Tulip BBSでの谷山浩子101人コンサート

パソコン通信、それも草の根BBSの時代(1980年代後半頃)に、今の栃木県佐野市、旧田沼町にTulip BBS(チューリップBBS)がありました。
珍しいのは、そのBBSでは谷山浩子さんも会員であり、チャットなどの話の流れで谷山浩子さんのコンサートを開くことになったことです。
見つけた資料によると、Tulip BBSとして開催したのは1988年10月2日日曜日、田沼文化福祉センターにて101人コンサートが開かれています。この会場は、現佐野市田沼中央公民館です。
記憶ではその前にも同じ会場で一度やっているはずです。 それは、電波新聞社の「BBS電話帳」の中のTulip BBSの記事で、秋に谷山浩子さんの101人コンサートをやります、と書いてあったを見つけたのがきっかけだったからです。私は連絡を取って入会までしてしまったのでした。
その後、Tulip BBSの方がパソコンショップ「チューリップ」を、当時珍しかったログハウスでの建築で開店させ、101人コンサートはその店の中で開催することになりました。 1989年 10月8日(日曜日)、1990年 11月18日(日曜日)に行われています。
101人コンサートなので、いずれもサポートメンバーとして石井AQさんがいらっしゃいました。 ピアノはどうしたかというと、奥様がピアノ教室を開いていたのでちゃんとお店に最初から置いてありました。 そう言うわけで、ログハウスの中央のスペースにピアノと石井AQさんのシンセが入り、両側から囲む形で観客が座っていました。
101人コンサートではありましたが、実際に入れたの80人くらいだったと思います。それだけ101人コンサートもおおらかな時代でした。
コンサートが始まる夕方までは、パソコン通信のOFF会という形で、皆さんがパソコンや楽器を持ち込んで演奏したりカラオケをしたり、ゲームをしたりして親睦を深めていました。屋外でのカラオケでみんなで「街」を歌っていたら、中で浩子さんが「街」が聞こえてきたので「街」を演奏します、と言うことがありました。

101人コンサートが最後に行われてからは、AREPOSとか、さっぽろももこさんとかが来られて演奏したことがありました。

パソコンショップとしてのチューリップも、パソコン通信を中心に常連の方が度々訪れて、名物のお店になっていたと思います。NECのPC9801シリーズ、Epsonの98互換機、Macintosh(CPUが68000系)、Apple Laser Writerを置いてあって気軽に触れることができました。 また店長さんにはMicrosoftAppleのワークショップなどに行った話などを聞かせた頂きました。大変楽しい時間を過ごさせてもらいました。
その後しばらくしてショップはやめてしまったようですが、下野新聞のインターネット記事によると、大人になったお子様がカフェを開いていたそうです。2015年の記事なので、現在もやっているかは不明です。

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TULIPオフ会

 

1980年代の8ビットパソコンには夢がありました

ちなみに今の(201X年代)パソコンの主流は64ビットですね。
MS-DOSは16ビットでようやく動くようになりましたし、その後32ビットパソコンの時代もそれなりに長くありました。

8ビットパソコンが誕生した1980年頃は、メモリーが16~32キロバイト程度のものでした。
表示できるのはアルファベットとカタカナと記号のみ(トランプの記号とかが多い)。
色も最大で8色、緑色しか表示できない機種もありました。

それらがだんだん高性能化してきました。

  • モリー64キロバイトの壁を無理矢理破った(128キロバイト搭載など)。
  • たくさんの色を表示できるようになった(4096色同時表示など)。
  • 漢字を表示できるようになった(漢字ビデオメモリーの搭載)。
  • 音楽を演奏できるようになった(ヤマハFM音源チップを搭載して)

それは各メーカーが競い合った努力のたまものでした。
NECPC-6001PC-8001PC-8801富士通FM-8、シャープMZ-80およびX1、東芝PASOPIA
次の機種を待っていると上記のように各社とも年々高性能化してきているのです。
これにはとてもわくわくしました。もちろん、一度買ったらすぐに買い換えとかはできないのですが。
各ブランドのファン同士は、日本ソフトバンクのパソコン雑誌それぞれOh!PC、Oh!FM、Oh!MZ上の投書欄で、いがみ合っていましたね。自分たちの方が幸せだと。それほどに盛り上がっていたと思います。

テレビにつなげる共通規格パソコンMSXと言うのもありました。現パナソニックヤマハソニーなど様々。

Microsoft Windows以降は、各メーカーの独自の機構というのはなくなり、世界的に共通化したメーカーの部品が組み合わせで実現されるようになりました。エンドユーザーから見ればどれを買っても大雑把に言って同じで、面白さがなくなってきました。
自分の趣味の範囲に使うと言うよりも、仕事に本当に役立てたりするようになったのがつまらなくなったという考え方もあると思います。

以上、インターネットの時代と言うよりは、パソコン通信の時代の前のお話でした。8ビットパソコンそのものの詳細については以下のWikipediaをご覧下さい。

 

8ビットパソコン - Wikipedia

第10回トリオンプ文化祭にくちぶえウクレレ弾き吹きで参加しました

2019年1月26日(土)、1月27日(日)と秋葉原のカフェトリオンプでの「トリオンプ文化祭」に参加してきました。

 

トリオンプ文化祭は今年で10回目ですが、私は2015年から参加させてもらっています。
初めて参加したときの記事も以下に書いています。

第6回トリオンプ文化祭 - A-Misuc in AmiCat.'s

今回は、1月27日の3番目の発表として、くちぶえウクレレ弾き吹きと2018年5月に行われた口笛世界大会の結果をかいつまんで報告することをしてみました。
体調も万全ではないので控えめに20分間としました。

演奏したのは以下の5曲です。

  • ♪ Dokkin◇魔法つかいプリキュア!
    アニメで長く続いて居るシリーズと言えばプリキュアがあります。子供が親しみやすいように曲作りがされていますが、演奏しようとすると結構難しいものばかりです。その中から、今回は「魔法つかいプリキュア」を選んでみました。呪文を唱えるところがこの曲のベースになっていて「キュアラップ・ラパパ」というのですが、ノリがいい曲でお気に入りになりました。歌詞がなくても楽しめると思うので、選んでみました。
  • ♪ 愛を取り戻せ!!(北斗の拳)
    199x年に核戦争が起きて荒廃した世界の中、北斗神拳の伝承者ケンシロウが主に戦う漫画がアニメになったもの、この最初の主題歌です。歌ったのは「大都会」でおなじみのクリスタルキングでした。今まで演奏の候補にも挙げていたのですが、どうやって簡略したりするのかで迷いがあったのですが、キーを大幅に変えることで口笛の音域が生きる(途中から高音が主になる)のが分かったので今回は演奏してみました。会場の皆さんよくご存じで受けていただけたようで良かったです。
  • ♪ 誰がために(サイボーグ009)
    石ノ森章太郎さんの漫画が原作です。サイボーグ009はテレビアニメ化は大きく分けて3回されています。
    最初は、昔の白黒テレビの頃、009の声は森功至(もりかつじ)さん、ガッチャマンガンダムのガルマの人でした。
    最新の3作目だと櫻井孝宏さんが当てています。一番話題になったのは2作目で、井上和彦さんです。Zガンダムカミーユをライバル視していたジェリドの声でした。009の井上さんの声は甘くて相当女性には受けていたと思われます。オープニングのビジュアルの009の涙が流れ散るシーンに合わせて歌うと、絵の通り感動して涙が出そうになります。
    基本的にウクレレ伴奏・口笛メロディーでしたが、リフレインのところだけ歌いました。
  • 乙女のポリシー(美少女戦士セーラームーンR)
    去年に引き続き演奏しました。色々変わってきたED曲の中では一番のお気に入りです。これも最後のリフレインのところだけ歌いました。
  • ♪ わぴこ元気予報!(きんぎょ注意報!)
    これも去年に引き続き演奏しました。セーラームーンが放送される前の時期のアニメです。タイトル通り元気になれそうなのでまた選んでみました。
    1コーラスと最後のリフレインは歌で、2コーラスは口笛で演奏しました。今回の文化祭に初めて来られた方には懐かしい!と受けていただけたが嬉しいです。

ここ数年は、マイクとエフェクターに会場のものではなく持ち込みのものを使っています。

amicat.hatenablog.jp

口笛って、ホールなどの響く場所だと厚みが出て雰囲気が変わるという話を聞いたこともありますし、口笛奏者の柴田晶子さんも同じ機能の足踏みタイプを使っているのを見ていますので、私もせっかくの発表の場では、いい音で聴いてもらうために使っています。素のままで演奏するよりもずっと透明感が出ていると思います。演奏しても気分が良いです。口笛の音色が綺麗ですねという評価もいただいていますが、このおかげかも知れません。

 

他の方の発表も初日の1月26日の最初からだいたい見させていただきました。
おかげさまで他の出演者の方々とも少しお話しできる機会がいただけてとてもよかったです。
今回は店鳥さんの電子オルガン衰退のお話がいちばん印象に残りました。エレクトーンではなくビクトロンを10年以上も習ったとはすごい経歴の持ち主だったのですねえ。

 

※今回、はてなダイアリーの更新停止に伴い、はてなブログへの移行を行い、その確認のための記事でもあります。うまくいっているでしょうか。

気になったウクレレだったけれど(HKF-li’)

先週、山野楽器サウンドクルー海老名を眺めていたら、Famousのウクレレ"HKF-li'"のUSED(中古)が入っていました。実は、昨年のPoePoeのメレカリキマカで見掛けて、すごく可愛いデザインだったので気になっていたのです。まだ新しいモデルですがUSEDなのでお値段がとても安くなってます。
ベビーサイズのボディにソプラノのネックを使ってるところが独特の小ささをかもし出していていたからかも知れません。あとボディも薄いです。


そして本日訪れて、触らせてもらいました。そうしたら以前購入したFamousのソプラノウクレレFSK-Yとそっくりだったのです。覚えているフレーズを弾いてみても全然違和感がない。でもそれが新鮮味がなくて。つまり気に入るタイプのいいウクレレなのかも知れません。

ケース付きと書いてあったので見せてもらったら、ハードケースでおそらくふつうのソプラノサイズでした。つまり、ヘッドもボディーもそれぞれ5センチくらい余るし、薄型ボディーに対して厚みがあるので浮いてます。理想はウクレレに合わせて短めで薄いケースになってることでした。このケースはとても残念でした。有効に利用するとしたら、既に持ってるソプラノウクレレをこのケースを入れるようにして、このウクレレ用に小さくカスタマイズしたケースを注文することになりそうです。


と言うわけで、以前から使ってるFSK-Yと感触が似すぎていることと、ケースのサイズが合わないことから、私としては今回は見送ることにしました。でもかわいいので、買ってくれる人がいるといいなと思いました。

そして、もう3年使ってるFSK-Yでもっとちゃんと練習しなきゃと改めて思いました。

秋のトリオンプ音楽祭2016に口笛ウクレレで出演

秋のトリオンプ音楽祭、2度目の出演になります。
今回は3組目、14:30から。
普段音楽ライブされている方たちばかりの中、カラオケの延長線上のノリのままなので、気がひけるところもあるのですが、素人でもこれだけ行けるということを示すつもりで、何とか頑張ってみました。



■1曲目 ボルテスVの歌 作曲:小林亜星
最初にご挨拶代わりと言うことで選んでみました。
すごい古い曲、アニメですが、コン・バトラーVの次の5機合体ロボットのアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」からです。フィリピンで凄い人気が出たそうです。
実は私も以前はよくお風呂の中で吹いていました。

イントロとエンディングが分かるように、ウクレレのコードの押さえ方工夫してみました。
意外とウクレレでも雰囲気が出せるものですね。


■2曲目 ラムのラブソング 作曲:小林泉美
これも古い曲で、アニメ「うる星やつら」から。
ブラジル音楽で「ティコティコ」という曲があります。日産のCMとかリオオリンピックでもよく使われ、口笛の分山貴美子先生も演奏しているのですが、私としてはこれはラムのラブソングそっくりだと思ってこちらを演奏してみようと思いました。
実際調べてみると結構違うのですが、歌い方が特徴的なので、口笛でも面白いと思います。
ウクレレ伴奏も難しくなってきますが(特に間奏の部分)、フルサイズでの演奏頑張ってみました。
短いイントロですがこれもオリジナルに合わせてちゃんと演奏しました。


■3曲目 よあけけのみち 作曲:渡辺岳夫
フランダースの犬のOP曲です。
この曲、着メロとして、実は最近までやっていた「Re:ゼロからはじめる異世界生活」というのがありまして、知ってる方いらっしゃると思います。かわいい絵柄なのですが、主人公が異世界に召喚されて、その時身につける能力がかなりハードで、結構つらかったり恐かったりします。
このクライマックスで、敵の襲撃の時刻を知らせるアラームとして使われました。
ネットの情報によると、着メロを作るに当たって、アニメの製作では昔のケータイを入手したり、メロディーを実際に打ち込んだりしてすごい手間の掛かったそうです。
と言うわけで、昔の人は、アニメの結末を思い出して悲しい気持ちに、新しい人は、これから恐い敵が襲撃してくる恐怖感を味わえます。


■4曲目 となりのトトロ 作曲:久石譲
またかと言われるかも知れませんが、スタジオジブリのアニメ映画「となりのトトロ」の曲です。
でも今回はくちぶえ教室の先生分山貴美子さんの収録したアレンジに合わせてみました。アレンジ自体は、スタジオミュージシャンの松宮幹彦さんです。ウクレレとかカヴァキーニョのプロなのでちょっと独特のアレンジになっているところが新しいので、ここで披露してみました。


■5曲目 リアルワールド 作曲:佐々木淳
わりと新しめのアニメ「人類は衰退しました」のオープニング曲です。
原作はライトノベルなのですが、新刊「人類は衰退しました 未確認生物スペシャル」が先日発売されまして、皆さんにも忘れないでもらおうと、このアニメ曲を演奏しました。オリジナルはアニメ「花咲くいろは」でもおなじみのnano.RIPE(ナノライプ)です。
この曲については、アニメの中で妖精さんが踊っているのをヒントにインド人の踊りに合わせた「衰退ダンス」というマッドが作られてことでネットで評判になっていました。
アレンジはできるだけ原曲に合わせて、でもキーは演奏しやすく半音上げてFにしています。
オリジナルのように、ノリの良い楽しい感じにできたでしょうか。


各曲の楽譜やコード譜は、いろんなサイトや、ヤマハぷりんと楽譜などから購入したりして集めてきました。私が捉えた範囲でオリジナルのイメージに近くなるように、あと多少楽になるように少しだけアレンジしています。

トリオンプ秋の音楽祭に口笛ウクレレで出演

トリオンプでは毎年1月にトリオンプ文化祭が行われるのですが、今回、秋の2015年11月15日(日)にcatolさん主催で音楽祭が行われると言うことで、文化祭と同じノリで参加させていただきました。
今回第一回と言うことになります。



私の出演は一組目です。
他のグループの皆様も普段ライブをされている方達ばかりで素晴らしかったのですが、今回は私の演奏のレビューというか説明をします。


リハという設置タイムに、自前のマイクとボーカルエフェクターVE-5をセットします。
テンポが速い曲ばかりなのでエコーはPopsで短めに(バラードの場合だと長めにします)。
個人的には軽くホールで演奏するようエコーg入ってる方が口笛にはあってると思います。


演奏は5曲にしました。もちろん全てアニソンカテゴリーです。


■1曲目 朝ごはんの歌 作曲:谷山浩子
スタジオジブリのアニメ映画「コクリコ坂から」で谷山浩子さんが作曲、手嶌葵さんが歌った曲です。映画のスタートでいきなり流れました。
こちらでは以前にも演奏したことあります。
いつでも人前でウクレレ弾き吹き演奏できるように練習していた曲です。今回はちょっと練習不足で途中ミスがありましたが、エンディングはちゃんと弾けました(人前では初めて)。


■2曲目 風になる 作曲:つじあやの
スタジオジブリのアニメ映画「猫の恩返し」のエンディングで流れた曲です。
柊あおいさん原作で、その前にやはりジブリ近藤喜文監督の「耳をすませば」の主人公、月島雫が書いた物語という設定なので、ストーリーは荒削りだったりするのも楽しむポイントでした。
などと語りつつ演奏します。
以前にもトリオンプ音楽祭で飛び入りで演奏したことはありました。わくわく口笛コンサートでも演奏しました。だいぶ慣れてきた感じがします。


■3曲目 春のさけび 作曲:谷山浩子
スタジオジブリ宮崎吾朗監督で、NHK BSで2014年秋から半年間放映されたアニメ「山賊の娘ローニャ」のテーマソングで、やはり手嶌葵さんが歌った曲です。このアニメ見た方は会場にも3名程度しかいらっしゃいませんでした。やはり衛星放送だと敷居が高いようですね。
これも先日のわくわく口笛コンサートで演奏した曲です。2曲目とこの曲はお客さんは被らないので、こちらでも披露させていただきました。
4コーラスあって、それぞれ春・夏・秋・冬に対応していると説明してから演奏しました。歌詞がないのでそのままでは分かりにくいですから。


■4曲目 やさしさに包まれたなら 作曲:荒井由実
たまゆら」というテレビシリーズがあります。
トリオンプ音楽祭・文化祭では、ARIAというアニメの曲が人気で演奏されることが多いので、同じ佐藤順一監督の作品です。
雰囲気はその「ゆるやか」な世界観がARIAに通じるものがあります。
登場人物で感情を口笛で表現する麻音(まおん)という女の子が居るので親しみがわいたものです。声の出演の儀武ゆう子さんが、あのくちぶえ村の村長さんから教わるという動画が公開されたりして、口笛界では注目されています(笑)。
そのなかで、坂本真綾さんの歌う「やさしさに包まれたなら」が雰囲気が良かったので、この曲は「たまゆら」由来です。
アレンジは、iPadアプリのNoteStarで販売していたものを使用しました。アプリ上でB♭に移調してウクレレの演奏と口笛の音域で合うところで演奏しました。
ウクレレの手は忙しいですが、メロディの口笛からゆるい感じが出ていいと思いました。


■5曲目 明日へのbrilliant road 作曲: atsuko(angela)
口笛でウォーブリングという吹き方があります。(このブログでは過去にも何度もウォーブリングの話題を出していますが)
angelaというバンドのボーカルのatsukoさんの特徴で声をひっくり返す歌い方がウォーブリングに似てると思い立ち、演奏してみようと思いました。
選んだ曲は、機動戦艦ナデシコと同じ佐藤竜夫監督のテレビシリーズアニメ「宇宙のステルヴィア」のオープニング曲です。
今回の音楽祭では一番楽しくて思い入れが入った曲でした。原曲と同じフルサイズで、サビのリピートも全て演奏しました。
お客さんで、お一人から初めて聞いて楽しいからチェックしたいとお問い合わせいただけたので、やって良かったと思いました。


ちなみに、最初の曲以外は、コード譜を見ながらの演奏です。覚え切れないので。
どの曲のテンポも速めだったし、それでもスムースに演奏できたのはだいぶ慣れてきたからなのかなという気もしますが、会場の皆様が温かく見守って下さるというのもあると思いました。

第13回わくわく口笛コンサートへ

去年の第11回わくわく口笛コンサートから、ほぼ一年ぶりに、大阪住道駅近くDIC21大東市文化情報センターでの第13回わくわく口笛コンサートに行って来ました。
行くのはこれで5回目です。行くということは演奏することです。
早稲田の学生さん中心のサークルと、社会人のサークル2つの大きく3つのサークルがグループで参加したり、個人で参加したりしている方々が多いです。属していないのは珍しいかもです。



私は、自分の好きなものを皆さんに紹介したいと考えていて、毎回、アニメソングか谷山浩子さんの曲を選ぶようにしています。
今回私が演奏したのは、まず、ウクレレ弾き語りで有名なつじあやのさんの曲で、アニメ映画「猫の恩返し」のエンディング曲になった「風になる」です。
ウクレレのコード進行がシンプルで、歌の代わりに口笛で吹くと雰囲気がいい曲です。
2番は省略してサビに行く構成で演奏しました。
人前では、実はトリオンプ文化祭で発表したことがあります。
このときはとちったりしましたが、今回は少しましになったかも知れません。

2曲目は、2014年10月から半年にわたってNHK BSプレミアムで放送されたアニメ山賊の娘ローニャのオープニング曲、「春のさけび」です。

この曲は、歌は手嶌葵さんですが、作曲が谷山浩子さんです。浩子さんがCubaseというDTM作曲ソフトを使って作ってみたらすごくポップな(テンポの速い)曲ができたと言う感じです。
曲として面白いと思って選びました。
そして、手嶌さんの歌うキーはA♭なのですが、これをB♭に移調すると、すごくウクレレで弾きやすいことが分かりました。
B♭・B♭・E♭・F という循環がコード進行のテーマになっていて、これはかなり押さえやすい部類だと思います。
あとは原曲のノリをどこまでウクレレのコード弾きに反映できるかと言うことを考えて演奏を構成しました。
歌は、4コーラスあり、それぞれが春夏秋冬を歌っているので、省略せずに演奏しました。
工夫として、3番では静かな感じになる、4番ではさび入りするところでウクレレでアクセントになる弾き方をするようにしましたが、4番の所はちょっと転けました。練習でもなかなかうまくいかないところではありました。
演奏本番と言うよりも、曲を分析して構成するプロセスが楽しかった曲です。
自分としてはまあよかったかなと思います。



今回は今までよりもたくさんの参加者がいらしゃって、時間がおしていたこともあり、少々慌ただしい感じでした。
でもいろんな方の演奏を聴くのはとても楽しみです。
特に、ウクレレ弾き吹きの方もだいぶ多くなってきました。しかもウクレレストロークがうまかったりします。
カラオケだと口笛がオーケストラに埋もれた感じになってしまいがちですが、ウクレレ弾き吹きという演奏形態は、口笛と一緒に引き立つ構成なのだと思いました。