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2018-04-30

[]「ソンミですよ、ソンミ」

毎日新聞の連載「平和をたずねて」の4月24日(火)朝刊掲載分「反復された戦争(67) 報復焼き打ち 無法の連鎖」にて、以前に当ブログでとりあげたことのある『シベリア出征日記』が引用されています。私が紹介したのは1919年2月13日の日記でしたが、記事では3月3日、4日の日記が紹介されています。

また、作家高橋治の『派兵 第三部』(朝日新聞社、1976年)から、第12師団歩兵第14連隊の元兵士の証言を含む一節が引用されています。

 「ソンミですよ、ソンミ。南京大虐殺ほど大規模でなかったようだが、ま、ソンミそのものといえるでしょうな」

s3731127306s3731127306 2018/05/01 20:55 >「ソンミですよ、ソンミ」

これはまた、直球の表現ですね。

それにしても、シベリア出兵時の戦争犯罪がなぜこれほど日本で知られていないのか、考えれば考えるほど不思議になります。植民地だった朝鮮・台湾とちがい、被害『国』はまがりなりにも大国だったソ連(ロシア)なのですから。ソ連政府側が情報手を手に入れられなかったとは考えにくいですし……。

LL 2018/05/03 18:26  私はシミュレーションゲームのサークルにいて歴史の話になったのですが、シベリア出兵を識らず周りの部員を驚愕させたことがあります。高3の日本史の先生は”現代史を扱いたい”ということで江戸時代から始めていて戦後まで扱っていたので授業で聞いたはずなのですが。
 反革命の軍事介入+下心で華やかな話もなく欧米の撤退要求に逆らって居座った挙句に大金を費やし大損害を出して逃げ帰ったばかりか、史上最大の民衆争乱である「米騒動」の原因になって政権を吹き飛ばした黒歴史がシベリア出兵ということで内実を詳しく語らないのでしょうね。
 「世界」「朝日ジャーナル」「金曜日」でも、シベリア出兵についてはほとんど見なかったような。
 ネトウヨや普通の日本人も日清、日ロ、WW1、15年戦争は知っていても、シベリア出兵は視野の外に見えます。たぶん、フジサンケイ系?のネタ本にはほとんど触れていないのでしょうね。これだと、日帝の敗戦後処理や戦後の問題、ソ連、ロシアからのまなざしは理解しきれないでしょうよ。

ApemanApeman 2018/05/05 16:19 s3731127306さん

>それにしても、シベリア出兵時の戦争犯罪がなぜこれほど日本で知られていないのか

まあソ連サイドから見るとシベリア出兵以降にあまりにも多くの死者を出しているから、というのも一つの理由なのでしょう。

Lさん

一昨年に中公新書で『シベリア出兵 ― 近代日本の忘れられた七年戦争』が出るなど、一般の人にとっても手軽に学びうる条件はできてきましたね。
右派界隈ではニコラエフスク事件を取り上げるケースが見られますね。日中戦争における通州事件のような扱いです。

LL 2018/05/08 22:57 >ニコラエフスク事件
 ああ、そうでしたね〜。通州事件にせよ、何にせよネトウヨな皆さんはなぜ外国のその場に帝国臣民なり蝗軍がいたのか?ということに目を背けて論議するので、いつも苦しいことになりますな。別に、御大尽が皇軍が駐留していないパリにチャラチャラ観光旅行していて殺されたわけじゃない。
 昔、「strangers in the strange land」というタイトルを見てなにか感じ入ったことがあります。”いるはずのない場所にいるはずじゃない者がいる”と勝手に受け止めただけなんですけどね。結局、大日本帝国と蝗軍ってそういうものなわけでそもそもそこにいること自体が怪しい、悪いんで、そこでやったことは「まあやっぱりこっちが悪いんだろうなあ」と見なくちゃいけないと思っています。

ApemanApeman 2018/05/13 12:17 Lさん

そういえば広中一成氏の『通州事件』についてネット右翼が書いているブログを見つけたのですが、「虐殺の記述が少ない」という文句ばかり言ってました。
http://tamatsunemi.at.webry.info/201805/article_4.html
やっぱり出来事の背景を理解する、というつもりがないんですね。

L 2018/05/17 00:06  こんばんは。ネトウヨのブログのご紹介、ありがとうございます。
 仰る通り、歴史的全体像に目を背けて針の先で突いたような、自分の見たい部分から逆に批判していますね。
 そんなに虐殺に拘るならシベリアを含むアジア太平洋での蝗軍による2000万人の虐殺を細大漏らさず積み上げればいいのにねえ。「彼の言うところの通州事件」並みにディテールがわかる虐殺だけでも何十万人分はあるから相当”楽しめる”でしょうに。

 しかしまあ、この人は70歳前後で、文章を見るとそれなりに整っておりいわゆるアホウヨと言うわけでもないのが実に恐ろしい。まあ、彼が典拠に振り回している本を見れば認知が歪んでいる事がわかるわけですけど。

 『<癒し>のナショナリズム―草の根保守運動の実証研究』2003に出てきた朝日、日教組、左翼ガーの”保守”の人ってこういう人なんだろうと思いました。

ApemanApeman 2018/05/21 09:19 Lさん

>しかしまあ、この人は70歳前後で、文章を見るとそれなりに整っておりいわゆるアホウヨと言うわけでもないのが実に恐ろしい。

ちょうど弁護士への集団懲戒請求の件で、加害者に40代、50代が多いことが話題になってますが、それよりさらに年長世代ですね。

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