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アラッポ・カーロの備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2014-03-27(木)

仕事とメリー・ポピンズ

先日、久しぶりにディズニー映画を観ました。と言っても、松たか子の歌唱が評判の良い「アナと雪の女王」でなく、けっこう地味ですぐ打ち切りになりそうな「ウォルト・ディズニーの約束」の方でした。

内容は、ディズニー映画「メリー・ポピンズ」の制作秘話的なお話です。開園当初のディズニーランドの風景やウォルトのデスク、私も子供の頃大好きだったテレビ「ディズニーランド」でのウォルト・ディズニーのホスト役シーンでウォルトが妖精の粉をかかられるシーンの再現など、ディズニー好きにはたまらない内容でした。この映画単体でというよりやはり映画「メリー・ポピンズ」と合わせて一つ的ななのです。原題も「Saving MR. BANKS」であり、「メリー・ポピンズ」に出てきたお父さんバンクスさんの救済とでもいう内容です。「メリー・ポピンズ」の原作者の「メリー・ポピンズ」に重ねる自分の父親への思いと重なります。そうテーマは「メリー・ポピンズ」が持っている仕事や家族に対する向かい方そのものなのです。ウォルトの名言にあるように「男は仕事のために家族を犠牲にしてはならない。」という思いがあふれています。この映画を観てあらためて「メリー・ポピンズ」が持っていた「社会の厳しさ」、「困難の乗り越え方」、「仕事のやりがい」、「人生で大切なもの」を改めて考えさせられました。まさに「どんな仕事も、楽しくやる方法があるのよ!そのコツを見つければ仕事はゲームに!」「苦い薬も、ひとさじの砂糖があれば簡単に飲めるように、やりたくない事だって、考え方ひとつで楽しく変わる♪」

みなさんも、日々の仕事の中に「砂糖」を見つけてはいかがでしょうか?

2013-01-26(土)

新文芸坐『女優 若尾文子』刊行記念 日本映画のヒロインVol. 11 若尾文子

赤線地帯(1956)と祇園囃子(1953)の2本立てそしてご本人若尾文子さんのトークショーに行って来ました。

11時くらいからの「赤線地帯」引き続き「祇園囃子」を観てトークショーというつもりであったのですが、既にその前の回の「祇園囃子」から満席状態で入れませんでした。仕方なく整理券を貰い、次の「祇園囃子」からの鑑賞となりやっと入れました。けっこう私と同じ時間帯でこようとしていた方が多く、劇場の前で入れずにいた方が私の後からも続々といった状況でした。やはり、ご本人のトークショーということで人気なのですね。オールナイト時のトークショーのように整理券付きの前売り販売にした方がよかったようですね。

客層は昔からのファンのかたや最近の映画ファンの方など様々でした。やや昔からの初老の男性が多かったようにも思いました。リアルタイムに若尾文子様を映画で観たらさぞかし印象に残っているでしょうね。ちょうどトーークショーの直前上映がほぼデビュー当時のかなら初々しい若尾文子様だったのでトークショーでの貫禄(?)ぶりとはややギャップがありました(笑)。それでも、さすが女優さんあの落としで客席からもひしひしとオーラが伝わりました。溝口健二監督作品はあまりハマッたことはなかったのですが、「祇園囃子」はいかにも世界的な評価を受けた跡の作品ということもあり、ドメスティックな感じなテーマを扱ったものでしたね。そんな中でも「アプレ」に代表される当時としての女性の世代違いなんかも出ていて面白かったです。

それから、トークショーでの若尾さん、過去の作品はほとんど振り返らないときっぱりでした。カッコイイですね。有名な作品でもラッシュまで完成品を観ていないものもあるそうです。

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上映待ちについ食べちゃた「一蘭」のラーメン

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2012-11-30(金)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

2009-07-03 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

2009-07-17 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

これらに続いて「Q」公開から遅ればせながらやっと観れました。よく考えたら。「序」って劇場で観ていなかったのですね。このシリーズやはり劇場で観たいアニメかもですよ。

今回もネタ満載ですね。アニヲタ第一世代としては語りたいシーンたくさんですよね。これまでの影響受けてきたもをベースに今のアニメなんですね。どこまでがネタバレになるのか微妙ですが、やはりラストのシーンはネタバレ何ですかこれ?

ヤラれた感はたしかにあります。まあ、基本的な感想は村上春樹かよってイメージも少し。ボーズラブには興味ないので、アスカの活躍が良かったですね。面白かったですよ〜

一応TVシリーズとか全話観ていたいしてますが、色々な場バージョン解釈がありますね、コミックは読んでないのですよね、面白いらしいですけどね。アニヲタ前回のころのナウシカとかは公開前にあらゆるメディア情報チェックしていましたが、最近はまったくの事前情報無しで楽しみました。

冒頭のマリの唄う昭和歌謡のこの曲でにやられましたよ。

  • 天地真理 ひとりじゃないの
    マリちゃんですからね
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2012-08-20(月)

ヘルター・スケルター

  • 『へルタースケルター』予告編

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レイトショーにて観て参りました。事前情報で、戸川純ちゃんの「蛹化の女 」が印象的だということで、これはぜひ観なくてはと気持が盛り上がり公開ごだいぶ経ってやっと観れました。

かんそう:怖かったよ。正直、自分にはきつかったかな。

今時の女性グラビア誌を観ているよな映画でした。全編PVみたいで、どのシーンも絵になってますけどね。大画面で観るエリカ様はすごいものがありました。R15指定できわどいシーンもありました。女性にとってのリアリティー描写が私にはきつすぎたかな、映像はリアリティどころか非現実的な美しさなのにね。アイドル好きな私はもっと精神世界までフィクションであったほうが安心するかも。

まあ、とは言え、監督の蜷川実花さんの影響されてきたものには共感出来るものが多いだけに興味深い作品でした。原作の岡崎京子さんは80年代から身近に感じていた漫画家さんだし、でも90年代にはもう作品みてなかったけどね。なのでこの原作もまだ未読なのでした。彼女の同人誌時代から知っているけど一番成功したころの漫画を読んでいないというアンバランスさなのでした。そして特筆は音楽担当の上野耕路さん。そして「蛹化の女」ですかね。結局観る前から期待していたところに一番盛り上がってしまいました。映像全般はバリバリ現代の若い女性に向けた美意識なんだけど、根底には「ゲルニカ」の世界感もあるかもね(ビジュアルでなくてね)。

そんなわけで、映画での気になり曲を

  • Nina Hagen "Naturträne"
    いきなりニナ・ハーゲンからの始まりですよみなさんwここに力が入りましたね。改めて戸川の純ちゃんとの関連を認識するなど。
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  • 戸川純 『蛹化の女』
    エンディングテーマでもよかったのでは?
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  • 浜崎あゆみ / evolution
    映画のテーマソング。浜崎あゆみに対する違和感がこの映画に対する違和感と同様かもしれません。
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  • AA=(aaequal) 「The Klock」 PV
    この感じはまだわかる。
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  • パルコ 夏のグランバザール 2012年「ヘルタースケルター」 沢尻エリカ
    この映画今時なのでいろいろいなこととコラボしているのね、このグランバザールはいろいろ70年代80年代からの繋がりパルコ劇場そしと監督のお父様の世界とか。。
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また、この映画、いろいろとカメオ出演に微妙な有名人出演しているひと探すのも面白いかもね。

ヘルタースケルター・オリジナル・サウンド・トラック
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2012-06-07(木) はれ

SF作家のレイ・ブラッドベリが亡くなりました

グッド・バイ、レイ・ブラッドベリ

作家レイ・ブラッドベリが今日(米国時間6/6)、ロサンゼルスで亡くなった。91歳だった。

まさに巨匠の方が亡くなったという感じですね。直接的あるは間接的の多くお影響を受けたかたです。10代から20代前半のSFファンの頃、前作品読破するほどではありませんでしたが、SFファンであれば、その存在を知っていて当然な方ですよね。私がSFを読んだりした時には既に超有名人であり、米SFの黄金時代を代表する方でした。

ブラッドベリとの最初の出会いは今でも覚えてます。それは中学の国語教科書に載っていた「霧笛」です。そう、そのころ、翻訳SFとかほとんど読んでいなかったので、最初に触れた本場米国のSF小説ということになるでしょう。その後、この作品が映画「原子怪獣現わる」の原作であることを知り、ウルトラマン世代の特撮ファン&SFファンのあたまの中でいろいろな事がつながっていったものです。この映画の特撮はブラッドベリの盟友レイ・ハリーハウゼンが特撮を務めています。彼の特撮映画は小学生の時に各種洋画劇場で観るのが楽しみでした。また、日本の特撮ファンとしては外せないのが、この作品ゴジラの元ネタとなっているということですね。そして原作の「霧笛」ですが、なんともファンタジックな怪獣小説な印象があります。そう、ブラッドベリってそうなのですよね。なんか優しがある感じなのですよ全体に。

  • The Beast from 20,000 Fathoms
    この怪獣の動きがまさにレイ・ハリーハウゼンですね。原作はもっと雰囲気ある感じでですけどね。
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続いては、なんといってもトリュフォーの映画「華氏451」でしょね。実はこれは映画のみで原作は読んでいないのです。でも映画の世界観はブラッドベリのものですよね。典型的なデストピアの話で、わわれの世代では未来社会に対する大きな刷り込みともなっているのでした。まさに、現在は、書籍の検閲による焚書とは違った形で紙メディアは無くなりつつありますね。ブラッドベリ氏自身はインターネットや電子書籍にはあまり支持していないようですが、少なくともインターネットのお陰で、検閲はしにくい仕組みになったのかなぁ、などと考えました。じつはこの映画観たときはブラッドベリ原作ということのみで観ていて、監督が有名なトリュフォーであることをあまり意識していませんでした。(ブラッドベリ氏とは関係ないですが、今回のことでウィキペディア改めてみたら、トリュフォーってSF嫌いんですか?「えっ」という感じでした。だってSF映画の金字塔「未知との遭遇」に出演してるじゃないですかね)。

  • Fahrenheit 451

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小説の中で印象的ななのは「火星年代記」と「たんぽぽのお酒 」ですね。どちらも、書かれた年代よりだいぶ経ってからなのですが、ブラッドベリの優しさというかしみじみした感じがとても印象的な作品でした。特に「たんぽぽのお酒」はそのたんぽぽで作ったお酒を呑んでみたいと当時から思い続けて未だに呑んだことがないのです。こんで是非呑んでみたいです。

また、今回改めて作品名を眺めてみると、それほど読んでいないはずなのに、印象的な作品がいくつか目につきました、それは、直接読んでいなくても、他の作品やなどに引用されたり、影響を与えている作品が多いですね。

ブラッドベリ氏の作品なら、またこの年齢で読み返しても面白いかなと思いました。

すてきな作品をありがとうございました。心よりご冥福をお祈りします。