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Apes! Not Monkeys! はてな別館

2017-01-12

[]日本政府はなぜ「法的責任」を否認するのか

「慰安婦」問題が浮上した当時の宮澤内閣以来、この問題に対する日本政府の態度として一貫して

いるのが「法的責任は認めない」というものです。そしてこの「法的責任」の認否こそ、「慰安婦」問題に限らず、戦後補償問題の多くのケースで被害者が重視するポイントの一つであり、日本政府や日本企業が頑なに拒んできたポイントでもあります。日本政府や日本企業は、戦争被害者が「ひどい目にあった」ことについては認める用意があるのに、自身がそうした被害に対して法的責任を有することは、決して認めないわけです。しかし、なぜなのでしょうか? 客観的に見れば、日本政府が「法的責任」を否認することは、日本政府の「謝罪」が曖昧で誠意のないものだという疑念を掻き立てる理由の一つとなっており、日本の立場を有利にする態度とは思えないからです。


「法的責任を認めようとしないのは、補償しなければならなくなるから」なのでしょうか? しかし、法的責任を認めた上で賠償・補償を拒否することは可能です。時効(除斥期間)に訴えたり、「国家間で解決済み」とするのがそれで、現に日本政府はそうした主張も行ってきました。たしかに法的責任を否認しなければ、補償を拒否するための“防衛線”が薄くなるとは言えます。しかし、公的な補償はしないまでも法的責任があることをきちんと認めれば、そのことは被害者にも、支援者にも、そして国際社会にも評価されたはずです。例えばアジア女性基金にしても、「日本政府は法的責任を有することを認めるが、賠償に関しては“解決済み”という立場なので、民間からの寄付による“償い金”を支給することにしたい」という趣旨のものだったら被害者にどう受け止められたか。これは検討に値する問題だと思います。


仮に「賠償したくない」が法的責任を否認する理由になっているとしても、財政的負担が動機になっているということは考えにくいです。日韓基本条約のための交渉を行っていた時期には、大蔵省がブレーキを踏むということもあったようですが、残り少ない生存者の数を考えれば、いかに日本経済の停滞が長引いているとはいえ、負担になるほどの額になることはありえません。少なくとも「慰安婦」問題に関しては。

そもそも日本政府は、公的補償という体裁を避けるために、アジア女性基金や今回の「和解・癒やし財団」へあわせて60億円ほどを支出しています。それ以外に、海外向けのPR費や出張費等でまず間違いなく億の単位の金を使っています。それなら、最初から10億円を支出して公的補償を行っていたほうがよほど安上がりだったはずです*1


これはあくまで想像でしかありませんが、日本政府は「法的責任」を認めることで、日本軍や日本政府の行動に対する評価が(「犯罪」「違法行為」「不法行為」等々と)定まってしまうことをなんとしてでも回避しようとしているのではないでしょうか。「多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題」とか「数多の苦痛を経験され,心身にわたり癒しがたい傷を負われた」とかであれば、ほとぼりが冷めればいくらでも曖昧にすることができる。しかし「法的責任」を認めれば、少なくとも「どの法に違反していたのか」という点でその責任の内実が明らかにならざるを得ませんし、人々は「慰安婦」問題を端的に「国家犯罪」として記憶できることになります。これこそ、日本政府が避けようとしている事態なのではないでしょうか?


このように考えれば、安倍内閣が韓国やアメリカなどの「慰安婦」碑に噛みつきまくっている理由も理解できます。日本政府の望みはとにかく「ほとぼりが冷める」ことなのです。そのためになら出費もいとわない。しかし「慰安婦」碑は「ほとぼりが冷める」ことを妨げる存在ですから、日本政府はそれを許せないわけです。

*1:先日北守さんが指摘しておられたように。https://twitter.com/hokusyu82/status/818513922588192768

Marcus Livius DrususMarcus Livius Drusus 2017/01/12 23:11 法的責任

賠償の義務
はどう違うのでしょうか?

ApemanApeman 2017/01/12 23:51 一般論ではなくこのケースに即して言えば、「法的責任がないなら賠償の義務はない」「法的責任があるなら、賠償の義務をおう余地がある(ただし賠償の義務が阻却されることもありうる)」という関係、だという理解でこの記事は書かれています。

SuiSanSuiSan 2017/01/13 02:13 お久しぶりです。あまりに無知なブコメが付いているので、皆さんにとっては釈迦に説法かもしれませんけど、よくまとまった論文を見付けたので紹介がてらフォローさせて頂きたいと思います。

▼the_sun_also_rises 戦争犯罪等の犯罪行為は東京裁判他の裁判で裁かれ韓国との国家間補償は日韓基本条約で完了し慰安婦問題は先日の日韓合意で最終的不可逆的に解決した。全て終わった話を蒸し返す「法的」根拠は?しつこすぎるよ 2017/01/12▲

このブコメが発している有益な情報はthe_sun_also_risesが当該問題について無知だということだけです。

▼CiNii 論文 - 国際法と国家の法的責任に関する考察 日本軍「慰安婦」問題と被害者の損害賠償請求権を焦点として (谷山正道教授還暦記念論集) http://ci.nii.ac.jp/naid/120005858365▲関本克良、2012年。

▼ここで,日韓請求権協定の交渉過程に「請求権」の文言はどのように扱われていたのかについての論証が必要になる。外交交渉文書から推測できることは,日本は1965年協定の締結に至る交渉過程で,第二次世界大戦中及びそれ以前の日本の行為に関していかなる賠償請求権の包含をも阻止する主張をしていた (38) 。よって,この条約は日本の植民地支配時代に受けた非人間的処遇に関して,個人によってまたは個人に代わってなされる請求をも含んでいないし,また含む意図もなかったと言われている (39) 。韓国は交渉の過程で賠償を求めたが,日本が強硬に反対したため賠償の形式での請求を撤回している。日本はこの時「正当な法的根拠に基づく賠償請求には応じる準備がある (40) 」という立場を示した。韓国政府が見積もった請求金額が8億ドルであったのに対し,日本政府が用意したのは無償経済援助3億ドル,政府借款2億ドル,民間商業借款2億ドルの経済協力だった。日本政府の見積もり金額は法的根拠が示されたものではない (41) 。加えて,これらの無償供与及び資金貸与は「経済協力」であり,賠償ではなかった (42) 。こうした有償・無償の経済協力は,韓国の経済発展に寄与することを意図していた。韓国政府は,合計3億ドル相当の製品とサービスの供与は実際には賠償と見なしうると考えたが,日本政府はそれを否定した。▲

▼(38) 日韓の国交正常化のための交渉過程を論じた小田滋氏(国際法)の論文によると,1965年当
時,同協定による日本からの3億ドルの供与に関して,韓国の経済計画大臣はこれを「賠償reparation」と見なすよう主張したのに対し,日本の外務大臣は「賠償」とは見なさないとの見解を示した。Shigeru Oda(1967) The Normalization of Relations between Japan and theRepublic of Korea, American Jounal of International Law, Vol.61,p.47.▲

つまり日韓請求権協定において拠出された「3億ドル」は、日本政府側があくまで純粋な「経済協力」という形にさせたがったことによって、個人請求権については(外交的保護権すら)棚上げにされてしまい『完全且つ最終的に解決された』範囲には含まれなかったわけです(これが今に至る慰安婦問題の元凶です)。

しかし同協定の『完全且つ最終的に解決されたことになることを確認』という文言は、訳知らぬ一般大衆にとっては強い印象を持ちます。「完全且つ最終的に解決されたはずなのに、なぜ……」といった具合に被害者らへの怒りを募らせる結果となったわけです。the_sun_also_rises氏もその一人というわけです。


そして此度の日韓合意における「10億円」も恐らく似たような位置付けなのだと思います。なぜなら此度の合意は、日韓請求権協定の違憲性を否定した大法院判決を受けて調整が始まっているからです。この大法院判決では、日韓協定における拠出金が、個人請求権の放棄とトレードオフではなく純粋な「経済協力」と位置付けていることが、違憲性を否定する根拠として挙げられています。

ですから、これを受けて調整が進められた此度の日韓合意もまた個人請求権を棚上げしたものでしかないと解釈されるほかないように思いますし、もしも個人請求権に関連付ければ違憲とされ無効とされ得るでしょう。

関係者の発言も、非公式な観測気球はともかく、日本政府としての公式な声明としては、虎の尾を踏まぬよう慎重で曖昧な表現が用いられていると思います。以下のようにです。
▼【日韓外相会談】岸田外相会見全文 「財団資金の一括拠出は国家賠償ではない」「慰安婦像は韓国政府が適切に移転」(1/4ページ) - 産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/151228/plt1512280051-n1.html▲

しかし、やはり大衆的には『最終的かつ不可逆的に解決されることを確認』といった文言が強いインパクトを持ちます。萎縮効果のように、無知な一般大衆は合意された内容以上の範囲へ勝手に拡大解釈し、これを侵したと感じるような行為全てに憤慨する「別働隊」と化すわけです。the_sun_also_rises氏のようにです。

もちろん司法は無知でもなく感情で動くわけでもないので、訴えれば依然それなりの判決を勝ち取れる可能性はあるでしょう。しかし例によって条文も判決文もコンメンタールもロクに読まないような人々が「情緒法だ!!」などと憤慨することでしょう。

なにより当事者である慰安婦の寿命が尽きようとしています。

おめでとう、日本政府はとうとう追及から逃げ切ったわけです。
被爆者含む自国民への補償を渋る為に取った「個人請求権は消滅していない(だから加害者へ直接請求してね、勝つ見込みはないだろうけど)」というロジックが、回りまわって私企業への賠償請求にまで発展したのに、この責任を中韓へと転嫁し憎悪を煽ることに成功し、むしろ支持を拡大しました。失ったものは何もありません。


これが政治です。追及者は完全に敗北したと言っていいでしょう。


トランプ現象をみても、こうした政治への還元と学問の敗北は、恐らく当該問題に留まらないでしょう。
むろん一般大衆の無知は問題ですが、僕が深刻に感じるのは知識人までもがロクに調べないってことです。
特に政権に対して批判的な立場を取っているようなクラスタまでもが、無知なまま手遊びで批判をしているようにしか見えないってことには流石に危惧を感じます。

先ずは情報の共有です。頭の中だけで考えるよりも、一本でも論文を読みこなし、噛み砕き、整理して公知しましょう。圧倒的に人手は足りていないのですから、怠けている暇はありません。

また専門家の方々は、学問とマスメディアとの連携を真剣に考えるべきと思います。衰退したとはいえ依然として大きな「蛇口」であるテレビに異端の学者ばかりが露出する状況では、ブログやツイッターで細々とデバンキングしたところで高が知れています。正直な専門家間の趨勢を、学問の現在を、一般大衆向けに発信していく必要があります。


長文失礼しました。
今年こそは良い年になりますように。

ApemanApeman 2017/01/13 10:26 SuiSanさん

どうもご丁寧なフォロー、ありがとうございます。
ご指摘の通り、日韓交渉に際して日本は「賠償」「補償」をせずに済ませるために全力を注ぎ、それに成功したわけですよね。しかも無償部分は現金ではなく生産物と役務で、日本企業がばっちり潤うようになってたわけで。
これをもって「補償は終わった」とは、厚かましいにも程があるでしょう。

TeruTeru 2017/01/13 13:35 こういった問題に対し、日本国として、どこまで対応し得るかの一つのモデルケースが、
「中国」をめぐる「国交正常化」の時の扱いではないかと。

データベース『世界と日本』
日本政治・国際関係データベース
東京大学東洋文化研究所 田中明彦研究室
[文書名] 大平外務大臣記者会見詳録
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPCH/19720929.O1J.html

[場所] 北京
[年月日] 1972年9月29日
[出典] 外交青書17号,537−541頁.
[備考] 共同声明調印後,北京プレスセンターにて

「第5項に明らかにされておる中華人民共和国政府の賠償放棄につきましては,
過去の日中間の不幸な戦争の結果,
中国国民がこうむつた損害がきわめて大きなものであつたことに思いをいたすならば,
われわれとしては,これを卒直かつ正当に評価すべきものと考えております。」

「共同声明の中には触れられておりませんが,日中関係正常化の結果として,
日華平和条約は,存続の意義を失い,終了したものと認められる,というのが日本政府の見解」

「(問) 第5項に関連しまして,さきほど外務大臣は過去に思いをいたすときに,
それなりに正当にかつ率直に評価しなければならないとおつしやいましたが,
賠償請求権放棄の見返りということではないにせよ,
今後の中国建設にわが国が協力していく,
心からの協力をしていくということを意味するものですか。

 (大臣) 正当に評価するということは,
過去の不幸な戦争におきまして,日本側が中国国民に与えた有形無形の大きな損害に対しまして,
日本は深い反省の意を表明したわけでございます。

 中国側といたしましては戦勝国であり,被害者の立場にあられます。
したがいまして,いかような請求も可能である立場にあるにもかかわりもせず,
賠償請求権を放棄されたということに対しましては率直に評価しなければならない,
というのが日本の立場であります。
今後の両国の経済建設は,それぞれの国の計画に基づきまして自主的に進められるものでございます。
われわれは互恵平等の立場に立ちまして,お互いに経済交流を進めてまいることは当然のことでございまして,
この第5項とは直接の関連はございません。」

たとえ当時(第二次大戦後しばらく)の政府(中華民国)との間で、
戦後処理条約(日華平和条約)が結ばれた後であっても、
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/docs/19520428.T1J.html
日本国は条約が存続意義を失ったとして、(事を構えずとも)終了させる判断をし得る。

他方、たとえ賠償請求権の根拠に争いがあれども、
日中共同声明「5項」のように、
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_seimei.html
いったん日本国として、相手が「戦勝国、被害者」であって「いかような請求も可能である立場」と認めつつも、
非公式に交渉して「両国国民の友好のために、日本国に対する戦争賠償の請求を放棄」宣言を引き出し、
「率直に評価しなければならない」と表明する事も可能であると。

この事例(既存の条約すら、終了させ得る)を考えあわせるに、
日本政府がなぜ「法的責任」を否認するのか、
それには、「ほとぼり」論の他にも二つの理由があるのではないか。

1.日中「国交正常化」に伴う「一つの中国」論がそうであるように、
日本の支配層(政党でいえば自民党)内に、
(台湾をあくまで国扱いし続けるべきだといった)一旦退けられた主張との修復しがたい対立を生むから。

2.昨年の日本の国籍法手続きにおける「台湾の国籍離脱証明書の扱い」の件の様に、
その後(将来)の日本国の国策を制約しかねないから。

ほほほほ 2017/01/13 15:04 韓国人の女衒や人身売買を行った人間は、法的責任を問われたのでしょうか?どうも日本にだけ責任を追わせようとしている印象が、拭えません。

サトぽんサトぽん 2017/01/13 19:24 日本人で個人的に「法的責任を問われた」人間は、慰安所制度の考案者であった、岡村寧次大将、朝鮮からの満州への朝鮮人「慰安婦」調達の首謀者と目される梅津美次郎大将をはじめ、一人もいません。

もちろん、日本人の女衒や人身売買を行った日本人で、法的責任を問われた人間もいません。

で、韓国ではと言うと、これは返事を待ってから説明致しましょう。聞きたければの話ですが。

ほほほほ 2017/01/13 22:14 回答ありがとうございます。私の質問の書き方が不明瞭でしたが、韓国人で罪を問われた人間についてこそ、聞きたかったので教えてください。

サトぽんサトぽん 2017/01/14 00:41 韓国では、2004年に廬武鉉政権時代の「日本強占下の親日反民族行為真相究明に関する特別法案」で、「慰安所」に関係した朝鮮人の追及を行う条項を含んだ法案が可決されています。

これに強硬に反対したのが、韓国のニューライトである李栄薫です。李栄薫が、元「慰安婦」女性の前で、土下座する遠因となりました。参考までに言うと、李栄薫は日本軍の慰安所制度のことを、明白に「日本軍の戦争犯罪」と言い切っていました(今は知りません)が、個人を追及するのはイカンと言うわけですね。李栄薫らの活躍で、おそらく、追及は、中途半端で終わったのでしょうが、私は詳しくは知りません。

李栄薫を知らないと言うなら、ネット検索してみりゃすぐ分かります。

日本の例で言うと、玉の井「遊廓」という私娼街の組合長に、軍が依頼して、半ば強制的に「慰安婦」を集めさせています。私娼街ですから、その当時の基準では単純に「犯罪者」です。これなど、軍が責任を負わないで、誰が負うのだと言う話だと思いますが、「業者」が悪いのだと言うことになりますかね。

ほほほほ 2017/01/14 01:31 「日本強占下の親日反民族行為真相究明に関する特別法案」は聞いたことがあります。なるほどです。

法の不遡及の精神に反しているなどの懸念も指摘されていますが、法的責任を追求するなら日本だけ狙い撃ちというのもおかしいので、平等にやってほしいですね。

どうもありがとうございました。

餡 2017/01/14 03:03 法的責任を認めがたい点についてはやはり人身売買や身売りというものに対する肯定的感覚が戦後も含めて切れ目なく続いているというのがあるためではないでしょうか。
ドイツでも同様の事例としてT4作戦に対する被害者に対する補償が不十分であり、被害者の会が奮闘した事例があるようです。
以下に早稲田の研究者が纏めた論文がありますが、この中でも「戦後もなお、病人や障害者を差別する姿勢は続いており、そうした差別が、ナチ医学に関する「過去の克服」を遅らせてきた、という認識が、一定程度普及しているように思われる」とあるように
戦後と戦前での姿勢の変化が少ないことが過去の克服を遅らせてきたという認識が有るようです。


早稲田大学大学院文学研究科紀要「ナチスによる 『安楽死』 および強制断種被害者の会」の歴史と活動
https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/handle/2065/48685

Flint_LockFlint_Lock 2017/01/14 03:47 旧日本軍の慰安婦制度における人権侵害について、日本政府および国内世論はほとぼりが冷めるの待っているのだろうと思います。

しかしながら、朝鮮戦争における韓国軍の慰安婦制度については、韓国政府、韓国世論、(旧日本軍に動員された)元慰安婦の方達でさえも、同様の姿勢をとっているのではないでしょうか。

旧日本軍の慰安婦制度を絶対悪として位置付けるためには、韓国軍の慰安婦制度を認めるのは不都合である、という動機に基づいているのではないかと推測しますけれども。

赤猫赤猫 2017/01/14 10:10 >旧日本軍の慰安婦制度を絶対悪として位置付けるためには、韓国軍の慰安婦制度を認めるのは不都合である、という動機に基づいているのではないかと推測しますけれども。

挺対協の活動を調べることもしない怠け者で下劣な馬鹿だから、そういうゲスの勘ぐりによる下劣な妄想を恥ずかしげもなく開陳できるのですよ。頭と人格の悪い恥知らずは無敵ですね。

Flint_LockFlint_Lock 2017/01/14 10:44 挺対協は、基地村問題では原告を支援していますが、朝鮮戦争における慰安婦動員については沈黙しているのではないですか?

戦時での慰安婦動員は、平時での基地村よりも深刻な人権侵害が行われていましたが、それを告発しないのはどういった理由でしょうか。

ApemanApeman 2017/01/14 21:08 >挺対協は、基地村問題では原告を支援していますが、朝鮮戦争における慰安婦動員については沈黙しているのではないですか?

なぜそう思うのですか?

Flint_LockFlint_Lock 2017/01/14 23:51 2002年に金貴玉教授による研究が発表され、朝鮮戦争での慰安婦の存在が報道されたわけですが、挺対協が金貴玉教授の発表内容について取り上げたことがあるのでしょうか? そうした情報は検索しても出てきませんけれども。

挺対協が朝鮮戦争での慰安婦について何らかのコメントをした、という記事に私は接したことがありませんが、その点はいかがですか?
金貴玉教授の発表後に、韓国軍の関連資料が非公開となりましたが、関連資料を国民に公開せよ、という主張も聞いたことがありません。

金教授は、旧日本軍出身の韓国軍将校による影響を指摘しています。日韓国交回復の交渉時に、両国の政府や世論が慰安婦制度を人権問題として認識していなかったこともそうですが、一連の流れとして捉える必要があると思います。

もし、朝鮮戦争での慰安婦の存在を認める歴史認識を持つのであれば、慰安婦像が何を象徴しているかについても、必然的に変化がもたらされるのではないでしょうか。

Flint_LockFlint_Lock 2017/01/15 00:08 2010年に出版された研究書の書評を見ると、両方の側面が指摘されていますね。

〈書評〉 宋連玉・金栄編著
『軍隊と性暴力――朝鮮半島の20世紀』(現代史料出版 2010年)
http://www.igs.ocha.ac.jp/igs/IGS_publication/journal/14/147-150.pdf

「今韓国では元日本軍「慰安婦」女性たちが今度は運動家として、基地村での体験を持つ女性たちの痛みを分かち合おうと交流を始めている。具体的な軍事都市の歴史を、日本軍「慰安婦」と「基地村」女性のライフストーリを繋ぐことで分析する研究は、今後、最も重要となろう。」

「一方、金貴玉(第7 章)は、朝鮮戦争期に日本軍を模倣して韓国軍が「慰安婦」制度を創設させたことを明らかにした。2002年にこの事実を放送メディアや新聞で発表して以来、金貴玉の研究は、韓国社会において一貫したタブーの対象となっている。」「金貴玉は、日本の軍隊を体験した韓国の男性が同じ制度を朝鮮戦争に導入したことが、日本軍「慰安婦」の存在を知りながらも韓国社会でそれが長い間タブーとされたことと無縁ではないことを指摘している。自国の軍隊により「慰安婦」とされた女性たちは、いまだに沈黙を強いられている。」

赤猫赤猫 2017/01/15 21:04 君は「旧日本軍の慰安婦制度を絶対悪として位置付けるためには、韓国軍の慰安婦制度を認めるのは不都合である、という動機に基づいているのではないかと推測しますけれども。」というゲスの勘ぐりによる下劣な妄想を恥ずかしげもなく開陳したのですよ。

「旧日本軍の慰安婦制度を絶対悪として位置付けるためには、韓国軍の慰安婦制度を認めるのは不都合」ならば、挺対協が基地村「慰安婦」問題やベトナム戦争の韓国軍の性暴力に取り組む理由はないはずですよ。

頭が悪いのか、差別偏見で認知が歪みまくっているかのいずれかしかありませんね。だから、君は屑なのです。

Flint_LockFlint_Lock 2017/01/15 21:42 赤猫さんの考えでは、韓国において韓国軍慰安婦制度がタブーとなっている理由は何ですか? 元慰安婦が沈黙を強いられる状況において、挺対協は手を差し伸べず、声を上げてもいないわけですよね。

Flint_LockFlint_Lock 2017/01/15 23:18 基地村問題と、ベトナム戦争での性暴力についてですが。

基地村問題は、戦時性暴力に隣接した事象ですが、戦時性暴力そのものではないですね。また、ベトナム戦争での性暴力は、兵士の個人的犯罪であり、軍の組織的、計画的犯罪とは見なされていないのではないですか。

朝鮮戦争における韓国軍慰安婦問題は、直接的な強制連行も行われており、日本軍の慰安婦問題と同列で論じられる事象でしょう。

ApemanApeman 2017/01/16 06:45 >朝鮮戦争における韓国軍慰安婦問題は、直接的な強制連行も行われており、日本軍の慰安婦問題と同列で論じられる事象でしょう。

じゃあまずはあなたが「同列」で日本軍「慰安婦」問題を取り上げてみたらどう?

案山子案山子 2017/01/16 14:15 「われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。」との立場を踏襲する限り「慰安婦像」とは、不可分だと思うのですが、その撤去に異常に拘るのは日本政府として不味いでしょ。

Flint_LockFlint_Lock 2017/01/16 15:45 >じゃあまずはあなたが「同列」で日本軍「慰安婦」問題を取り上げてみたらどう?

グレンデール市の裁判が行われていた頃に、あちこちの保守系サイトや掲示板で、問題提起の書き込みはしていました。
日本政府は、旧日本軍の慰安婦制度の人権侵害についてはっきり認めるべきだ、と。
人権侵害の例証としては、下記のページなどを挙げました。元慰安婦の証言を示しても、保守系サイトでは
誰も聞く耳を持たないですからね。

日本軍将兵の証言・手記にみる慰安婦強制の実態
http://d.hatena.ne.jp/dj19/20121213/p1

まず日本政府が自らの問題を認めてから、同様に韓国政府も問題があることを認めることが、解決の筋道だというのが私の主張です。
そうした状況になれば、慰安婦像の意味も変わり、撤去を求めるべきでもない。
私の書き込みに対しての反応は、大部分は罵倒でしたが。

赤猫赤猫 2017/01/16 21:47 質問返しする前に?「旧日本軍の慰安婦制度を絶対悪として位置付けるためには、韓国軍の慰安婦制度を認めるのは不都合」ならば、挺対協が基地村「慰安婦」問題やベトナム戦争の韓国軍の性暴力に取り組む理由はないはずですよ。”に答えましょう。答えないのならば、素直に差別偏見に基づく下劣な妄想であることを認めて撤回しなさい。

Flint_LockFlint_Lock 2017/01/16 22:36 返答したつもりでしたが。
挺対協は、現在の活動方針とぶつからない範囲で、韓国が抱える過去の問題を振り返っているということです。
朝鮮戦争における慰安婦動員の実状が、海外において報道されたならば、挺対協の従来の主張は二重基準だという批判はまぬがれないのではないですか。

日本に対しては法的責任を求めつつ、韓国軍慰安婦については存在自体が無かったかのように行動しているわけですから。

Flint_LockFlint_Lock 2017/01/16 23:17 今まで慰安婦像が象徴してきた内容は、韓国軍慰安婦の実状が認知されれば相当に変容するのではないか、ということでもあります。
日本の帝国主義によって踏みにじられた朝鮮人の少女、その女性の思いを救済し、広く記憶に留めるための慰安婦像。
韓国軍元慰安婦に沈黙を強いることによって、慰安婦像のイメージが保たれてきたのだとすれば、その状況は維持されるべきでしょうか。

サトぽんサトぽん 2017/01/16 23:22 横レス失礼します。

>挺対協は、現在の活動方針とぶつからない範囲で、韓国が抱える過去の問題を振り返っているということです。

これは納得できませんね。朝鮮戦争時の「慰安婦」制度は、帝国陸軍の「慰安婦」制度を見た、韓国軍の士官たちにより、実践されたのでしょうから、挺対協が、責任を問うことに躊躇する理由もないんじゃないですかね。

>日本に対しては法的責任を求めつつ、韓国軍慰安婦については存在自体が無かったかのように行動しているわけですから。

確認ですが、朝鮮戦争時の「慰安婦」の実数はどれくらいと考えられているのでしょうか。そして、それはどのように算出されているのでしょうか。私はよく知らないのですが、日本軍が動員した「慰安婦」と比べれば、非常に少ないと言う認識でいます。それに応じた対応でしょうね。

朝鮮戦争自体に、知識がほとんど、私にはないので、勉強してみるのもいいかと思い、質問させてもらいました。まとまったら、私がやってるブログで独立した記事にしてもいいですしね。

サトぽんサトぽん 2017/01/17 00:00 参考までに、私が参照している、李栄薫の「大韓民国の物語」には、「公式報道によれば、 一九五二年にソウルの三か所と江陵の一か所に収容された慰安婦は全部で八十九名だったといいます。」とあります。

他に、前線部隊に、部隊の「裁量」で設置された、いくつかの慰安所があったということのようですが、たぶん、全部合わせても、積慶里慰安所一か所にも及ばない規模でしょう。

で、確認ですが、Flint_Lockさんは、『軍隊と性暴力――朝鮮半島の20世紀』(現代史料出版 2010年)はお読みなのでしょうか。いろいろ聞きたいことがあるのですが、明日、図書館で借りてくるつもりですので、もう少し突っ込んだ議論ができるかと思います。

赤猫赤猫 2017/01/17 18:36 >挺対協は、現在の活動方針とぶつからない範囲で、韓国が抱える過去の問題を振り返っているということです。

現在の方針とは何ぞや?そして、基地村「慰安婦」問題やベトナムでの韓国軍の戦時性暴力がその方針とぶつからないと君が妄想する理由は如何?
そして、これらの問題に取り組んでいるのに「旧日本軍の慰安婦制度を絶対悪として位置付ける」と妄想する屁理屈は如何?


>朝鮮戦争における慰安婦動員の実状が、海外において報道されたならば、挺対協の従来の主張は二重基準だという批判はまぬがれないのではないですか。
>日本に対しては法的責任を求めつつ、韓国軍慰安婦については存在自体が無かったかのように行動しているわけですから。

基地村「慰安婦」問題やベトナムでの韓国軍の戦時性暴力の法的責任を韓国政府に求めていることを完全に無視できるのは記憶力の欠如の為か?知性の劣悪さの為か?


>今まで慰安婦像が象徴してきた内容は、韓国軍慰安婦の実状が認知されれば相当に変容するのではないか、ということでもあります。
>日本の帝国主義によって踏みにじられた朝鮮人の少女、その女性の思いを救済し、広く記憶に留めるための慰安婦像。

「少女像がそのような内容を象徴してきた」という事実に反する妄想の由来は君の差別偏見に基づくものいがいの何だというのか?

http://www.kanaloco.jp/article/200746
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/24001.html
http://japan.hani.co.kr/arti/international/25030.html



>韓国軍元慰安婦に沈黙を強いることによって、慰安婦像のイメージが保たれてきたのだとすれば、その状況は維持されるべきでしょうか。

誰が「韓国軍元慰安婦に沈黙を強い」ているのか?君の願望にもかかわらず主語を大きくする理由は、下劣な人格ゆえか?

rawan60rawan60 2017/01/18 01:32 日本軍慰安婦問題だって1960年代から書籍に散見されていながらも、韓国軍事政権が崩壊する90年代にならなければ公論に上らなかったわけで、しかも日本政府が国会で関与を否認するという暴挙が被害者自身の告発に繋がっている。
「挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)」は文字通り日本軍の挺身隊として徴用されたと思われる女性たちの調査や記録の収集に端を発した団体であって、自らが直接かかわった問題に尽力していることについて「日本の軍隊を体験した韓国の男性が同じ制度を朝鮮戦争に導入したことが、日本軍「慰安婦」の存在を知りながらも韓国社会でそれが長い間タブーとされたことと無縁ではないこと」の責任まで負わされる謂れはないだろう。
そんな理屈が通るのなら、むしろ「日本の軍隊を体験した韓国の男性が同じ制度を朝鮮戦争に導入したことが、日本軍「慰安婦」の存在を知りながらも韓国社会でそれが長い間タブーとされたことと無縁ではない」といい放つ当人はなぜ社会運動化して責任追及しないのだという無限に拡大した責任論に陥るだけ。
人間は万能じゃない。

loulou 2017/02/21 21:29 問題がここまで複雑になったのは
関係ない一部の人たちが
騒ぎ立てたからでしょうか。

15年前くらい前に慰安婦(だった)方が出ていた
テレビを見たことがあります。

高齢の女性が韓国語で話していました。
「よしこ」という日本人名をつけられて
「体が痛いって言ってるのに
1日に五人も(兵士の)相手をさせられた」。

覚えています、
すごい辛かったんじゃないかって。

お金を払ったから像を撤去してくださいが
納得できないのは
撤去されたとしても、
わたしは嬉しくないからです。

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