本気で学ぶ LECで合格る DS日商簿記3級
私は、これまでにいくつかの会計関連のシステムの製作に、かかわってきました。しかし、パッケージソフトではなくカスタムメイドシステムであるので、業務知識はほとんど意識していなくてもユーザの希望通りに画面の動きとかを作っていれば問題ありませんでした(業務の効率化とかあまりうるさくなく、むしろユーザの思うがままのシステムが求められていた昔の話だから)。また、一部の技術者(私はほとんどだと思っているのですけどね)は、そのようなときに要求される仕様をいかに実装するかに燃えていたし楽しいことでもありました。
しかしながら、最近の世の中の流れは、それだけでは成り立たず(まだ若いエンジニアは技術志向でもいいですけどね)、ユーザの言いなりでなく業務の本質を理解した上で提案したりする必要が出てきています。そこで、いまさらながら、「簿記3級」です。私が関わるような大企業の会計業務には、この程度業務知識はある意味、何の役にも立たないのですが、最低限の用語レベルは追いつけるのではないかと思います。実際、業務のプロフェッショナルはユーザ部門であるので同じレベルになっても仕方がありません。ようは、この程度基本知識は共有でき、要求していることの本質を理解し、ユーザサイドが間が付かなかったようなIT的ソリューションを提案できるかですね。
ところで、このソフト10日間の講義スケジュールですが、倍以上かかりそうです。ちなみに、これまで、業務知識を意識せずに開発に取り組んできましたが、一応、学生のときに工業簿記の単位は取っていたりします。
