーふーのシナリオだったのだ。フラグも立てます。意識せずスーツで行ったのもそういう役柄だったのだ。正直、他のWRには注意を配れなかったが、少なくともSさんだけで十分舞台を形作る能力がある。
 はっきり言えるのは初めて当たったのがこの娘だったのが店にも私にも幸せだったということだ。意外にも普段は適度な価格であるし、メニューも豊富だ。昼食の店を新たに一軒確保したと考えればポイントカードが終了するのも遠い先ではなかろう。

ごちそうさまでした。

yu-kakureyu-kakure 2004/02/22 08:09 きいい、なんで私は今日バイトなの!(泣)

AKIYOSHIAKIYOSHI 2004/02/23 23:05 普通の日でも楽しいと思いますよ。意外なことに女性客もいましたし。もぐっ娘かどうかまでは見てないけど。

yu-kakureyu-kakure 2004/02/23 23:25 ふふ、実はバイト休んで行ってきましたよー(腐) たのしかったです!

AKIYOSHIAKIYOSHI 2004/02/23 23:43 女性視点でのレポを読んでみたいですね。

MetaphoneMetaphone 2004/02/24 00:59 わざわざコメントありがとうございました。「アングラ演劇」というのはかなり正鵠を射ていると思います。今後、自分も常連になろうかしらんw