ジョン・ラミレス(4)

でも悪魔が現れました。 父を殺した本人だったからです。
“誰もお前を愛していないと思うが、私はお前を愛している。
 お前の父は何も与えることができないが、私が与えてやる
 そのサンテリアを続けるなら、お前が望む物は全てやる。
 ただ求めるのだ”
悪魔はそう言いました。
≪ジョンは“悪魔が父になった”と言います。ジョンは悪魔に全身全霊を
捧げていくようになりました≫
ロウソクに火を灯してラム酒を吹きかけました。
力の象徴の為に、葉巻の煙を吹きかけました。鶏を買うお金が無い時は自分の血を注ぎました。すると部屋の空気が変わるのです。
そして、悪魔がそこにいるのが分かると、家族のように振る舞い、こう言います。
「父よ、私はここにいます。何について話したいですか?何をしてほしいですか?」と。
≪やがてジョンは黒魔術を家の外で行うようになっていきました。
 特にクリスチャンを狙いにしていました。≫
ナイトクラブに行ってクリスチャンを探しました。そこは悪魔の楽園であることが分かります。
ビールを2〜3杯飲んでいればこっちのものでした。
そして、「今日あなたに伝えたいことがあるんだけど」と言って
「何を私に伝えたいの?」と相手が答えれば、それで扉が開くのです。
≪やがてジョンはパロ・マヨンべ教の高格の祭司になります。
アフリカから伝来したスピリチュアリズムです。≫
よりパワーを持つようになって(光の世界に対する)戦いを真剣に考えるように
なりました。
町を衰退させるためには霊的な領域で戦うように悪魔に言われました。
霊の世界で殺せば、肉体をも殺すことができます。
だから身体から幽体離脱して、あらゆる州や国に行きました。
町々に出て行くと呪いをかけました。その通りになるように。
恐ろしい出来事を語ります。
ある町へ行くと霊的な領域において、クリスチャンたちが祈っているのが見えました。
手を繋ぎ、頭を垂れ、熱心に祈っていました。
その町では何も出来ませんでした。
祈りによって聖められ、祝福を受けていたので、手出しすることが出来なかったのです。
所が、祈られていない町ではやりたい放題でした。
≪その頃ジョンは、ある女性に興味を持ちます。彼女と付き合っている内に教会に誘われました。彼女はジョンを両親に紹介しました。
その両親は彼に、イエスの事を伝えます。≫

(オカルト 悪魔教)