和さ田@杷木

本日はうきは市うどん屋「井戸」を目指したのだが時間を読み違えてえらく早く着いてしまった。1時間も待つのはつらいと井戸のうどんはまたの機会と言う事ににしてあてもなく日田方面に向かう事に。場合によってはまた戻ってくれば良いしね。
えらく腹が減っていることもあって道端に見かける「十割そば」という看板が何とも気になる。三度目に見てたまらずそっちにハンドルを。

386号線から細い道をしばらく入っていくと「地鶏と十割そば 和さ田」に到着。築70年とのことだが古民家と言うより最近まで普通に住んでいたような立派なお屋敷。
この手の蕎麦屋によくあるように前菜の付いたセットメニューが中心だが単品もあるので1000円の盛りそばといく。

量はそこそこ、色はやや白め。十割のわりにはコシとのど越しは抜群。そばつゆは思いも寄らぬ辛い汁でかなり東京っぽいイメージ。しかし蕎麦の味と香りが薄いのが何とも惜しまれる。これってタイミングかなあ?蕎麦屋は一度じゃわからないので、近くに来たらもう一回トライしてもいいかもね。地鶏も結構美味そうだった…
和さ田 0946-62-2288 福岡県朝倉市杷木林田1125-3

求福軒@日田

日田と言えばパリパリに焼いた独特の焼きそばが名物。博多の想夫恋に行って以来日田の焼きそばが気になっていたのだ。
あんまり情報も無いので想夫恋本店のすぐ近くにある求福軒に行ってみる。想夫恋の隣でやって行けるならそれなりの物が出て来るでしょう?

店の表のテントにはラーメン、焼きそばが併記。やはりあくまでラーメン屋で焼きそばはそれに次ぐ位置づけらしい。茹で釜の横には焼きそば専用の鉄板が。焼きそば600円ラーメン500円と意外に高い値付け。久留米の後だけに余計そう思うのかな。

パリパリ感はそれほどでもなくやや普通の焼きそばに近い感じだが、やはり茹でたて麺の焼きそばだけあってなかなかに美味い。味は結構甘目で濃い目。ひょっとしたらご飯と一緒に食べるものなのか?客がそれほど居ない割に忙しそうなのは出前があるから。家庭で焼きそばの出前を取るというのもこの辺では当たり前のよう。ラーメンよりものびなくて良いわな。

三久@日田

ゴールデンウィークの下見も兼ねているので天領日田の古い町並みやら日田祇園山鉾会館やらをしばし見学。

日田の山鉾は博多の飾り山をもっと立体的にした感じでなかなか立派。この祭りも一見の価値はありそう。
さてそしてもう一軒と今度は三久という店に向かう。

ここも当然のごとく看板には「焼きそばラーメン」。値段も求福軒と同じく600円と500円。これは日田ラーメン屋業界のカルテル価格なのか?50円増しの生玉子乗せというのに惹かれてそれを。

楕円形の皿の形は想夫恋を含めてみんな一緒。店名と電話番号が入っているのも同じですな。やっぱり出前仕様か。
こちらの方が求福軒よりも野菜が多め。味は結構あっさり目。玉子を絡めるとこりゃウマイです。麺も一本づつ焼いてあるかのようにパリパリ。モヤシのシャキシャキの食感とも相まって何とも面白い。最後にはアゴが疲れるほどの食べ応え。最近の子供はアゴが弱いと聞くが日田の子供にはそんな事無縁かも。
日田の焼きそば、やっぱり面白い。また今度別の店も試してみたいぞ。