2012-05-06
夜は長くない展
マスタリングエンジニアとして関わっている映画、"Not Long At Night"の展覧会が、始まりました。場所は、熊本のつなぎ美術館で、美術とのコラボレーションの展示会が行われます。
熊本の方、7/16までなので、是非お立ち寄り下さい。
なんと、入場無料です!!
最新のトレイラーから私は関わらせていただいたんですが、
http://not-long-at-night.com/trailer/
さて、私の役割は、マスタリングエンジニアなのですが、まず、監督より、音楽と音声ファイルが送られてきました。
音楽は、バークリーの先輩である志蛾慶香さんhttp://www.keikoshiga.com/によるしっとりとした曲でした。これから何かがはじまりそうな、そんな感じの曲でした。
音楽ファイルの方は、いつもと作業はあまり変わらないんですが、音量が低い状態では目立たなかったわずかなノイズが、音圧をあげることで目立ってしまったので、ちょっとしたノイズ処理で、そのデメリットを解決すると共に、クリアに仕上がりました。
音声ファイルの方は、外ロケ録音によるノイズ処理を依頼された為、それを行うことによって、台詞がよりクリアに聴こえるようにしました。また、もらったファイルの男性の声と女性の声を聞き比べると、男性の声の録音状態はすごくよかったのですが、女性の声に比べて野太く、目立って聴こえてしまったので、そのレベル合わせのEQ処理、VolumeをAutomationで細かく書いて行く、などの作業を請け負いました。
文字にして書くと一体何をやったのか、元の音声ファイルを公開しない限りはわかりにくい作業ですが、自分の作業を皆さんに喜んでいたいだいたことがとても嬉しかったですし、自分は全く台本を読んでいないのですが、とても興味深いトレイラーで、楽しく作業をさせていただきました。
作業が終わった後、NYへ行ったのですが、VFXを担当されている立石和也さんがちょうどたの仕事でNYに来られて、短い時間でしたがなんとか時間を作り、急遽お会いすることになりました。いろいろと興味深いお話を聞いたのですが、まだ、映画が公開される前なので、その内容については今は書かないでおきます(笑)。
音楽担当の志蛾さんとどういった繋がりだったかということを少しお話ししたのですが、実を言うと、志蛾さんがボストンに住んでいらっしゃるとき、私は、志蛾さんのルームメイトと呑むために志蛾さんのお宅に半年に一回くらい出入りしていて、朝まで呑み明かしていたというのが事実だったのですが(苦笑)
九州地区の皆さん、是非、つなぎ美術館へお立ち寄り下さい。
2012-04-30
Atsushi Asadaアルバム
今年、一番楽しみにしていた仕事の一つがあります。
バークリーの同学科の先輩であり、現在、Unprivateという制作会社でCMの曲など幅広い分野で活躍しているAtsushi Asada君の1st Album, "Positive Tone"にマスタリングエンジニアとして関わらせて頂いたのですが、なんと、i Tunesで発売初日に、ダンスアルバムでRanking17位を獲得しました!!!!現在も iTunes のダンスコーナーで、注目作品としてピックアップされています。
とても素敵なジャケットです。
このアルバムは、Atsushi君が、2年半も前から作り始め、彼の音楽への熱い想い、そして、最高の音を追求し続ける姿勢がいっぱいに詰まったアルバムです。なんと、リミックスも含め、15 tracksも収録されている!!
その最後の大事なプロセスであり、自分が最も好きな仕事であるマスタリングに指名して頂いて、本当に、本当に光栄です。共に、同じ学校でお世話になり、頑張って来た最高の仲間です。
Sound Cloudの最初の3曲が、アルバムに収録されている曲です。是非、聴いて欲しい。
http://soundcloud.com/atsushiasada/tracks
CDは全国ツタヤ、タワレコ等のCD販売店、そして、Amazonやタワレコオンラインでも入手可能です。なかなか仕入れてもらえず在庫不足になっている事もありますが、気長に待ってあげてくださいね。
タワレコオンライン
2012-03-21
Sing For Japan Vol.1がランキング1位です
先行発売されたe-onkyo musicでランキング一位!!
ご購入頂いた皆様ありがとうです。
http://music.e-onkyo.com/goods/detail.asp?artist=Jeremy+Scott+Ragsdale
音楽家として、音楽が気に入ってもらえたらというのも
もちろんなのですが、
この企画の内容にも是非興味をもって頂ければ
と思います。
この企画は、復興が終わるまで毎年、長期的に続けて
行くプロジェクトです。
資金はゼロ。関わったミュージシャン、エンジニア、
ビデオ撮影者、編集者、
全てがボランティアです。
勿論、スタジオレントのコストも無料。
沢山の方の協力のもと、行われました。
スタジオM-worksの
協力のもと、関わる事ができました。
どうか、少しでも目に留めていただけるとありがたいです。
http://sfj.studio-tau.com/JP/Sing_for_Japan__Japanese/Welcome.html
願っています。
アメリカでも、CD Baby, iTunesで発売開始になりました。
CD発売もまもなく行われる予定です。
2012-03-14
Sing For Japan Vol.1 日本先行発売です
ビザの事もあり、国外に出る事が色々難しかった為、何か
するとしても何をしたらいいのだろうかと。
音楽以外にも機会があれば参加したのですが、
やはり、音楽分野で何か関われたという事はとても
栄誉な事であります。
この企画、Sing For Japanは、主催者の土屋荘太さんが、
震災後すぐに呼びかけを始め、約1年がかりで完成しました。
バークリーの若い才能、100アーティストが参加した
コラボレーションアルバムです。
このプロジェクトに関われた事を心から誇りに思うし、
ボストンから、想いが届きますよう願っています。
様々なアーティストが、1曲1曲別プロデューサー、
いや〜〜もう、どこで音まとめるんだかって
とこでしたが、1周年を迎えた3/11に配信先行で
発売されました。
詳しくはこちら。
http://music.e-onkyo.com/goods/detail.asp?goods_id=sfj0013
この企画は、資金などなしに全てミュージシャン、そして、
スタジオ(私のスタジオも含む)の強力を得て、
全て無償で行われました。
アルバム、一番最後の曲、
Tr10のバックグラウンドコーラスのレコーディング風景です。
自分も、右後ろでコーラスに参加しています。
2012-03-07 ご報告
振り返ると苦しい事ばかりだったんですが、
チーフのJonathan Wyner氏を始め、色んな
ミュージシャンの方の助けにより、
アーティストビザが承認されました。
3年間、法的に居住する資格を得たのですが、
今後どうするか、本当に悩みました。
ビザを所得した今でも、外国人という立場であることから、
様々な苦難に直面しています。
こんな事をやってまで米国に住む意味は何なの
だろうか?と葛藤した事も多々ありました。
それについてはもう悩んでいないと言えば
ウソになります。
私は、マスタリングという仕事が
本当に好きだし、その仕事に対し、自信と誇り
を持っています。この自信と誇りは、はったりで
言っているとかではなく、誰よりも努力を
してきましたし、そして、
音楽が本当に好きだと確信しているから
言える事だと思います。
仕事を続けたいからです。
生活は苦しい事ばっかりでしたが、それでも、
職を通して仕事の範囲を広げて行きたい、
心からそう思っているからです。
マスタリングは、今までプロジェクトに関わって
居なかった「第三者耳」として関わる仕事なので、
ミックスエンジニア、そしてプロジェクトに関わった
全ての人たちが懸命に作った音を
全てその一瞬で変えてしまう
というイメージを持たれています。
ギタリスト、裏方、そして作編曲者という
地味なキャリアが長かった私ならでは、
ミュージシャンが作りたい音にリスペクト
を持ち、ミュージシャンが作った魂をいい形で
作品として仕上げられていると信じています。
過去のクライアントの方からも非常に嬉しい
フィードバックを頂いております。
最近ですが、先輩ミュージシャン、そして
私の大好きなギタリスト、松川純一郎さん
より、彼のバンド、Low Blow
のライブ録音のマスタリング(デモ用)
のお仕事をさせてもらったんですが、
本当に楽しかったです。
音が好き、直感でそう感じたからと最高の
メッセージを頂きました。
Low Blowは、お世話になっていたライブハウス、
共演させていただいた事があり、自分の演奏レベルで
同じステージに立つなんておこがましい以外の
何者でもなかったんですが、
それ以来、ミュージシャンシップとして、
非常によくしていただいております。
本当に、カッコいいバンドです。
純さんはすごく優しい方で、自分がむっちゃくちゃ
凹んでるときに勇気づけてくれたり、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、色々と一緒にやりたいです。
最後に時々こっそり見ている純さんの演奏を
紹介したいと思います。





