オレたちのカキ焼家@太良町

AND2005-12-11

長崎県側から国道207号線有明海沿いに北上し、佐賀県太良町に入ると「カキ焼き」の看板がずらっと並ぶ。人呼んで「たらカキ焼き海道」つうか自分で言ってるのか。まずビニール袋にぎっしり詰まった活きた牡蠣(地物は1キロ1000円程度から)を買い、火を起こして殻ごと網焼き。殻の隙間から汁が出てきたら殻を開いて好みの焼き具合でいただく。海の塩味があるので味付けの必要もなし。丸々と太った牡蠣のなんとプリプリな事よ。臭みなんか全くなし。美味すぎ。

こういう食べ方は初めてだけど、もはやオイスターバーで1個400円の牡蠣なんか二度と食う気がしないかもね。まああれも美味いことは美味いんだけど。
他にも帆立貝やヒオウギ貝などもあり。1個200円程度。

そしてこの辺り最大の特産品は蟹。いわゆるワタリガニだがこの辺で取れるものは竹崎ガニと呼ばれワタリガニ界のブランド品。大きさによって1匹1000円から3000円程度。

大きいものはワタリガニとは思えないくらいの大きさ。ゆでるのが普通なんだろうけどここではやはりアルミホイルで包んで蒸し焼きに。

オレンジ色の内子がもう最高…。うーんやっぱり有明海もたまらん…。

このあたりにはカキ焼き小屋がずらっと並んでいるがここは日帰り温泉もある旅館に併設されているので飲んでしまってもゆっくり温泉に浸かって醒まして帰れるのがポイント高し。牡蠣の身が大きくて驚いたが2月くらいにはもっと大きくなるらしい。今シーズン中にもう一度行きたいぞ〜。

餃子会館@武雄

北関東のとある高校に通っていたころ、近くに「ホワイト餃子」という店があり丸々とした小さい肉まんみたいな形の独特の餃子で地元ではかなり人気だった。部活帰りや試験の後などに当時の仲間とよく行っていたものだ。それから10年くらいたって「ホワイト餃子」というのが千葉県の野田市に本店があるフランチャイズ?チェーンであることを知った。到底フランチャイズとは思えないような店だったのでかなりびっくり。しかもこれがなぜか全国に支店がぽつぽつと脈絡も無く点在する不思議なチェーン。近くに店が無くてなかなか行く機会が無かった。
http://www.white-gyouza.co.jp/index.htm
で最近ふと思いついて調べてみたら佐賀県の武雄に「技術提携店」という位置づけの「餃子会館」という店があるらしい。これは行ってみなければとカキ焼き帰りに武雄へ。


20年以上も対面していなかったホワイト餃子だけに細かいところの記憶はかなりあいまいだが、見た目は確かにこれ。三日月ではなく楕円形の俵型。まずは茹でて火を通してから多めの油で半分揚げたような感じ。中身は野菜が多めでニンニクもたっぷり。博多の鉄鍋餃子にちょっと近いがあそこまで焼き目を付けずにふっくらした皮の感じがちょっと独特。高校時代通ったあの店からは千数百キロ離れているけどかなり懐かしい味でありました。
店内には近くの高校の生徒の寄せ書き色紙がずらっと。少なくともここでも近くの高校生に愛されている店であることだけは間違いなさそうです。

ホワイト餃子は餃子専門だったがここはラーメンもあり。佐賀らしい純白スープにストレートのやや太麺という感じのルックスだったが餃子食べ過ぎてラーメンは断念…。