ジョン・ラミレス(3)

≪ジョン・ラミレスはサンテリア(黒魔術)をしている家族のいるNYのブロンクス
育ちました。
父はサンテリアに深く関わっていて、スピリチュアリズムにのめり込んでいました。
ジョンは父との心の関わり合いを求めていましたが、父は虐待的だったのです。≫
愛もなければ思いやりもありませんでした。
母が殴られるのを家でいつも見ていました。父はいつも酒に酔っていて、あれこれ
要求しました。
彼の思い通りに行動しないとけなされました。
「ばか野郎!」「うすのろ!」「存在価値の無い奴!」等と酷い言葉を浴びせました。
ドアの側に行って、父が何をやっているのか、自分との時間があるか見ていました。
何でもいいから父と過ごす時間が欲しかったのです。
父はスピリチュアリズムをして、悪霊と交流していたのです。
≪ジョンの母もサンテリアからの影響を受けていました。
叔母の勧めでジョンをタロット占いに連れて行きました。≫
占い師はカードを差し出し、30日以内に儀式を捧げ無ければ、私が盲目になると占いました。
≪母は自分の息子にそれが起こる事を恐れ、儀式を行ったのです。
彼らは私に目隠しをし、薬草のバスタブに入れ、サンテリア5つの悪霊を呼ぶ呪文を
唱え始めました。
その瞬間から、ジョンの人生が変わったのです≫
幼いころからあった性格がすべて変わってしまいました。
誰かが私に霊的な暗やみのブランケットを被せたようでした。
私は両親にだけでなく、悪霊にも従わなければなりませんでした。
≪ジョンはサンテリアに素早く、深くのめり込んで行きました。≫
私は高いレベルの悪魔礼拝者たちにスピリチュアリズムの教えを受けていきました。
知人のふりをして、葬式に潜入し死者の魂を買い取りました。
その魂を他の人に入れると、その人も同じような死に方をしました。
麻薬密売者が殺されると、そこへ行って黒魔術に使う為に血を盗みました。
人生において、初めて人から尊敬され力を持っているように感じました。
人は私が侮れない力を持っている事を知っていました。
小さい頃から見下されていたので、そのパワーを楽しんでいました。
今や好き勝手に出来る権威と力を持ったのです。
≪ジョンが13歳の時、バーで喧嘩があり父が殺されてしまいました。≫
母は苦しみから解放してくれた悪魔に感謝さえしました。
早朝、起きて神に「母を助けて下さい!」と祈ったのに、誰も来てくれませんでした。
(オカルト)