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アラッポ・カーロの備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-11-13(日) はれ

アオイホノオ 6,7

主人公まさに同じ年代で同じ時間を共有しているマンガの6巻と7巻です。空間だけが大阪と郊外と東京郊外という違いがありますが。ストーリーの方はあいかわらず恥ずかしくも熱いお年頃な主人公「焔燃」君もあいかわらず。ほんとこんな青春期なんですよね。また、同じ時代、同じ興味を持っていた主人公ですが、さすが漫画家を目指している主人公の観点は当時ただのマンガ&アニメファンである私とは違って面白いですね。当時からマンガ評論的なもの好きで読んではいましたが、この漫画視点はまさに自分がその世界に進んでゆこうとしているゆえの、先行してデビューしている新人漫画家に対する「やられた」感がなるほどと思いました。

自分などは、似たうような視点でも当時「凄いよね」とか「よくてきてる」や「よくこのパロディやってくれた」ていどの感想の部分に「やられた」的なみかたでみなさん凄ものを生み出していたのですね。(まあ、自分も将来に向けて勉強していたけど、ここまでのことは無かったですね。)

例によって、ガイナックス関連のお話も満載なのです。当時、リアルタイムで彼らの存在はSFファンの中では有名でしたが、意外と細かいところとか知らなかったりなので、単純にそうだったのか的な楽しみもあります。今回7巻にて、岡田斗司夫氏登場となりましたが、さすが登場から凄いキャラですね。実家がどのような商売で大儲けしてボンボンであったとか初めて知りました。

さて、今回の巻での懐かし出来事を少し取り上げましょう。(今回は私の琴線ふれる出来事はすくなかったかもです。この6,7巻時期は、音楽的大きく揺れていたかもです。この漫画では触れられていませんが、ジョン・レノン暗殺やロンバケ発売時期ですからね)

1980年主な出来事

漫才ブーム

◯王選手引退

◯警視庁新庁舎となる

◯「Dr.スランプ」連載開始

◯金属バット事件

この他本編ではモスクワオリンピック不参加や山口百恵引退が上げられていますが、ジョン・レノン暗殺と三平師匠が亡くなったことは入れて欲しかったですね。この辺がそれぞれの想いで微妙に違うのですね。公開アニメ作品の説明が充実していたのはこの作品上あたりまえですが。でも劇場で観たのって「地球へ」だけだったです。

大友克洋作品

童夢でブレイクする直前の大友作品に関して触れられているわけですが、もう少しまえに話題になっていたような記憶があるのですけど、ちょっとあやふやです。やはり、今までのマンガ流れからするとかなり特別な存在であることが伺えますね。当時作品ほぼリアルタイムで読んでましたが、多分理解しきれていなかったような気がします。今読み返すと、あの頃のマンガで取り扱っているネタに改めて反応できることありそうです。ガレージから発掘してこようかな(でも、書斎がいっぱいでこれ以上書籍はもちこめないのです)。

原秀則

じつは当時から全く未チェックな作家さんでした。ラブコメは大好きで、この本でも度々でてくる、あだち充高橋留美子作品は当時から大好きだったのですけどね。そして当時、わたしは主人公よりも少女漫画を読んでいました。この本にも書いてありましたが、当時少女漫画と少年漫画を並列的に読んでいるマンガファンはけっこういたと思います。高校の同級生レベルで、アニメやマンガのオタでないレベルの男子でも、「伊賀のカバ丸」や「いらかの波」と読んでましたよ。


アオイホノオ 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
発売元: 小学館
価格: ¥ 560
発売日: 2011/06/10
発売日: 2011/06/10

アオイホノオ 7 (ゲッサン少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
発売元: 小学館
価格: ¥ 560
発売日: 2011/11/11
発売日: 2011/11/11

2011-08-14(日)

川越市立美術館 漫画展 「中国からの引き揚げ〜少年たちの記憶」

次男が学校から配られた夏休み中催し物情報で知った、漫画展へ行って参りました。肝心次男は参加する気なしで、付いて来ませんでしたが。

中国大陸(満州)で育ち日本に引き揚げてきた赤塚不二夫ちばてつやなど著名な漫画家たちが少年時代に体験した戦中、戦後の満州の生活や様子を描いた漫画の原画展「中国からの引き揚げ〜少年たちの記憶」が9日から14日まで、川越市立美術館市民ギャラリーで開かれる。戦争当時の様子を的確に再現した漫画を通じて、戦争の悲惨さと平和の大切さを考えてもらおうと、県西部地区の主婦らが実行委員会を組織し、企画した。同展は入場無料。

戦中戦後の満州再現した漫画原画展 川越市立美術館、9日から

といった内容なので、マンガというよりも戦争体験展の雰囲気が強かったです(それ故に子供たちにも観てもらいたかったですが、もう少し小さい頃だったら素直に観たのですけどねぇ)。会場には、夏休みの子供達というより、私たちの親の世代の方々が多く当時を思い出し的な感じでした。

以前より、ちょうど私たちが幼い頃、既に有名な漫画家方々の中に戦争体験者や満州からの引き揚げ経験者が多いなと感じていました。

展示された漫画家方々は『中国引き揚げ漫画家の会』の漫画家です。展示内容は、満州引き揚げ時のリアルな苦労話もありますが、その大半は、彼らの子供時代の思い出話でもあり、少年時代に異国である中国大陸での暮らしぶりが興味深く、自身の絵で知ることが出来ました。親から禁じられている屋台の食べ物を買って食べた話や、近所の中国人の子供と遊んだ話など子供目線の異国体験でもあるのですね。彼らは引き揚げるときに祖国日本を新しく行く国に感じたそうです。

子供の回想なので、お菓子などの食べもに関するものも多く、それらの中国風駄菓子が非常に美味しそうに思ってしましました。特に「サンザシの実などを竹串に刺し、溶かした砂糖の中につけて衣を着せた菓子」に惹かれました、食べてみたいです。

明日は終戦記念日ですね。

BGM:



少年たちの記憶―中国からの引揚げ
発売元: ミナトレナトス
発売日: 2002/06
売上ランキング: 271542

2011-08-06(土) はれ

ナイアガラをめぐる画家たち

大瀧詠一氏とマンガあるいはイラストといって一番有名なのはこのジャケットでしょう。

http://ec2.images-amazon.com/images/I/71tvTt3k62L.png

この永井博さんのジャケットがあまりにも突き抜けてしまった感がありますよね。

永井博 Profile

  • A LONG VACATION - 大瀧詠一&松本隆
    アルバム解説動画(松本隆さんインタビュー有り)
    D

でも、当時サブカル系のリア充でないオタな私には(当時の日本人ほとんどの人にとってかもですが)リアリティの全くない完全なフィクションの世界として受け取りました。今にして思うとその作り物感もよかったのかも。ただ、時代は微妙にこのジャケットの雰囲気の影響を受けていてサーフィンを始めるクラスメートなども出てきた時代です。

また、往年のナイアガラファンにとって、ジャケットデザインは永井博さんよりは中山泰であることは間違いないでしょう。中山泰さんは、あの70年代はっぴいえんど系アーティストのジャケットなどを多く手がけたデザイナー集団「WORKSHOP MU!!」の出身でもあります。大瀧さんの「ナイアガラ・ムーン」は「WORKSHOP MU!!」デザインであります。その他の70年代アルバムは中山泰さんです。

東京イラストレーターズソサエティ (TIS) | 作家 | 中山 泰

  • ココナツ・ホリデイ 76'
    当然このナイアガラ・トライアングルも中山さんデザイン。
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続いてはコミックとの関係ですが、おなじく中山泰さんのコミック。1977年フォーライフマガジンに掲載されたもので、この絵に描かれているお子さん(シコ&チグサ)は、師匠のご子息です。

f:id:ArappoCaro:20110806164342j:image:w360

  • 大滝詠一/青空のように
    この曲のシングル盤のジャケットに上記のマンガの頃のご子息が写ってますね。
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続いてナイアガラ縁のある漫画家はそう高信太郎さんです。高さんは同時期にSFのコミュニティでも有名な漫画家さんだったので、このふたりに交流があったということは、SF好きナイアガラーとしては嬉しい限りです。

https://lh5.googleusercontent.com/-7P5Xma5yGic/Tj0BVh2BCLI/AAAAAAAAE9g/907tm6wVoeQ/s576/IMG_4657.JPG

  • Let's ondo again '78ver.
    高さんはこのアルバムにマンガ書いてます。
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最後に最近のナイアガラ絵師は本秀康さんでしょう。代表作はレコスケくんでもあり、レードコレクターマガジンを非定期に愛読している私としても馴染みのある漫画家さんです。ナイアガラにはかなり関係の方なのにこれまであまりフォローしきれていなかったようです。今後要注意です。以前からLOFTプラスワンで行われているCRT関連の企画(ナイアガラー率多し)でもジョージ・ハリソン関連のイベントお馴染みです。ご自身もナイアガラーである(オフィシャルサイトがナイアガラです)と同時に、私と同じくビートルズの中ではジョージの大ファンであることもかなりシンパシーなのです。

本秀康オフィシャルサイト - Niagara A Go! Go! 

おもしろ帝国 -本秀康公認ファンサイト

そして、最近発売されたナイアガラ関連(レーベルでは有りませんが)アルバムである大瀧詠一 作品 『A LONG VACATION』 南国アンドロイド・カバーのデザインを担当されました。

                          

  • Chip Shop Boyz & カコイミク 「水彩画の町」
    『A LONG VACATION』 南国アンドロイド・カバーの曲じゃないけどChip Shop Boyzということで。
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2011-03-28(月)ロンバケ30周年記念商品購入 ”サウンド・クリエイターのための、最新版デジタル・オーディオの全知識” & ”大瀧詠一作品『A LONG VACATION』南国アンドロイド・カバー”

まだまだ、関係のある絵師さん多そうですね、何か情報あればコメントいただけると嬉しいです。

おまけ:横尾忠則さんとの動画

  • 大滝詠一 あがた森魚 横尾忠則
    『僕は天使ぢゃないよ』より
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WORKSHOP MU!!
発売元: 主婦の友社
発売日: 2006/10/03
売上ランキング: 697862

Time goes by・・・
発売元: ぶんか社
価格: ¥ 3,150
発売日: 2008/03/03
売上ランキング: 246282

2011-05-26(木) はれよる雨

文藝別冊 吾妻ひでお 美少女・SF・不条理ギャグ、そして失踪

毎回、良い特集が組まれる「文藝別冊」ですが、たまたまリアル書店で目にして衝動買い。80年代初頭にはほぼ出る作品を一部同人誌を除いてコンプリートであったのに、最近チェックが甘かったです。失踪後の「失踪日記」を読んでまた吾妻ひでおファンに戻ろうと思っていたのに。失踪日記の復活以来、事あるごとにチェックしていたのですが、既にいくつか漏れてました。今回も書店でたまたま見かけたので買えましたが、見逃していた可能性大でした。

やっぱり吾妻先生いいですね。女の子は可愛いし、不条理ギャグも最高です。出てくる固定キャラにも愛着があります。ナハハやブキミとか大好きです。自分の中のSFブーム最高潮の時代がまさに「不条理日記」時代であり、彼のマンガからまた影響を受けてSFへといった事を繰り返していました。女の子は基本可愛くなければという基本思想が存在しています。彼に描かれるとおばさんも可愛くなるのですよ。最初の出会いは「ふたりと5人」でした。少年マンガ週刊誌を定期購読したのは、この時期のチャンピオンだけです。このころのチャンピオンは「がきデカ」に「マカロニほうれん荘」とかものすごいものがありました。学校のノートに「ポルノ虫」ばかり描いてました。

今回の掲載のお宝は、デビュー前の未発表作品でしょうかね、デビュー前、さすがにエロさはないですが、吾妻ワールドの片鱗もありでした。少年とねずみの話なので得意の可愛い女の子が出てくるところがないのですが、少年のおかあさんが唯一女性キャラで出てきますが、これがわりと可愛く描けているはさすが吾妻先生。また、過去の作品読み返したくなりました。

ほんと、80年代前半は音楽もマンガも何もかも凄いな〜とつくづく思います。

  • AZICON OP オールスタァ十三大キャラ 吾妻総進撃
    くぅくぅ、こんなのがアップされていたとは。
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  • おちゃめ神物語コロコロポロンOP

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  • 「ななこSOS」より OP
    作詞:伊藤アキラ/作曲・編曲:新田一郎/歌:高橋みゆき。これ隠れ名曲。そして、このアニメ音楽担当は新田一郎さん。最初の「ななこSOS」って掛け声はまさにそれっぽいですね。
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文藝別冊 吾妻ひでお 美少女・SF・不条理ギャグ、そして失踪
発売元: 河出書房新社
価格: ¥ 1,260
発売日: 2011/04/18
発売日: 2011/04/18
売上ランキング: 1326

2010-11-20(土) はれ

アオイホノオ.5

このマンガよむとホント同年代なって思います。このマンガそのものはアニメや当時の状況を知らなくても単純な「若さとはバカさ」的な青春ものとして楽しめるマンガです。しかし、私みたいに同世代のしかも当時のアニメファンとしては3倍以上は楽しめます。では、第5巻の懐かしネタ。

ウォークマン

この欲しかった気持分かります。電車通学なら絶対にこの初期のウォークマンを即購入していたことでしょう。私、おんぼろ車通学者だったので、カーステレオがあったのとクルマ維持費で学生時代は購入出来ませんでした。同級生は持ってましたね。最初の頃はウォークマン自体がファッショナブルでしたからね〜。

ウォークマンが成し遂げてくれたこと

http://www.designtobira.com/img/walkman_1_30-thumb.jpg

自動車教習所

主人公ホノオは80年の11月に教習所へ通ったわけですが、私は同じ80年の夏休みに通いました。教習所では久しぶりに地元同級生と一緒になったりとか面白いことも多かったのですが、マンガにもあるように教官しだいですね。今はサービス業で少しはマシなようですが、この当時は本当ひどい教官が多かったのです。今でも思えている教官のフレーズがちょうどお盆の時期での教習で、私の運転にケチを付けで「お盆で御先祖様が迎に来ちゃうぞ」とか言われました。その教官の態度が横柄だったので当時かなりムカっときましたが、今考える気の利いたギャグだったのかなあ。

DAICONIII準備開始

このころ、バリバリのSFファンだからこのSF大会って知っていましたが、いまのサブカル浸透度に比べて本当に認知度が低かったと思います。初対面の人には必ず隠さなければいけない趣味といった感じです。それがいまでは、コミケとか凄いですよね。でも本家SF大会の方は、ハードなSF自身の不人気もあって逆に最近は盛り上がっていないようですが。私自身SFのファンジンに入って同人誌作成などに関わるのはこの数年後の82年なのですが、その時既にこの翌年81年のDAICON?は伝説となっていましたからね。そう、82年歌謡曲ファンとSFファンとアニメファンのハイブリットである私が庵野さんたちがかかわるマクロスによって衝撃を受けたのは言うまでもない事であったのです。

DAICON III opening animation MUSIC ONLY remastered
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アオイホノオ 5 (少年サンデーコミックススペシャル)
発売元: 小学館
価格: ¥ 560
発売日: 2010/11/12
発売日: 2010/11/12