講師あるいはコーチ

現在、技術的にはそれほど難しくない運用上の作業を、運用担当の方たち(プログラミングのスキルはない)へ引き継ぐ作業のフォローをしています。
そこで、SQLの基本をレクチャーしたり、現在の担当者が職人的感で作業している作業内容の標準化などを検討しております。現在の担当者は、「そんな細かい手順書を作ったりしても、機械的に作業をこなすのは難しいです、作業になれて内容を徐々に理解してゆくしかないです。」などと言っているのです。勿論ドキュメントは無かったり、記述に誤りがあったりという状態です。そもそも、手動メンテナンスというより、システム化できそうな内容なのですが、EXCELシートとSQL文実行でメンテナンしています。現在の担当者は、このシステムは複雑だから人が(職人が)頭使って世話してやらなければいけない的なことを行ってます。うまく標準化した作業として引継ぎできるのかな。でも、これは、立場が変われば私自身(役に立たないドキュメント等の形式知より暗黙知の共有の重視派)との戦いなのかもしれません。プログラミングスキルの無い人でも作業をこなせるように業務見直すことにより、私自身にも何か得るものがあるような気がしてきました。
とはいっても、日々使うSQLの基礎知識くらいは理解してもらいたかったので、例の「SQL書き方ドリル」をテキストに使わせていただきました。基本的な事例が多いし、DB内部での動作が、はちさんのイラストでわかりやすいからです。でも、いまのところ本格的にはじめからSQLを書くことはなさそうなので、スクワットをするまでも無いようです。