桀紂屋[ketchu] このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-05-15

画像利用の対比

| 画像利用の対比を含むブックマーク

創聖のアクエリオン』が、blogサイト用に本編などの画像提供を始めた。公式ページからの会員登録した人が利用できるサービスだ。詳細は以下。http://www.so-net.ne.jp/aquarion/event/

一方、ガンダムSeed Destiny、以下にアクセスをすると

IPを記録しました。

不正な処理の場合は法的に処理される可能性がありますのでご了承ください。

403 直リンは禁止のはずだ!(アスランの画像

サイト上のキャラクター、ロゴ、マーク等の画像は著作物となります。

各ページに掲載の記事・写真の一切の転用・加工・直接の引用等を禁止します。

営利・非営利、個人・団体・企業問わず、当作品のキャラクター、場面 写真または動画・音声等の著作物を、無断使用する事をいっさい認めておりません。

http://mbs.jp/gundamseed-d/story/

と、表示される。

(注)2005.5.16 削除された模様。当時の様子はid:YUYUKOALA:20050514 で見ることができる。

昨今のネット常識直リンを禁止するとは大変珍しい表明だ。しかもこのアドレスで、画像の無断使用と関連づけるのはかなり無理があると思える。IP記録とあるが、毎日放送プライバシーポリシーhttp://mbs.jp/mbs/kojin-j/ にある

2 皆様に個人情報の提供をお願いするときは、その利用目的をできる限り具体的に明らかにし、その目的に必要な範囲内で、適正な方法により行います。

これと対応しているのだろうか?

現段階でキャプチャサイト訴訟を起こされたという話は聞いたことがないが、もしなされた場合、著作権法32条

引用

第三十二条  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道批評研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

についてはどういった判断が示されるのだろうか?アクエリオンの場合、上記の策がひとつのエクスキューズになるかもしれない。

ちなみに、アニメの法的には作画1枚にしても、その絵自体についてはそれを描いた人に著作権があり、(訂正、後述)制作会社は著作財産権に関する契約を行う。動画のグロス出しについても包括契約を行っている(はず)。

ところで、上記の2作品の対比は、CCCDiTunesの構図にとてもよく似ている気がする。

かたや強硬な姿勢、かたや懐柔策。直近のPCネット事情でどちらが勝者となったかは言うまでもない。

「損をして得を取る」という諺がある通り。



2005.5.16追記 上記について

http://www.otsune.com/diary/2005/05/16.html よりご指摘。たしかに著作権法15条に

(職務上作成する著作物の著作者)

第十五条 法人その他使用者(以下この条において「法人等」という。)の発意に基づきその法人等の業務に従事する者が職務上作成する著作物(プログラムの著作物を除く。)で、その法人等が自己の著作の名義の下に公表するものの著作者は、その作成の時における契約、勤務規則その他に別段の定めがない限り、その法人等とする。

と、ありますね。訂正させて頂きます。上記の話は某製作社の人から聞いたのだが、勘違いしてたか。

また、結城信輝氏は修正原画集同人誌で作る*1契約を結んでいるようだ。(3行目の「別段の定め」による)

*1:エスカフローネ、ヒートガイJをこれまでに発行している