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2009-11-19 究極の一人称物語体験「Call of Duty モダンウォーフェア2」 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

おひさしぶりです。

「コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア2」(COD MW2)というゲームクリアしました。

Xbox360版。

いわゆるFPSという、欧米で大人気の、兵隊さんになって鉄砲で敵をころしまくるゲームです。

実はこのゲーム世界一売れたゲームソフトっていうか、映画を超える記録を作ったりして、とにかくすごいらしいです。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2665691/4931843

11月19日 AFP】10日に海外で発売されたビデオゲーム「コールオブデューティ モダン・ウォーフェア2(Call of Duty: Modern Warfare 2、MW2)」が発売後5日で5億5000万ドル(約490億円)を売り上げ、エンターテインメント商品の売上記録を塗り替えた。

「MW2」は、『ハリー・ポッターと謎のプリンスHarry Potter and The Half-Blood Prince)』が記録した公開後5日間の映画興行収入の最高記録3億9400万ドル(約350億円)を超えたほか、ビデオゲームの発売後5日間の記録としては「グランドセフトオート4(Grand Theft Auto IV)」の5億ドル(約445億円)という記録も破った。 

 先週アクティビジョン・ブリザードは、初日に米国英国だけで470万本を販売し、金額にしてエンターテインメント関連では史上最高となる3億1000万ドル(約280億円)を売り上げたと発表されていた。

でもまあ、日本じゃたいして売れないでしょう。12月10日発売ですが。

ななんと、私が住んでるセブ島でも(日本以外の)発売日の2日後ぐらいの11月12日には店頭に並んだんですね。

で、さっそく購入して、毎日1時間ぐらいずつやって1人用モードクリア

オンライン対戦もすごく面白いらしいんですけど、ハマると時間なくなるのであえて一切やりません)

さて、「オレとコール・オブ・デューティ」という話をしますよ。

もともとは、私がXbox360を「エースコンバット6」をやるために買ったことから始まります。

他にもリアル映像が楽しめるゲームをやりたかったので、何か探しました。

SFものとかモンスターと戦うのはあまり興味がないので、XBOXの人気シリーズHALO」「ギアーズ・オブ・ウォー」「ロストプラネット」とかは全部パス

本当は「メタルギアソリッド4」がやりたかったんですけど、それはPS3だけだったので、その代用品として目をつけたのが、同じく戦争物だった前作「コール・オブ・デューティ4 モダン・ウォーフェア」だったのです。

ちょうど、ある方がmixiで絶賛していたんですよ。

で、購入。

FPSPS2で「メダル・オブ・オナー」シリーズを少しだけやっていたぐらいで、基本的に苦手ですし、マウスでやるゲームだと思っていたので、クリアできるか心配だったんですが、やってみて、

そのストーリーテリング手法に衝撃を受けました。

FPSなので、てっきり敵を殺しまくってクリアするだけのゲームかと思ってたんですよ。

と、思ったら、素晴らしい演出力で、まさに「プレイする映画」という感じでした。

とにかく展開がドラマチック。

もう1面からすごいんですよ。

特殊部隊が、ヘリで敵の船に侵入。

敵の船を制圧したと思ったら、爆発して、早く脱出しないと船が沈没する! っていう映画でおなじみの展開。

走れ走れ! 脱出用ヘリにジャンプ! と、思ったらちょっと距離が足りなくて、落ちるー! と思ったら、

頼りになる上官が手を伸してくれて、間一髪で助かった!

みたいな↓。そんなシーンの目白押しゲーム

D

(これ、デモムービーじゃなくて、全部プレイヤーが操作してます。でも画質悪いですね、この動画。白飛びしすぎ)

でもって、このゲームは、FPSファースト・パーソン・シューター一人称視点シューティングゲーム)であることにすごくこだわっている。

つまり、すべては一人称視点でプレイヤーが目撃するんですね。

視点が変わったり、カット割りがなされたりとかは(面またぎの演出以外)しない。

上述の1面は、実はアバンタイトルというやつで、その後で映画風のスタッフクレジットのオープニングシーンなんです。

それが、中東某国の大統領テロリストにつかまって、中東の町中を車でひきまわされるというシーン。

プレイヤーは、その大統領の目になって、街を見ます。

ちょうどタイミング良く、走っていくテロリスト兵士やら、銃殺刑やら、強盗やら、走っていく軍用車両やら、飛んでいくヘリやらが見えるんですね。(視線操作も可能)

めっちゃリアルなんだけど、あくまでプレイヤー一人称視点で目撃するようになってる。

そして、そのシークエンスの終わりで、大統領(=プレイヤー)はテロリストリーダーに銃を突きつけられて、処刑されてしまうのです。

ここまで、ずっと一人称ワンカット

ワンカット長回しの「ER」を最初に見たとき以来の感動ですよ。

うっかり「クローバーフィールド」とか作っちゃった人は、このゲーム見て反省してほしいところですね。

D

Youtubeだと小さくて街の様子はよくわかりませんなー。ハイビジョンテレビだとよく見えますよ)

で、そのテロリストリーダーをやっつけるのが目的になるのです。

前作なので、さらにネタバレいっちゃいますよ。

COD4の主人公は、主に英国特殊部隊と、米軍の人の2人。

途中、回想シーンになってゴーストタウンになったチェルノブイリで戦ったりとか、湾岸戦争で有名になった、C-130という飛行機から地上の歩兵を無慈悲に殺しまくるシーンがあったり、まあいろいろ恐ろしいシーンがあるのですが。

やっぱり白眉は核爆発シーンなんですね。

これにいたる演出がすごい。

まずはヘリの機関砲手になって、ヘリの上から中東の街にいる敵をダダダダっとやっつけます。

そのうち、味方のヘリが打ち落とされます。そう、映画ブラックホークダウン」状態!

で、その墜落したヘリに乗っていたおねーさん(女性兵士)を助けに行くんですね。

敵の銃撃をくぐり抜け、やっと助けてヘリに乗せて、ヘリが離陸。

助かった! と思ったら大爆発。

敵は核を使ったのです。

で、この演出はど派手。

でも本当にすごいと思ったのは、次の面「アフターマス」。

核爆発によって墜落したヘリの中で目が覚めた主人公は、必死の思いでヘリから這い出ます。(プレイヤーの操作)

そして、核爆発の直後の惨状を目の当たりにするのです。そう、一人称視点で。

そのままその主人公は息絶えます。

「アフターマス」は、ただ「核爆発後の風景を見て、息絶える」だけの「面」なのです!(キリッ)

D

そして面またぎ演出になって、「(主人公名) KIA」と出て、次の面へ。

KIAは、Killed in actionの略で、「戦死」という意味

次の面では、もう一人の主人公が活躍します。

さっきの大統領に続き、またもやプレイヤー一人称による死を体験させられるんですね。

演出によって。

プレイヤーが死を一人称で体験するだけの面」ってのが2つもあるわけです。

これはすごい。

さて、その後に出たシリーズ作の「コール・オブ・デューティ ワールド・アット・ウォー」もやりました。

これは第二次大戦もので、米軍ソ連軍を交互に操作します。

ソ連軍の敵はナチスドイツで、米軍の敵は日本軍

日本軍を殺しまくったりしますし、沖縄戦になって、米軍エンディング首里城を爆撃によって破壊! っていうシナリオのためでしょう、日本では発売されませんでした。

こちらも、CODシリーズの演出は健在で、大いに楽しめました。

ソ連軍編が燃えます。最後の演出が、ナチスの旗をおろして、ソ連の旗を上げろ、ってとこなんですが、ソ連の旗を上げようとすると、物陰に隠れていたドイツ兵が襲ってきて、殺される! っと思ったそのとき・・・・

みたいな。

英語ですが、Xbox360輸入盤日本の本体でできるようなので、ぜひ。

で、前置きが長くなりましたが、そんなシリーズの最新作、

「コール・オブ・デューティ モダンウォーフェア2」ですよ。

これも上述のように、一人称であることを最優先にして、プレイヤー映画のような体験をさせ、目撃させるようにしています。

日本未発売なのでネタバレは避けますが、やっぱり前作のように、一人称であるからこそ、の演出があって心が震えました。

(まあ前作の方がインパクトありましたけどねー)

どうてことないネタバレをすると、ミサイルICBM?)が大気圏外(?)を飛ぶシーンがあるんですね。

そのとき、プレイヤー宇宙飛行士としてそれを目撃します。(宇宙飛行士の出番はそこだけ。別に宇宙で戦いになるとかじゃないです)

あー、やっぱり一人称視点にこだわってるんだなーと感動。

わかってるぜ、こいつら。(←作ってる人)

ああ、素晴らしきFPS演出職人よ。

あと、細かいことを言うと、前作のC-130とか今作の無人機プレデターとかの機械の目を通した無慈悲な一人称視点というのも、よい対比になっています。

前作より今回の方が、アクション映画っぽいかな。カーチェイス的なシーンが増えてますし。

今回、テロリストロシア空港民間人を殺しまくるシーンが物議をかもしたりしています。

http://www.kotaku.jp/2009/11/mw2_foxnews.html

これ、主人公はCIA工作員で、テロリスト集団に潜入してたら、空港テロに巻き込まれた、みたいな設定。

でも、主人公も民間人を殺しまくれます。

これは前作でいう核爆発のような、話題作りを狙ったんでしょうねー。

でもまあ、やっぱり一人称視点ということにこだわって敵のテロを描こうとすると、こうするしか仕方がないんですよね。

(まあ、テロ鎮圧部隊がプレイヤーでも成立するとは思いますけど)

他にも、米国人なら大ショックなシーンもあります。

アメリカに住んでたことあったら、もうちょっとショッキングさが増してただろうなあ。

私はアメリカ本土行ったことないので。

しかし前作の核爆発、今作の××での戦いと、出し惜しみしなさすぎ。

「3」はどうするんだ? さすがにネタが尽きるんでは?

世界観リセットしないとどうにもならないような。

ところで、このシリーズのもうひとついいところは、仲間の兵士達がひじょうにプロっぽい動きをするところです。

難易度ベリーイージーにすると、私のような下手ゲーマーでも、ストレスなく進めます。

味方が敵をあらかたかたづけてくれたり、味方の後をついていけばいいので、迷いません。

とにかく私は、「ストレスなく映画の主人公になったような体験をしたいんだー」「やりなおしとか、やりこみをする時間もったいないんだー」という感じなので、ひじょうにありがたい。

ま、とにかく物語体験メディア現在、という意味ではもっともよくできたもののひとつであることは間違いないと思います。

お金かけてこういう超一級のゲームが作れる欧米って羨ましいですね。

前作が安くなったので、まずは前作からやってほしいです。(話も続いていますし)

PS3Xbox360を今後手に入れることがありましたら、試しにやってみてください。

PS3

コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア

コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア

コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2

コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2

Xbox360

コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア

コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア

コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2

コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2

ちなみに、ゲームの「007/慰めの報酬」は、「COD4」のエンジンを利用しているとのことで、操作が同じで、COD4の続編シナリオ感覚で遊べます。

(左スティックを押し込んでダッシュとか気持ちいい)

007/慰めの報酬

007/慰めの報酬

007/慰めの報酬

007/慰めの報酬

でも、「物陰に隠れる」という動作が追加されていて、そのときは三人称視点になって、映画そっくりのダニエル・クレイグが見れるようになっています。

やっぱり映画ヒーローは画面に映らないとねー。

この辺の判断、上手いなあ。

実はPS3本体も最近買いました。

映画体験ゲームとして海外で大評判の「アンチャーテッド2」もこの後やります。楽しみー。

メタルギアソリッド4」(いまさらですが)とか、ま、その辺の話はまた今度。

HALO」も1〜3日本で買ってきたので、そのうち時間ができたらやります。(来年かな?)