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2009-11-05

邦題考 誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくい原題のすべてについて教えましょう

| 06:47 | 邦題考 誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくい原題のすべてについて教えましょうを含むブックマーク 邦題考 誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくい原題のすべてについて教えましょうのブックマークコメント

映画の邦題−。

原題を知っていると

「何故こんなに違うのか」と頭をかかえることもあったりします。

そこで、今回は邦題に色々とケチをつけ、原題がどういう風だったのか?

というようなエントリを書こうと思います。

 

Napoleon Dynamite→バス男

残念な便乗タイトルにされてしまいました・・・。ちなみに、原題は主人公の名前です。邦題ではあまりバスは出てこないばかりか、ストーリーにはあまり絡んできません。こういうアホタイトルをつける奴らはレックスコンドーのテコンドーでボコボコにされちまえよ。

 

・The Heart of the Game→女バス

これ、タイトルだけで見る気なくすだろ・・・。

アメリカシアトルの高校女子バスケットボール部に7年間密着したスポーツ・ドキュメンタリーで、まじめなテーマを扱っているんですが、もうタイトルが女囚人とか、もっと安っぽいものしか連想させないんですよね。あんまりですよ。

 

・Click→もしも昨日が選べたら

アメリカの映画評論家の間では

フランク・キャパラ監督「素晴らしき哉、人生!」のパクりだ、内容も

過去の映画、その他作品などといろいろ被っている・・・と評判は芳しくなかった

んですが、まあドラえもんでよくありそうな話だということで。

「ドラえも〜ん!ボク、いつまでたっても会社で昇進できないんだよ〜」

「(タララララーン)ユニバ〜サル・リモコ〜ン」

まあ、そんなノリの作品です。リモコンクリックで人生を変えようぜ、という話でして、

ありきたりな話ですよね。

 

2030年とかそんな時代にワープしておいて、何が「昨日が選べたら」だよ』

と思ったのですが、最後に「でも一応元の時間(07年)に戻しておいたわ。

お前にチャンスを与えたぞ」みたいな感じでチャンチャン、と終わったのでした。

 

ちなみに、「内容が被っている」と指摘された『子供の児童書、Goosbumpsシリーズ』でも同タイトル、ほぼ同じ筋の話があって、映画とは違い

「最後には大きな報いを受ける」という話らしいです。

 

・ONE HOUR PHOTOストーカー

この邦題はまったくもってミスリーディングであり、原題とは関係ありません。

ONE HOUR PHOTOというのは「スーパーにある1時間で写真現像できる場所」

であって、そこで働くおじいさん(ロビン・ウィリアムス)がとある平和な家族の写真に

執着し始める・・・と。

それだけ見れば彼がストーカーっぽく見えるんですが、実はその家族というのは

とんでもない秘密を持っているわけで、実はストーカーなんて全然関係なかった

のでしたとさ、というお話。

 

・「ホット・ファズ−俺たちスーパー・ポリスメン!−」

サブタイトルが余計シリーズ。

『ファズ』は警官のことの隠語であって、タイトルと被っているわけですね。

ダイ・ハード(ならず者)」や「リーサル・ウェポン(殺人的兵器)」みたいな

語呂重視、ただし意味は特に無い80年代アクションのタイトルを意識したとのことで「ホット・ファズ(アツい警官)」になったのでしょう・・・と監督が言っていました。

 

・The Nanny Diaries→私がクマにキれた理由

完全イミフです。

 

元は米ベストセラー作品を映画化したものでして、元ベビーシッター(Nanny)作家が

ベビーシッターの視点からニューヨークの上流階級を日誌(Diaries)風にを描いた

作品なわけですよ。その映画化とのことで、スカーレット・ヨハンソンが出ている

わけなんですが・・・どこがどうなったらこういうタイトルになるのか。

まったくもって理解できん。インパクトはあるとは思うけれど、何を思って

こんなタイトルを付けたのだろうか。

 

ネネちゃんのママみたいにクマのぬいぐるみを蹴っ飛ばしたり踏んづけたり

するシーンがあったりするのでしょうか。

 

・Nim's Island→幸せの1ページ

ダークナイト」見に行った時、この映画の宣伝をしていたんですが驚きました。

 

アメリカと日本だとこの作品の扱いが全然違うのです。

アメリカでは助演扱いになっていたジョディー・フォスターがまるで主役扱い。

 

二ムは主人公の女の子で、彼女の住む島に冒険作家フォスターが行くって

冒険に巻き込まれるという話で、アメリカ児童書を映画化したものなんですよ。

 

ページとかそういうのは全然関係ないんですよ。

タイトルとか「人生は1行で変えられる」とかイミフな煽り文などを見て

大人の恋愛モノと勘違いして見に行った人のレビューが多少あったので、

これは明らかにマーケティングを間違ったんじゃないんだろうか、と思う次第です。

 

何でも幸せとか、幸福のとか、そういうのをアピールする自己啓発的な精神を入れないと観客、見に来ないのかねえ?

 

Goya's Ghost→宮廷画家ゴヤは見た

何だこの「家政婦は見た!」的な邦題は。

フランシスコ・デ・ゴヤが主演みたいな感じなのですが、実際彼は脇役で

話自体もフィクションだそうです。

原題は「ゴヤの亡霊」とでもいったところでしょうか。実際彼はこの映画の中では

死んだりはしないのですが・・・。あ、ちなみに海外から2年遅れの上映でした。

  

・Havoc→アン・ハサウェイ 裸の天使

原題は「破壊、混乱」という意味なのですが、邦題は

アン・ハサウェイが脱ぐよ!だから内容はどうでもいいよ!」

オーラが出まくっています。ちなみに、日米両方でビデオスルーになった

まことに残念な作品です。

あ、そうか。「プラダを着た悪魔」が脱いだから「裸の天使」ってことですか。

SOD級の発想ですな。

 

・「売春窟に生まれついて」 →未来を写した子供たち

町山さんのブログでも話題になっていたこのタイトル変更なのですが、「売春」がダメなら、「赤線地区」もダメなんでしょうか。

 

タイトルの基準がわかりません。そういう言葉ってダメなのかしら。

 

・Wild Hogs→団塊ボーイズ

原題は「荒くれ者オヤジたち」といった感じでしょうか。内容は

ハーレーデービッドソンに乗る中年オヤジの軽い感じのコメディといったところ。

 

ただ、マーティン・ローレンスを団塊とするのはかなり無理があるんじゃないんでしょうかね。あのオッサンだけが唯一40代ですから。

 

The View from The Top→ハッピー・フライト

Top、というのは「上空」だけだはなく、田舎娘の主人公が目指す上のゴール、

国際線の花形スチュワーデス」という二重の意味もあるわけですね。

 

邦題は、新たに出る「ハッピーフライト」と結果的に被ってしまって残念なことに

なりました。

 

・Shallow Hal→愛しのローズマリー

原題は「女性を浅い面でしか見ない主人公(ハル)」の意味なのですが、

邦題は相手側の女性、ローズマリーになっています。

 

日本じゃ女性向のタイトルっぽい感じにしたんでしょうか。

 

・What abouut Bob?→おつむてんてんクリニック

 

もはや原題の面影すら残っていない・・・原題の意味?

「ボブってどうだい?」みたいな感じでしょうか。何故こんな邦題になったのか、

売る気が全く無かったのか。

 

ビル・マーレー演じる分裂症患者が、ジョーズにも出てきた人が演じている

精神科医を巻き込むハメになるコメディ映画。中学ん時に授業で見ました。

監督はヨーダ中の人です。

 

・Saving Private Ryan→プライベート・ライヤン

「ライアン二等兵を救え!」というタイトルはあまりにもB級臭かったからか

変えませんでしたが・・・かえって意味が分かりづらくなりました。

ちなみに、「プライベート」は何も『秘密』という意味ではないんですね。

アメリカでは、これに便乗して

Shaving Ryan's Private(ライアンのアソコの毛を剃る)というAVが出たとか、出なかったとか。

 

・Norbit→マッド・ファット・ワイフ

ドリームガールズ」の助演で好評を得たエディ・マーフィー

だが、それ以降深刻なスランプにまたもや突入してしまった・・・。

 

そうです。また「1人数役」をやってしまったのです。

中国人(無理がある)や、傲慢かつ巨大なラスプーシアさん(これが太った

ワイフらしいが)などを演じてしまったのです。「メイクはスゴいけど、内容がね・・・」

といった類の作品でです。

主人公の名前の「ノービット」が、サブキャラに置き換えられたという例ですね。

 

・Intorable Cruelity→ディボース・ショウ

コーエン監督作の離婚・裁判コメディ映画。

原題は「耐え切れぬ残虐」的なニュアンス・・・なはず。

 

・No Country for Old Men→ノーカントリー

何故中途半端なところで切ってしまうのだろうか、邦題は。WikipediaWikiと略するような、ファーストキッチンファッキンとか、キスマイフットツーをキスマイと切るような、そんなブチ切り感。

 

中途半端、キス・マイ・アス! 

 

・Perfect Score→スカーレット・ヨハンソンの百点満点大作戦

 

日本では劇場未公開

スカーレット・ヨハンソンが有名になった

とりあえず彼女の名前を出しておけば借りる人も出るはずだろう

 

というやる気の無さ、というか売る点があまりなかったのでこういうことに

なったのだろう。内容は「大学生が仲間と共闘してカンニングでテストを

乗り切る」みたいな軽い感じのコメディです。

コロコロでたしかこんなような漫画があったような気が。

 

・Austin Powers: The Spy who Shagged Me→オースティン・パワーズ・デラックス

これは「007 私を愛したスパイ」のもじりで「私をヤッたスパイ」という、

分かる人には分かる原題なわけです。

 

・October Sky→遠い空の向こうに

邦題は悪くは無いです。悪くは無いのですが、原題に比べると負けてしまいます。

何故なら、原作となった小説のアナグラムだからなのです。

「ROCKET BOYS」→「OCTOBER SKY」

あれほど唸らされたタイトルはなかった。

 

・Drag Me to Hell→スペル

「ワタシを地獄に連れてって」みたいな感じのタイトルが、何か軽い感じのタイトルに・・・。

 

・The Ordinary Men(平凡な男)→変態男

ど う し て こ う な っ た

 

・Calvaire(キリストの受難)→変態村

ど う し て こ う な っ た

 

なんというか、どうしようもない邦題は映画を見る気をなくさせるので、せめてもう少しマシなものに出来ないでしょうか。

 

※追記

Idiocracy→26世紀少年

よりにもよってこんなクソ映画の便乗だと思われるタイトルを。

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