ハバネロフォカッチャ


http://www.mos.co.jp/spotlight/041220/focaccia.html
辛いモノは苦手だ。私は甘党の酒好きなのだ。
でも、食べてみたい。ハバネロというのは
最近流行りの「世界一辛い唐辛子」だ。
心の中で思う。「世界一辛い唐辛子vs甘党の酒好き」!!
どう見積もっても負けそうな感じだ。
 
注文時点で店員に脅された。
「コレ、本当に辛いので・・・大丈夫ですか?」
オイオイ、店員は売るのが仕事ぢゃあないのか?!(笑)
カウンターの広告にも「お子様、辛いものが苦手な方はお控え下さい」なんて
後付けのシールで書いてあるのだ。ただ事じゃあない。
多分、この店員はこの商品を売るコトに疑問すら感じているのでは
なかろうか?
 
すこし緊張して、そのまま注文した。
レジのオバちゃんも気の毒そうな顔をしている。
すまねぇ、オバちゃん。アンタァ、一つも悪くねぇヨ。
漢にゃあ往かなきゃあならねぇ時があるんだ。
止めてくれるな。
そんな気分なのである。
 
さて、商品が来た。

まぁ、ぶっちゃけ去年も食ったフェイスだ。
見た目はバーベキューフォカッチャの中央に「何か赤いもの」が
乗っかっているだけなのだ。
コイツが曲者に違いないのだが・・・。
 
早速、端っこにかみつく。熱い。フツーに熱いのですこしポテトやオニオンを
かじって冷めるのをまった。そして再挑戦。(がぁぶり
・・・・。イタイ。なんかイタイ。そして「鈍い辛さ」
この表現は間違っていないと思う。何か分からない味だ。
三十秒ほどたった頃に、その鈍い辛さがどんどん膨らんできて
一瞬の辛さの次に痛さに変わった。
 
7分ほど、他の客に自分の驚きと焦りを見せないよう(店員には既にバレていただろう。)、汗を拭いたり飲み物の氷を舐めて過ごした。
本当に、今まで辛いと言っていたモノが本当の辛さなのか?
それすら心配になるくらい辛・・いや、痛かった。
これは毒に違いない。LOVE IS POISONなんて言ってられない辛さ。
 
今期・・いや、来年同じ物が出ても。二度と、注文はしないだろう。
しかもコレを最初に食べてしまったために、その後何を食べても痛くて熱かった。と、いうことを追記しておく。
私が甘党であるコトを抜きにしても。本気でお勧めできない商品だ。
みんな、モスの商品で初めて言う。「やめとけ」