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アラッポ・カーロの備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-06-22(水) 晴れ 夏至

つべから一掴み - Nancy Sandra / LIKE I DO(レモンのキッス)

1962年、大瀧師匠にとって60'Sポップス黄金時代の始まりの年であり、わたしの生まれた年です。以前にもふれていますが、この年はほんとに素晴らしポップスが多いですね。たまたま、本日この曲を思い出していたら、最近更新の激しい、師匠のサイトの最新エントリでも「レモンのキッス」特集でした。

そう、師匠の記事でも触れられていますが、この曲も日本でのみヒット曲だったのですね。あの大スターフランク・シナトラの娘でも本国では簡単にヒットは出なかったのですね。洋楽なのだけれども、日本でのみ評価曲に非常に興味があります。これは、当時の洋楽を日本に紹介するスタッフのあり方が単に海外でのヒット曲を紹介するというだけでなく独自に楽曲を発掘していたことが分かりますね。

輸入する場合、本国での評価の高低(あるいは“要望・要請”)に関係なく、独自に選択していたのです。(TPP関係者諸君!)

レモンのキッス (2011.06.21)

この皮肉が込められた文章にもニンマリ。そう考えると、この当時のDJや洋楽の制作担当者の活躍、人脈など調べたくなります。

また、師匠も最近知ったというテレサ・ブリューワー版関連お話も大変勉強になりました。



  • レモンのキッス : ナンシー・シナトラ
    この動画で出てくるベスト盤は、師匠記事にあるブレイク後のベスト盤ですね。
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  • La danza delle ore
    師匠の記事をこちらで補完するという恐れ知らずの企画。師匠の記事では貼られていなかった、レモンのキッスの原曲、オペラ作品『ラ・ジョコンダ』の「時の踊り」です。
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このように、クラシックのポピュラー化もひとつの面白いテーマですね。

2011-06-12(日) くもり

つべから一掴み - カチューシャ/アル・カイオラ楽団

本日の1曲はこのカチューシャ。最近ネットで「カチューシャ」と検索すると「AKB48」だらけでございますが、本日はこの曲。(AKB48も嫌いじゃないですけどね、余談になりますが、年頃の息子がふたりもいるのですがどちらもこの手のアイドル系にまったく興味を示していないのはいかがなものかと。まあ、私もアイドル歌謡は好きだったけど部屋にポスターを貼ったり特定のアイドルに夢中になった経験はないのですけどね。)

アル・カイオラ楽団といえば、一般的には西部劇の「荒野の七人」や「ボナンザ」のテーマ曲で有名ですが、あえてこの曲。それは、日本で曲としてヒットしたのは、この曲のみだからです。先日のブロンソン繋がりとしては西部劇もの映画音楽も捨てがたかったのですが、大作になりそうなので別の機会ということで。映画としてはヒットしているのですが、アル・カイオラ自身へはあまり注目されなかったようです(当時)。

で、このAKB48でないカチューシャ*1なのですが、ロシア民謡ということもありこの手のギターサウンドは、日本民族の琴線に触れるのでしょうね。この時代、特に日本でヒットしたギターサウンド傾向を売上枚数とかの数値で分析出来れば面白いでしょうね。この時代のギターサウンドが北欧やロシアのイメージを持つのは日本だけなのでしょうか?あるは世界的なものなのか?サウンド時代はトルネードズなど共通した物が全世界でヒットしていましたが捉え方がどうであったのか気になります。この辺のサウンドは最近気になりのアジア系でもよく耳にしますので。


  • カチューシャ/アル・カイオラ楽団
    私が持ているレコードランキング資料では、B面は「2つのギター」となっているのですが、この動画は「モスクワの夜はふけて」となっているので、当時よく有った別バージョンのシングルなのでしょうね。この辺になるとたくさんの方カヴァーされているので何がオリジナルであるのかが非常に分かりにく構造になってますね。時系列に整理された大全みたいな資料が欲しいです。いずれのバージョンもロシア民謡ものなのですね。
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  • 2つのギター
    「カチューシャ」のB面曲で同じくロシヤ民謡が原曲ですね。スプートニクス版で有名ですが、歌詞をつけた小山ルミ版もよいです。
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  • モスクワの夜はふけて
    「カチューシャ」のもうひとつのB面収録曲。意外と北欧色は薄く初期の「Guitar Boogie」みたいな楽しい曲。フランク永井やピーナッツ版もありこの曲だけで特集したいくらい。
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  • 荒野の七人のテーマ
    やっぱこれ有名なのにね。今にして思うと典型的なこの西部劇のテーマにロシア民謡もにあるこのエレキサウンド。
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2011.11.12追記:アル・カイオラ情報が追加されました

日本語情報が少ないアル・カイオラのアルバム情報です。ジャケットもよいですね。

むぎ茶の昭和懐メロ&CMソング大特集: Al Caiola SOLID GOLD GUITAR (アルバム)

*1:なかり、しつこいですね、検索で飛んできた人はさぞがっかりすることでしょう

2011-02-26(土) はれ

ロコモーション

この曲は、私のとって思い入れのある年にヒットしているポップスです。一番最初にこの曲を認識したのは、洋楽聴き始めのころである中学1年生の時でした。そう、オリジナルではなくグランド・ファンク・レイルロードによって爆発的にヒットしたバージョンで知ったのでした。当時、月刊平凡や明星の歌本の洋楽ページにも載っていたのを鮮明に覚えています。このグランド・ファンク・レイルロードによるヒットで確かに鮮明に曲を意識したのですが、この時どこかで聴いたことがあるなという感覚はうっすらありました。それは、オリジナルのリトル・エヴァ版がやはり爆発的にヒットしたのは私が生まれた1962年のことであり、そのヒットがあまりにすごかったため様々なアーティストたちにすでにカバーされていた事にもよるのでしょう。さらには、この曲の特性(非常に楽しい童謡的魅力)によりすでに子供番組などの歌コーナーで歌われていたのではないかと思っています(このへんはっきりした記憶がないのですがピンポンパンとかNHKの子供番組とかで歌われていたような気もします)。

  • Grand Funk Railroad - The Loco-Motion
    1974年とにかく流行ってました。でも、この動画、自分の記憶にあるロコーションとイントロが違うような気がするんだけど他にもバージョンがあるのでしょうか?もちろん最初に聴いたときにはGFR自身の1971年日本での伝説のライブの事は知りませんでした。このヒット曲のおかげで、年上の従兄弟にいろいろ伝説のライブのことや彼が当時好きだったツェッペリンとかまで音楽がつながることが出来るようになった思い出深いポップスです。
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  • Little Eva - The Locomotion
    オリジナはフィレスレーベルでも活躍した、夫婦作家ユニット(当時)のゴフィン&キングです。オリジナル歌手リトル・エヴァのデビューに関しては有名な逸話がありますよね。ゴフィン&キング夫妻のところで住込みのお手伝いさんあり、彼女が掃除をするときに機関車のような動きの真似をしていたのをヒントに作曲されたそうです。当初ツイストで有名なチャビー・チェッカーに提供しようとしていたところを拒否されたため、ゴフィン&キングの自分たちのレーベルで発売することになりその時にエヴァを起用することになったそうです。上記GFR版がヒットしたときには作曲のキャロル・キングの「つづれおり」をリリースした頃であったため、GFR版の大ヒットは「つづれおり」のヒットにも影響したと言われています。
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  • ロコモーション(The Loco-Motion) / 伊東ゆかり
    日本では翌年の1963年に伊東ゆかりさんによってカヴァーされいます。訳詞:あらかわひろし。この日本語歌詞故にその後の子供番組での起用もされているのではないでしょうかね。子供番組バーションも入手したいです。
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  • Sylvie Vartan Locomotion (1962 Scopitone film) Melody Full
    オリジナルと同じ年ですから直ぐにカヴァーされたのですね。また、このPVのバルタンも可愛いし面白いですね。やはりいい曲はカヴァーが多いです。
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  • The Chiffons - The Locomotion
    ナイアガラ的にも重要な位置づけのガールズグループであるシフォンズもカヴァーしています。
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  • Samp: Gs Rp - Facción "Mercenarios".
    ちょっと面白い動画見つけました。前半部がEmerson, Lake, Powell[ELPと表記してはいけない(笑)]によるプログレ版ロコモーションです。後半はGFR版。1986年のこのバージョンの存在は知りませんでしたがなかなか面白いです。
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  • ロコ・モーション/カイリー・ミノーグ
    いかにもバブル期のバージョンですね。ビルボードではカイリー・ミノーグの最大ヒットであるとは驚きでした。
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  • 20100315 SXS - THE LOCO-MOTION
    これは記憶に新しい、CMでも使われたSMAPバージョン。
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2011-02-23(水) はれ

つべから一掴み 史上最大の作戦マーチ/ミッチ・ミラー楽団

今日も帰りが遅かったので、「つべから一掴み」で済ませます。でもただ掴んで持ってくるのも能がないので、私の生まれた1962年のヒット曲からにします。この年は、以前も書きましたが、大瀧詠一師匠が海外ポップスに目覚めた年であるのですが、ヒット曲はコニー・フランシスがダントツといったところです。そんな中で映画音楽でのヒット曲を。ノルマンディ上陸作戦を扱った典型的な娯楽戦争映画ですが、たまにはこういう映画もみたくなりますね。このタイトルは原題が「The Longest Day」であったのを水野晴郎さんが「史上最大の作戦」と意訳したそうです。

  • 史上最大の作戦マーチ/ミッチ・ミラー楽団
    今回検索して初めて知りましたが、ポール・アンカが作曲なんですね。と思って聴くとそんな感じです。
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ポール・アンカ自身もこの映画出演しているそうですが、大昔テレビ放送で観たときは全然気にしてませんでした。いかにも1962当時の雰囲気の映画ですね。

この曲といえばこれでしょう。

  • 世界の恋人/日産自動車
    40年代無料配布のソノシート貴重です。
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  • 日産世界の恋人
    さあ、大江戸捜査網が始まるよ〜
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2010-09-25(土) 曇りのちはれ

日めくりタイムトラベル - 昭和37年 -

わーい、自分が生まれた歳だ、ゲストの同い年の人たちは、石塚英彦、ダイアモンドユカイ、高木美保の3人の方々。ダイヤモンドユカイ氏が同じ年生まれであったとは、もっと年下かと思ってました。

この年は吉永小百合がブレイクした年だっただったのか、映画「キューポラのある街」特集。実は私川口生まれだったりするんです。鋳物工場じゃなかったけど、家の父も工場関係者だったのでした。今日はこの辺の時代の日でした。先のエントリのクレージーといい、その後BSでちらっと観た「佐伯孝夫」特集の番組で吉永小百合さん出てましたし。

それから、興味深いのはツイストブームですね。ツイストの踊り方やってた。楽しいそうでしたね。

番組ホームページ

http://www.nhk.or.jp/himekuri/

この年のヒット曲

  • キューポラのある街 吉永小百合
    吉永小百合さんは最初監督のイメージでは無かったらしいですね。上品過ぎて。
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  • いつでも夢を より 「寒い朝」
    番組インタビューで浜田光夫さんが出ていましたが、イメージが全然わからないくらいの老け方でした。しかし、この曲も佐伯孝夫作詞、吉田正作曲の名曲ですね。
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  • 幸夫 吉永小百合「いつでも夢を」

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  • 下町の太陽 倍賞千恵子
    自分が生まれた頃ってまだまだ世の中全体が貧しかったんだね。
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意外とツイストブーム時の和モノツイストがネットさがせません。

  • 遠くに行きたい ジェリー藤尾

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  • 五ひきの仔ブタとチャールストン 森山加代子

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  • 中尾ミエ/可愛いベイビー

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  • ふりむかないで/ザ・ピーナッツ

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  • ハイそれまでヨ / 植木等、ハナ肇とクレイジーキャッ

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番組で取り上げた意外にも、この1962年このころには、素晴らしい曲が沢山です。やはりポップスの黄金期なんですね。