考え事をするには単純作業が一番

てな感じで今は地味にキャラの抜き抜き加工を行っております。
皆さんにはご心配掛けたようで申し訳ありません。でもこの件に関しては
以前から今までずっと考えている事で、いつか書いてみようと思った文章なので
あまり気にしないでもらっても大丈夫です。
とりあえず次の戦国アイマスの内容はそういう内容じゃないので良かった(?)のです。

ただいま迷走mind中につき

24話をきっかけに色々と考えなければいけない気がします。
真のことを「殺人鬼」「明らかに人殺してるアイドル」とコメントをいただきました。
うーん、でも真が"直接人に手を下した"表現はないですよね?
自分ではいつも通りの脚本で、明らかに殺してるというなら17話の春香のほうが
直接的な気がするのです。
言ってしまえば、3話の北条家と武田家が攻めてきたときから
事実としてはそうなのですから、その辺はアイマス架空戦記界隈での
"割り切って見て見ぬふり"をしてくださっているのかと思っていたのですが……。
まあ、制作者自身が割り切れてないのに視聴者に割り切れ
と言うほうが無理な話かもしれないのですがw


真が合戦中に長台詞を喋るのですが、一番最初のプロットでは敵に単騎で突っ込みながら
喋るというものでした。でもこれだと"直接人に手を下す"表現になってしまう。
なのでこのシーンはあのような形に変わったのですが、
(戦闘中に長台詞するなというご指摘はごもっともです)
これは杞憂だったのかというかなんというか。


これが仮にタイムスリップ物でなく、最初からその時代にいた設定なら通用するのか
と考えたときやはり通用しないのではないかと思います。


真には春香のような葛藤がないというのは自分の反省すべき点で、
このエピソード自体をもっと前にやっておくべきですし、真の「みんな
(この場合、真の感情ではアイドルだけではなく戦国時代のみんなになってしまっている)
を守るために戦っている」というのをもっと強く押し出すべきだったのではと思います。
でも葛藤すれば人を殺していいんですか? それは違うと思いますが。


以前から悩んでいて、いつかはぶち当たる壁だろうと思っていたのですが、
自分でもそのバランス感覚が視聴者の方と違っていることを痛感します。
アイドルは人を殺してはいけない。
でもその時代の武将、言うなれば殺人者と楽しそうに会話をするのはいい。
合戦では兵士数という数字の減らし合いをしているが、
その結果から友情や繋がりや信頼のドラマが発生する。
うーん、なんというかアイマス架空戦記って「暖かい血だけが流れていて、冷たい血は流れていない」
ような気がするのは私だけですか?
戦国時代や三国志ってどう捕えればいいのでしょうか?
人を殺すアイドルなんて誰も見たくないという話は分かります。
だったらアイドル達はその時代で何をしているんですか?
……ここまで言ってしまうと、もはやこのジャンルにおいてのタブーというやつですね。反省します。
とは言え、ほぼすべてがそのような架空戦記で、さらに視聴者の方も違和感を
感じていないようなので、間違っているのは私でしょう。
戦ったりしない架空戦記が一番いいのではないかなんて考えたりします。


ここで勘違いして欲しくないのは、
そういった表現をする人間はアイドルのことを好きじゃないのか?と思われることです。
好きだからこそ、ゲームのキャラでなく人間としてその時代に飛び込んだと考え、
どの様な行動をするのか真剣に考えたい。
原作の表現内でのフォーマット通りの行動をするなら、それは原作をやればいいだけの話ですから。


とまあ正直自分は何を作りたいのかわけがわからなくなっております。
色々と真剣に考える時が来たのかもしれませんね。答えが出そうにありませんが。


余談ですが、今日健康診断に行ったら看護婦さんが若林神に似た美人さんだった。
その人に血を抜かれたZE!