Hatena::ブログ(Diary)

アラッポ・カーロの備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012-06-07(木) はれ

SF作家のレイ・ブラッドベリが亡くなりました

グッド・バイ、レイ・ブラッドベリ

作家レイ・ブラッドベリが今日(米国時間6/6)、ロサンゼルスで亡くなった。91歳だった。

まさに巨匠の方が亡くなったという感じですね。直接的あるは間接的の多くお影響を受けたかたです。10代から20代前半のSFファンの頃、前作品読破するほどではありませんでしたが、SFファンであれば、その存在を知っていて当然な方ですよね。私がSFを読んだりした時には既に超有名人であり、米SFの黄金時代を代表する方でした。

ブラッドベリとの最初の出会いは今でも覚えてます。それは中学の国語教科書に載っていた「霧笛」です。そう、そのころ、翻訳SFとかほとんど読んでいなかったので、最初に触れた本場米国のSF小説ということになるでしょう。その後、この作品が映画「原子怪獣現わる」の原作であることを知り、ウルトラマン世代の特撮ファン&SFファンのあたまの中でいろいろな事がつながっていったものです。この映画の特撮はブラッドベリの盟友レイ・ハリーハウゼンが特撮を務めています。彼の特撮映画は小学生の時に各種洋画劇場で観るのが楽しみでした。また、日本の特撮ファンとしては外せないのが、この作品ゴジラの元ネタとなっているということですね。そして原作の「霧笛」ですが、なんともファンタジックな怪獣小説な印象があります。そう、ブラッドベリってそうなのですよね。なんか優しがある感じなのですよ全体に。

続いては、なんといってもトリュフォーの映画「華氏451」でしょね。実はこれは映画のみで原作は読んでいないのです。でも映画の世界観はブラッドベリのものですよね。典型的なデストピアの話で、わわれの世代では未来社会に対する大きな刷り込みともなっているのでした。まさに、現在は、書籍の検閲による焚書とは違った形で紙メディアは無くなりつつありますね。ブラッドベリ氏自身はインターネットや電子書籍にはあまり支持していないようですが、少なくともインターネットのお陰で、検閲はしにくい仕組みになったのかなぁ、などと考えました。じつはこの映画観たときはブラッドベリ原作ということのみで観ていて、監督が有名なトリュフォーであることをあまり意識していませんでした。(ブラッドベリ氏とは関係ないですが、今回のことでウィキペディア改めてみたら、トリュフォーってSF嫌いんですか?「えっ」という感じでした。だってSF映画の金字塔「未知との遭遇」に出演してるじゃないですかね)。

小説の中で印象的ななのは「火星年代記」と「たんぽぽのお酒 」ですね。どちらも、書かれた年代よりだいぶ経ってからなのですが、ブラッドベリの優しさというかしみじみした感じがとても印象的な作品でした。特に「たんぽぽのお酒」はそのたんぽぽで作ったお酒を呑んでみたいと当時から思い続けて未だに呑んだことがないのです。こんで是非呑んでみたいです。

また、今回改めて作品名を眺めてみると、それほど読んでいないはずなのに、印象的な作品がいくつか目につきました、それは、直接読んでいなくても、他の作品やなどに引用されたり、影響を与えている作品が多いですね。

ブラッドベリ氏の作品なら、またこの年齢で読み返しても面白いかなと思いました。

すてきな作品をありがとうございました。心よりご冥福をお祈りします。

2012-06-02(土) はれのち夕立

尾崎紀世彦さん死去 〜 キーヨとの思いで

尾崎紀世彦さん死去…「また逢う日まで」でレコード大賞

小学生のころ、この大ヒット曲をみんなで歌いまくったものでした。幼心に、彼はこれまでの歌手とスケールが違うなと感じたことを覚えています。これは後年から知ったことですが、ブレイク前に特撮やアニソンを歌っていたのですね、この曲を歌いまくったのは声が耳になれていたからでしょうかね。先日の京平先生の誕生日祭りでも欠かせない歌手の一人でしたしね。

とまあ、非常に歌のうまい歌手としてイメージが一般的でありますが、私自身の尾崎紀世彦史の中では、映画の占める要素が大きのでした。

  • ハウス - Hausu (1977) - Soundtrack
    この映画、いろいろな意味で私の原点的な映画でもあるのですが、そこに東郷圭介先生の役で出演されていたのですよね。この役がユーモラスであり歌の印象てきでした。ホラーの中で気の休まるシーン的な役所。
    D
  • 星くず兄弟の伝説 O.S.T - 若者達の心にしみる歌の数々
    この映画も、尾崎紀世彦史というより自分史的に非常に大きな存在の映画です。尾崎紀世彦さん演じるアトミック南は、この映画テーマのなかでも非常に重要な役割であり、当時、人気が低迷していた尾崎さん自身とこの映画扱うエンタメ世界感が非常にマッチしていました。
    D

この訃報で、自分との関連とりとめもなく記してみましたが、あらためて、大切な何かを失ったような気がします。心よりご冥福をお祈りいたします。

2012-05-21(月) はれ

「ビー・ジーズ」ロビン・ギブ氏死去

「ビー・ジーズ」ロビン・ギブ氏死去

ビー・ジーズというと、一般的にはサタデーナイトフィーバーの『ステイン・アライブ』(32万枚)『恋のナイトフィーバー』(25万枚)が有名ですが。単一のヒット曲としても『メロディー・フェア』は34万枚で、日本においては最もヒット曲だったのですね。それも、曲というか映画が評価されたのは米国はもちろん本国イギリスよりも日本において評価されたというのも非常に興味深いです。こういった、洋楽ポップスの日本でのみヒット曲は、通常の全世界レベルのヒット曲よりもより自分的にツボ曲が多いのはこれからまだ分析が必要ですね。

以前、最初に買った洋楽レコードはカーペンターズであるとここに書きましたが、実は最初に好きになった洋楽はレコードこそ購入していませんでしたが、ビー・ジーズの『メロディー・フェア』であったかもしれません。それだけ映画『小さな恋のメロディ』が私にとって重要な作品であるからなのでした。

そういった意味でも、ロビン・ギブ氏が亡くなったのは、感慨深いものがあります。自分を構成している要素の大切な部分が欠けてしまったような。ご冥福を心よりお祈りいたします。

  • ステイン・アライブ

    D
  • 恋のナイトフィーバー

    D
  • メロディー・フェア

    D

2012-05-19(土) はれ ♡

80年代アイドルブームの楽曲に多大な影響を与えた、ドナ・サマーさんなくなる。

ドナ・サマーさん死去 「ディスコの女王」

63歳の若さで亡くなってしましました。彼女の熱烈なファンでなくても、彼女のついては追悼せざる得ないでしょう。わたしも、彼女のレコード買って熱心に聴いていたファンではないのですが、その存在はこの訃報に寄って私自身のなかで大きかったのだなと再確認させられました。彼女のヒット曲のリリース時期と私自身がラジオやレコード等で積極的に音楽を聴いていた時期がピッタリとシンクロしているのですね。前述のようにレコード買わなくても同世代なら、そしてそれほど音楽ファンでなくても、ドナ・サマーという名前は心に刻まれているはず。そう、70年代にラジオを聴いていた人なら連日彼女のヒット曲が流れていたのをきいていたですよ。折しもディスコブーム真っ只中で、彼女の曲はアレンジのキャッチーさですぐフレーズを覚えることができました。


  • Donna Summer - She Works Hard for the Money(情熱物語)
    これは、80年代になってからなので当時の王道マイケル・オマーティアンのプロデュース作品。モロダーさんからイメージ変わりましたがディスコです。
    D
    河合奈保子 - UNバランス
    作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:大村雅朗。アイドル全盛期、であり私自身もアイドルオタであったころ、こんなんことしてくれる歌謡曲が大好きでした。歌詞に「情熱」とかも出ているし、アレンジだけじゃなくてトータルで作為的ですな。
    D
  • Donna Summer - Hot Stuff
    作詞 BELLOTTE/FALTERMEYER/FORSEY。ぎりぎり、このころまで、ほとんど作家性をまったく意識しておりませんでした(特に洋楽は)、後に大好きとなるジョルジョ・モロダーのプロディース作品。やはり、ドナがといよりモロダー作品は一時期にアイドル歌謡に欠かせない要素でしたね。
    D
    早見優 抱いてマイ、ラブ
    作詞:松本一起、作曲:John Stanley、編曲:茂木由多加。大好きなこの曲。もう当時はかなり私自身がモロダーファンであったので、これをやった元四人囃子の茂木由多加氏にも注目しておりました。
    D
    モーニング娘。 『ハッピーサマーウェディング』
    作詞/作曲:つんく、編曲:ダンス☆マン。そりゃつんくやダンス☆マンはさ、もろドナ・サマーリスペクトでしょ、ほぼ同世代だし。
    D
  • Donna Summer - I Remember Yesterday
    Writer(s):Donna Summer, Giorgio Moroder, Pete Bellotte。今聞き直すと、1940年代を意識したアレンジなのですね。この曲が収録されている「I Remember Yesterday」というアルバムは今回構成見直したら、秀逸なアルバムですね、当時ラジオでしか聴いてなかったのを悔やまれます。というか今からでも入手すべきですな。
    D
    竹内まりや ドリーム・オブ・ユー〜レモンライムの青い風〜
    作詞:安井かずみ 作曲・編曲:馬飼野康二。アルバム版はあまりにも激似しているので、ディレクターが激怒して、達郎さんがアレンジしなおしたバージョンとねっております。
    D
    ロマンチスト - 伊東ゆかり
    作詩:松本 隆/作曲・編曲:筒美京平。やはり京平のやりくちの方が洗練された感じがありますね。1977年
    D
  • Donna Summer - Once Upon A Time
    Writer(s):Donna Summer, Giorgio Moroder, Pete Bellotte。
    D
    岩崎宏美 シンデレラ・ハネムーン
    作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平。残念ながらコロッケの曲となってしまいましたが。これぞ京平先生のディスコですね。
    D

まだまだ、たくさんありそうですが、きりがないですね。今回TLを眺めていてもおなじような思いの同世代の方々がたくさんいらしたようです。この追悼リストも町山さんらしくていいですね。

追悼ドナ・サマー町山智浩氏おすすめPV

それにしても、このような引用元をたくさん残して下さった、ドナ・サマー偉大です。こころよりご冥福をお祈りいたします。



Love to Love You/I Remember Yesterday
アーチスト: Donna Summer
発売元: Universal
価格: ¥ 1,731 (15% OFF)
発売日: 2010/05/11
売上ランキング: 16854

2012-02-26(日) くもり

淡島千景さん追悼 NHK BSプレミアム「眞實一路」

タイトルは有名なので知っている程度で、ほぼ前知識なしの状態で鑑賞。先日亡くなられた、淡島千景さんの追悼企画としての放送でした、淡島千景さん自身は、映画と言うよりもテレビドラマの活躍印象が強い方ではあります。

今回観た「眞實一路」でありますが、基本的には『1935年から1936年にかけて「主婦之友」誌上に連載された山本有三による小説』であり、そのテーマも当時の「主婦之友」読者ターゲット的な内容でした。

解説・あらすじ - 真実一路

真実の愛に生きるとは、いろいろい考えさせられる面も有りましたが、最近やはり気になってしまうのはロケ地巡り的発想。この映画の制作年は1954年ですが、映画自体の時代設定は戦前であり、当時のカフェの雰囲気などについめが行ってしまいました。

また、淡島千景さんいがいでも気になり女優としては、桂木洋子さんですね、早くに引退してしまい、こういった名画以外ではその姿と見ることが出来なかったのあまり名前まで印象に残っていませんでしたけど、あらためて、桂木洋子さんの美しさが印象的でした。母親役の淡島千景さんが一途に愛に生きる姿とは対照的に家族を大切にする姿も。この桂木洋子さんはこの映画の音楽も担当されている黛敏郎さんと結婚されて女優を引退されたのですね。この桂木洋子と学校の先生役の佐田啓二(やはり息子よりお父様の方が美形ですね)さんのツーショットはさずが美男美女で映画的に絵になってますね。そして、今回知ったことですが、そして、黛敏郎さんもこの良き映画全盛時代の音楽を数多く手がけていて気になり作曲家でもあります。そして、監督の川島雄三さんといえば、最近絶賛再評価中のフランキー堺さん主演の「幕末太陽伝」の監督でもあり、ここに繋がる感じです。そして、川島監督は昭和な風俗を研究するのにはかなり興味ある監督のひとりなのでいろいろ鑑賞してゆきたいと思います。

最後に、この映画で演じている淡島千景の役のイメージはその後女優活動でも現れているような役どころであったのではないでしょうか。あらためて、ご冥福をお祈りいたします。

この作品はDVD化されていないようですね。

真実一路 [VHS]
  • 発売元: 松竹ホームビデオ
  • レーベル: 松竹ホームビデオ
  • スタジオ: 松竹ホームビデオ
  • メーカー: 松竹ホームビデオ
  • 発売日: 1995/06/21