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消毒しましょ! RSSフィード

2008-06-06

またぞろ子供に理解を示す振りして独り善がりなバカを振り回す大馬鹿野郎、いや女郎が出てきやがったぞ。



「物心付いたころからネットに浸っている世代は“別の世代”ととらえるべき。知識や経験のある大人は、規制だけでなく、学びを与えたり、よりよい選択肢を推奨してやることもできる」


第一文は何か特別な視点を提示しているかのように振舞っているが、相手は子供なのだからネットがどうのこうのと言うまでもなく「“別の世代”」であることは自明であり、格好付けているだけの枕詞であることは明らかだ。第一文を前提とした第二文は完全な自己矛盾。「ネットに浸っている世代」に対して、浸っていなかった「大人」にどんな「知識や経験」があるというのか。「学びを与えたり、よりよい選択肢を推奨してやることもできる」って、それが本当ならば問題がここまで拡大してしまったのはどういうわけなんだ?


例えば「リアルタイム掲示板」。子どもたちの間では「リアル」と呼ばれているという。「6時には家に帰っている」「7時から9時まで塾」など予定を書き込み、メール交換や電話連絡の“無駄打ち”を防ぐために使われている。頻繁なメールの応酬や、連絡待ちに疲れた子どもたちが編み出した知恵だ。


屋上屋を架すというやつだ。そこまでして連絡を取り合わねばならない必要が果たして子供たちにあるのかを大人が考えねばならない筈だろ。それを逆に推奨するとは何事だ。いい年こいて常識の欠片もない大馬鹿者である。


「会社での連絡の効率化にも使えるアイデア。小さなものかもしれないが、将来役に立つとてもいい使い方だ。それが、掲示板サイトがフィルタリングされると、子どもたちはまた、非効率なメールの応酬に逆戻りする」


こんなどうでもいい「効率化」など、「将来」大人になってからでも直ぐに習得できる。「非効率なメールの応酬に逆戻り」とは、まさに語るに落ちるというやつだ。「非効率」ならば直ぐに止めてしまうがいい。3分以内に返事を返さないとどうのとか、夜中にまで通信をして寝不足に陥るとか、麻薬や援交のお誘いが来るとか、弊害のほうが大き過ぎる。


経営コンサルタント経験もある尾花さんは、「少子化社会の日本が今後も豊かさを維持し続けるためには、ITを使って仕事の効率や質をアップするしか道がない」とも説く。子どもたちからITを取り上げることは、日本経済にとってもマイナス、というわけだ。


「ITを使って」プロフについた足跡踏んだらエロサイトから高額請求来ましたイケメン風のお兄様かと思ったら怖いおじさんに売春強要されましたなんてことを繰り返すと、日本は「今後も豊かさを維持し続け」られる、というわけだ。大したもんだ。


「大人やマスコミが『学校裏サイト』という言葉を作り上げ、市民権を与えてしまった」と尾花さんは言う。(中略)「マスコミがこんなに取り上げなければ、3万件にも増えなかった。大人の目を盗み、ネットでストレス発散やいじめができる場を、それまで知らなかった子どもにも教えてしまったのは、大人とマスコミだ」


これは正気で言っているのか。『学校裏サイト』に「市民権を与え」たのは「大人やマスコミ」であり、それがなければ「3万件にも増えなかった」だと? 子供たちは「それまで知らなかった」だと? そんな馬鹿なことがある筈がない。むしろ大人が気付くのが遅れたのだ。マスコミの取り上げ方が足りなかったのだ。どの面を下げてこんなことが言えるのであろう。恥知らず、としか言いようがない。


下記の記述を見よ。昨年の段階で「一昨年から」、つまり3年前から報道の少なさが嘆かれていたことが分かるだろう。


私自身は、一昨年から学校裏サイトについてマスコミがなぜ報道しないのか疑問だったが、新聞社のデスクと話していて疑問が解けた。上司が理解できない。ネットの実態を調べる方法がわからない。裏がとれない。さらには首を突っ込むと泥沼に入るようで怖い、等など。マスメディアの取材者にはパーソナルメディア(インターネット)のサイバー空間取材力、それもネット上の子どもの動きを捉える力があまり無いようだ。


と、まあ、ここまではキチガイじみた論調なのだが、この後は割りとまともなので拍子抜けした。「中学生のころ、エロ本やエロビデオに興味がなかった、と言い切れる大人の男性は、いるのでしょうか?」についても、また通信の問題を表現問題とごっちゃにしてやがる、と息巻いてみたのだが、直後に「本やビデオは相手がいないから、人に迷惑をかけることはないが、ネットは向こうから“仕掛け”が飛んできたり、他人に何か仕掛けたりすることができるから、」と言っているので、この辺りは理解しているようだ。尤も、「大人が本やビデオにガミガミ言うから子どもはネットに行く」のかどうかには疑問の余地があるが。また「携帯はそもそも、親が子どもに持ってほしくて買い与えることが多い」という指摘も良い。














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