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アラッポ・カーロの備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012-05-03(木) あめ

JAZZ AT THE TORYS / ビッグ・フォア

先日のTV AGE講座 のときに久しぶりの池袋のdiskunionを冷やかしによりました。よってしまうとだめですね、つい購入してしまった1枚がこちらでした。これを続けているとディガーの方々の近づけるのでしょうか。購入代金以外に、レコ屋さんへでかける機会が少ないのでなかなかハードル高いです。

まあ、そんなかでの衝動買いしたこのアルバムですが、最近マイブームの日本のジャズの世界のアルバムです。このアルバム、ビッグ・フォアという有名演奏者であることに加え、ライブ盤という構成、多数のゲストミュージシャンをフィーチャーされた曲など。聴きどころ沢山ですね。一番の購入の決めてはなんといっても、先日TV AGE講座でも特集された平岡精二さんの作品が入っていることでした。同じく平岡精二さんファンのむぎ茶[Twitter:@mugichagozen]さんといっしょであったこともあり、むぎ茶さん買わないなら買っちゃうよてきな感じで即購入でした。それぞれ、ゲストミュージシャンの演奏が堪能できるよき日本のジャズ入門編とも言えるアルバムですね。このあとそれぞぞれもっと独自の世界を追究された方々の音でもあります。

また、このライブは、寿屋(現在のサントリー)提供のラジオ番組の「ジャズ・ゲーム」の企画で収録された音源です。この番組の司会はロイ・ジェームス氏によるものでして、このアルバムでもその司会ぶりを聞く事ができます。曲やミュージシャンの紹介やちょっとした会話などに、なかなかの当時の雰囲気を味わえて楽しいです。

個人的にはロイ・ジェームスさんというとテレビ版バットマンのナレーションのインパクトが大きいですね。その話はまた別の機会に。

本アルバムは1957年に収録発売されたものを1973年に再発されたものでした。

ビッグ・フォア(The Big Four)
松本英彦(テナー・サックス)
中村八大(ピアノ)
上田剛(ベース)
ジョージ川口(ドラムス)

カヴァー:デザイン:近藤鉄之助;写真:横松考嗣

テーマ(ラヴァー)(THEME LOVER)
作曲:Richard Rodgers。「トリス・ジャズ・ゲーム」のテーマ曲。この曲でメンバー紹介がされています。

コットン・テイル(COTTON TAIL)
作曲:Duke Ellington。『四コーラスにわたる松本のテナー・ソロは音色といい、テクニックといい、まったく水際だったプレイである。』
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ハーレム・ノクターン(HARLEM NOCTURNE)
作曲:E · Harken。テナー・ソロ:松本英彦

精二のブギー(SEIJI'S BOOGIE)
作曲:平岡精二。ゲスト:平岡精二:ヴァイヴ『曲は平岡自信が作ったブルース・コード進行になるもの。テンポはスロー・スウィングではじまり、一コーラス(十二小節)を経てダブルでブギー・テンポに入る。途中でアンサンブルをはさんだヴァイヴのソロは、豊富なテクニックとドライヴのきいたスイング感でみごとな演奏である。』
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ハウ・ハイ・ザ・ムーン(HOW HIGH THE MOON)
作曲:MORGAN LEWIS。

バトル・オブ・サックス(BATTLE OF SAX)
作曲:松本英彦。ゲスト:宮沢昭:テナー。『松本と並び称される名テナー・サックス奏者、宮沢昭の登場である。曲は松本が宮沢を迎えて特に作曲詞たもので。「テナー合戦」である八小節のイントロは松本が最初の四小節、そして宮沢が次の四小節を取っている。ソロも松本、宮沢の順でそれぞれ自己のスタイルを十二分に発揮した名演。』まさにバトルですばらしいです。
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ス・ワンダフル(S'WONDERFUL)
作曲:George Gershwin
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テンダリー(TENDERLY)
作曲:Walter gross 。ピアノ・ソロ:中村八大。美しい3拍子のバラードのピアノの名曲を、あの八大さんが演奏。

あなたなしには(THERE'LL NEVER BE ANOTHER YOU)
作曲:Harry Warren。ゲスト:渡辺貞夫:アルト。『モダン・ジャズのプレヤーたちがしばしば演奏するクロウト向きの渋い曲。アルトの渡辺貞夫、ギターの水田暁雄(リズムセクション)をゲストにむかえてセクステット。』ナベサダの若き日の演奏、この頃から有名だったんですね。
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サムバディ・ラヴス・ミー(SOMEBODY LOVES ME)
作曲:George Gershwin。ベース・ソロ:上田剛。

サマータイム(SUMMERTIME)
作曲:George Gershwin。ゲスト:丸山清子:歌。
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ドラム・ブギー(DRUM BOOGIE)
作曲:Gene Krupa & Buddy Rich。動画は85年の映像で
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『』は久保田二郎氏のライナーからの引用

2011-12-12(月) はれ

つべからひとつかみ(Holiday version) - Bobby Helms - Jingle Bell Rock

定番のクリスマスソングの中でもひときわ楽しい曲。ジングルベルロックですが、オリジナを知らなかったのでちょっと調べてみました。オリジナルはアメリカのカントリー歌手ボビー・ヘルムズだったのですね。といってもこの方失礼ながら知りませんでしたので、またまた調べてみたところ、「ジングルベル・ロック」関連の記事ばかり、この多くの方にカヴァーされているこの曲が代表曲のようですね。何曲か代表曲もサーチして聴いたところ、いわゆるコテコテのカントリー曲もありますがロック前夜な感じの曲調のヒット曲もあるのですね。そんな彼のディスコグラフィーの中では「 Jingle Bell Rock」は全米カントリーチャートでは13位止まりで彼のベストヒットというわけでは無かったようです。でも、カヴァーの多さはダントツですね。

  • Jingle Bell Rock / Bobby Helms 1957
    作詞・作曲:Joseph Carleton Beal and James Ross Boothe。やはりオリジナルはカントリー風味ですね。
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この曲の楽しさは、よくこの時期オモチャ屋さんの店頭で見かけるこの影響もあるかもですね。

  • Jingle Bell Rock Santa

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こんどリストにまとめてみようかな、いくつかお気に入りのカヴァーを

  • Jingle Bell Rock - Chipmunks Christmas
    やはりクリスマスといえばチップマンクス、虫声でしょう。
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  • Wayne Newton - Jingle Bell Rock
    これは、名コンピ Ultra-Loungeシリーズに収録されている曲ですね。少女のような歌声がユニークですね。
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  • DISNEY MERRY CHRISTMAS JINGLE BELL ROCK
    これは動画がねw(直ぐ消えちゃうかもですが)
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2011-10-08(土) はれ

ルイルイとはなんだ

私と誕生日が同じであるという理由でちょっとだけ、親しみがあるアイドル太川陽介さんの代表曲「Lui-Lui」ですが、この「ルイルイ」って何だろうということで、たどってみました。

  • Lui-Lui/太川陽介 1977
    作詞:石原信一/作曲・編曲:都倉俊一。正直これが流行っている当時、健全な10代男子としては、ほとんど馬鹿にしていたのですが、いま聴くとかなりポップでいいですね。様式美とまで言えるような構成ですね。
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膝を軽く曲げて、身体は少し横を向き顔はカメラ目線、そしてマイクを持っていないほうの手(左手だったと思います)を前に突き出し「ルイルイ」と歌いながらニギニギといった感じで2回握ります。

ルイ1回でひと握り。握るといっても握りこぶしを作るのでなく、親指以外の4本の指を上下に閉じたり開いたりする感じ。「おいでおいで」の手の動きを、腕をまったく動かさずにやっているようにも見えます。

ルイルイダンスとはどんなダンスですか

もちろんルイルイは直接的なカヴァーでないので、真偽の程はわかりませんが、おそらく、この1963年のヒット曲をイメージしていたと思われます。ルイルイダンスは太川陽介版のオリジナルなのでしょうか。

  • Louie Louie / The Kingsmen
    このバージョンがもっとヒットしているバージョンですが、60年代ガレージロックなシンプルで荒削りなギターがかなり惹かれます。
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  • Louie Louie by the Beach Boys
    ポップさという点ではビーチボーイズバージョンの方が少しは太川バージョン近いですか(笑、「Lui-Lui」は「Louie Louie」のカヴァーじゃないですけどね)
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  • Richard BERRY "Louie Louie" (1957)
    このリチャードベリー版がオリジナルです。これもシンプルでいかにも50年代R&B的でゴキゲンなのですが大ヒットはしなかったようです。
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結局、この「Louie Louie」は、代表ヒットであるキングスメンのバージョンの影響もあって、ガレージロックの代表的曲として70年代(自分の青春時代)におなじみのパンク・ニューウェイブバンドによって数多くカヴァーされているのですね、そしてその時期の太川陽介版もなのです。作詞ではないですが、都倉俊一さんのちょっとした洒落だったのでしょうか。

70年代にはお馴染みのアーティストによるたくさんのカヴァー。

  • Joan Jett & The Blackhearts - Louie Louie

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  • Louie Louie - The Clash

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  • IGGY POP - LOUIE LOUIE

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おまけ1

これ書いていて、つぎのサイトを見つけました

第12回<イマちゃんの部屋 VOL.3> テーマ『Louie Louie〜〜♪入門篇』

やはり、ガレージロック代表する名曲なのですね、これだけカヴァーが存在するのかという感じです。上記記事にある120分テープの『ルイルイ』特集ぜひ聴いてみたいです。じつに素晴らしいリストですな。

おまけ2

「Louie Louie」カヴァーではありませんが、本日この「Louie Louie」を特集するきっかけは、実を言うと、太川陽介版「Lui-Lui」ではなくストーリーズの「brother Louie」を聴いたことがきっかけであったので、その代表的な2曲を紹介しておきましょう。こちらは、70年代初期ですので、ロックンロールの脳天気さが薄い曲です。まあ、そういう時代ですからね。

  • Brother Louie - Stories 1973
    このバンドのメンバーがキングスメンの「Louie Louie」が大好きであるため、途中のコーラス部分にルイルイフレーズが引用されています。ヒットした年代的にもその後、ガレージロック再評価の先駆けかもしれません。
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  • Hot Chocolate - Brother Louie
    Storiesの別バンドヴァージョンで、よりレゲエバンドらしアレンジ
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2011-05-19(木) はれ

つべから一掴み -チリビリビン / ハリー・ジェイムス

戦後から50年代のジャズというとベニー・グッドマン楽団や先日映画をみたグレン・ミラー楽団くらいしか名前が直ぐには出てきませんが、最近その頃の曲を巡っていると、このハリー・ジェイムス楽団もよく売れていたようです。トランペット奏者にしてビッグバンドのリーダであるハリー・ジェイムス さん。じつは、あのフランク・シナトラを見出したことでも有名なようです。ビッグバンドアレンジの中でもやはりトランペットが生かされた曲が良いですね。戦前から活躍されていたのですが、世界的に人気が出たのは映画「ベニイ・グッドマン物語」辺りからなのでしょうか、この映画は観たい作品のひとつなのですが、例によってジャズミュージシャンご本人役で出演されています。取り上げたこの曲は1957年に日本で大ヒットした曲だそうです。このころ初の初のヨーロッパ・ツアーを敢行しているようなのでスイング・ジャズのピークだったころなのでしょうね。

  • Harry James - Ciribiribin
    この原曲はイタリアの作曲家ベスタロッツァが1909年に作曲したものをハリーが編曲しています。
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  • Mado Robin sings Ciribiribin (Alberto Pestalozza)
    原曲はこんな感じ。イタリア民謡にもあるそうですが、「チリビリビン」ってどんな意味なんでしょうね。
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  • Frank Sinatra - Ciribiribin (Harry James 1939)
    これも有名、戦前のシナトラですね。
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ハリー・ジェイムス傑作選 (1937~1950) HARRY JAMES TRUMPET RHAPSODY(1937~1950) マイコレクションシリーズ・岩浪洋三SPコレクション
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