変な姉妹

蕎麦屋で一杯飲んでいたら、小学生くらいのおもしろい姉妹を見かけた、家族連れの四人組である。
カウンターに向かっていたのだが、左側のテーブル席に座っている。時々会話が聞こえてくる。
それがいちいち、面白かった。
話の流れが分からないが、その女の子が(お姉さんか妹さんか分からないが)
「宇宙に魔法よかかれ!」
と唱えた。
蕎麦屋でそれはスケールがでかい。
なんだかこれを思い出した。

こういう飛び方を忘れてはならんな、と思わされた。
あと妹さんの方が、親に「好きな物はなあに?」と聞かれて、
「かけがえのない、この命」とか言ってた。
なんなんだ、この子らは。
そうして食事が一段落したら、姉妹は席を立って意味のわからない不思議な踊りをおどりはじめ、私のMPを吸い取る。
こんな娘がいたら人生楽しいだろうなー。

そういう感じの最近とか

 なんかもう、限界人生が編集者の検閲が凄くて、炎上の種になるから変なこと書くなとか、本音言うとやめてほしいとか、そういう感じな無情の世界どういう世紀末なのかしらってので、これからはここでゲロ吐くことにします。うばああああああっ、乳母あああああああああああ。
 まあ、文学賞を取ると周りが騒ぐわけで、四日連続で友達や後輩と飲んで、そのうちの三日はもう徹夜で、そのまま五日目に編集さんと飲んで、もう限界だ、つって明後日はまた本社でいんたびうなんだけど今日は実家帰ろう、ジャケットもおきっぱだし。って感じで今日帰るから、と母親にメールしたら、「今日は私の誕生日だから飲むわよ!」とのこと。なんだとおおおおおっ。さらには「ママもやっと25歳だわ(バンザーイ)」などという、相変わらずの不治の病ぶり。ああ。何言ってるのかわかんねえよ。