2008-12-26
■内田樹の時代
ラジオの時代 - 内田樹の研究室
不況のあおりを食って広告業界の厳しい現状が伝えられるようになった途端に「『テレビの時代』はおそらく終わるだろう」などと言われても、私は簡単に首肯するわけにはいかない。
「メディアとして生き残るためには」、「メディアの王道へ帰還する」のが良いというのは大変に含蓄ある言葉ではあるが、ある意味当たり前であり、ビジネスとは別の話である。
「制作コストを今の100分の1くらいまで切り下げる」と、「テレビマンたちは代理店やスポンサーや視聴率を気にせずに、いくらでも『好きなこと』ができ」、それが「メディアの本道である」から「テレビは生き残れる」という論旨は分かったようで分からない。
メディアとしてのあり方と経営論がごっちゃになっているようにしか見えない。
「TVCMの単価も値崩れしているから、テレビをつけると消費者金融とパチンコの広告ばかりが目に付く」と言うが、この先モノが売れなくなると踏んだ大企業が出稿を控えた隙を付いてサラ金やらパチンコやらがその穴を埋めているだけであり、CM単価の値崩れはその過程における付随的な現象に過ぎず、「消費者金融とパチンコの広告ばかりが目に付く」ようになったことの主因ではあるまい。
確かに、これまで我々が受け取ってきた番組の質は、業界に流れ込んでいた巨額の金に見合ったものではなかったかも知れない。
スタジオ収録のバラエティに、それほど多くの費用が必要であるとは思えない。
しかし、例えばドラマのように、もっとたくさんの資金を必要としている番組もあるかもしれない。
あるいは、放送局と下請製作会社との二重構造にも問題があるのかもしれない。
そのようなとき、たまたま自分がラジオ出演した直後であるからといって、
ある日テレビは「業界ごと」クラッシュするだろう。
その日はそれほど遠いことのように私には思われない。
なんて不謹慎なことを軽々に述べるような人物を、私は信用することは出来ない。
また好況になれば全てが逆戻りするのは目に見えている。
少しは内田樹っぽくなったかのおwww もっと難しそうな、誰も普段は使わないような慣用句を入れられたら良かったのだがwww それにしても忙しくてblogなど書いている暇はないなんてことを自ら「悲しい知らせ」などと告知していた割には書きまくりのこの人、調子に乗りすぎてバブルが弾ける一歩手前だwwww
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