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アラッポ・カーロの備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-03-13(土) はれ

「大滝さんが選ぶポップス・アルバム100」その1 〜 ニューオリンズR&B、R&Bとポップの中間 〜

「サウンド・レコパル」1981年6月号の特集より表題「大滝さんが選ぶポップス・アルバム100」なる記事を見つけました。もうだいぶ前に一度目を通したことはあったハズなのですがほとんど忘れていたので、ネットに備忘録。このリストはあの大瀧師匠が作成したプレイリストというだけあった非常に示唆に富んでおります。その100曲のうち今回はニューオリンズR&B、R&Bとポップスの中間から選曲された10曲を動画を含めてご紹介。

「」内は大瀧師匠のコメント

  • 001 ファッツ・ドミノ / ロック・アンド・ローリン
    「やさしい歌声。つらさを忘れる。」
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  • 002 ヒューイ・スミス / ロックンロール・リバイバル
    「独特のスイングとロックのノリ」この曲か、曲とアーティストが一致した。
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  • 003 プロフェッサー・ロングヘア / プロフェッサー・ロングヘア&ヒズ・ブルース・スクーラーズ
    ニューオリンズピアノの元祖」これまた、間接的にかなり影響を受けているな、私の好きなアーティストみんなこれ好きだよ。
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  • 004 クラレンス・ヘンリー / バッド・アイ・ドゥ
    「F・ドミノのポップス版。サックスとトロンボーンのイントロがユニーク」この声からFrogmanなのか。
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  • 005 レイ・チャールズ / R・チャールズ・ストーリー
    「Genius!の一言につきる。」これ基本!
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  • 006 サム・クック / ツー・サイズ・オブ・S・クック
    「ゴスペル・サイドもポップスサイドもダーイスキ。」これも、サム・クックだけひとネタ書けるね。バラカンモーニングでも常連なアーティスト。
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  • 007 ラリー・ウイリアムス / ヒアズ・ラリー・ウイリアムス
    「ぼくとしてはジョン・レノンを抜いて彼を語ることはできない。」ということなので、Beatlesもカバーした曲から
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  • 008 マーブ・ジョンソン / モア
    モータウン前夜のサウンド。この甘さがたまらない。」60年のヒット曲ビートルズ前夜でもあります。
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  • 009 ジミー・ジョーンズ / グッド・タイミング
    「九ちゃんでおなじみのテカテカ。人生訓も含まれている」師匠のコメントに思わず吹いた。
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  • 010 ジョー・ジョーンズ / ユー・トーク・ツー・マッチ
    ニューオリンズ・サビなし・ポップス。」これも、ナイアガラ構成成分多し。
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アーティストが創造活動を行って行く事は自分の中のルーツを検証し再構築して新しい物を生み出して行く活動なのでしょうね。このニューオリンズ系の選曲、もろ「ナイアガラムーン」の頃に師匠が表現したかった事のルーツなのでしょうね。当然これが全てではないのがナイアガラだけどね。

今回の記事手抜きの割には曲探しでいろいろと脱線して手間がかかってしまいました。これって、曲紹介でありDJですよね。Twitterの音楽版blip.fmで遊んでいるノリと同じです。このプレイリスト関してこの特集での師匠のお言葉がまた興味深い。このプレイリストをテープにとっておいて(当時はカセットテープですね)聴くのもおもしろいと言っています。

オリジナルテープ作りというのはリスナーがプロデューサーになれるんですよ。つまり持っているレコードを使って、曲順に変化をつけたり、サウンド的に対照的なものを並べたりとね。そういやって聴いてみると、これまでとはまた違った感じで聴こえます。

これって、blip.fmや最近はやりのUstreamでのDJとかの面白さに共通するね。また、DJがしっかりしているラジオ放送とも。

大滝さんが選ぶポップス・アルバム100

100枚ものアルバムなので、ここからまた新しい世界が始まります。このリストを見た80年当初は音を確認しずらかったし、全てをおさらいする余裕はなかったな。60年代は追いかけたけど。特にこの辺のニューオリンズ系は軽くスルーしていたかも。でもそのおかげで、今楽しみが残っているわけだし。