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アラッポ・カーロの備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012-06-27(水) はれ

Char 歌謡3部作

わたしが、まだロック少年であったころ、基本的には歌謡曲をまだすこしバカにしていた頃のことでした。すでに、ロック少年の間では、すでに名ギタリストとして有名であったCharが歌謡曲を歌うというので最初から話題だったのがこの3部作なのでした。このあたりから、世の中的にも歌謡曲の見方が大きく変化していった時代だったのだなと、思い出すとこの辺の活動は大きな意味を持っていたのですね。同時期のツイストや原田真二、サザン・オールスターズなどなど、歌謡がポップスへとまさに移り変わるこの時期に重要な3部作だったのですね。

  • 気絶するほど悩ましい / Char
    作詞:阿久悠、作曲:梅垣達志、編曲:佐藤準
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  • 闘牛士 / Char
    作詞:阿久悠、作曲:Char、編曲:佐藤準。じつはこの曲が一番好きだったりしてます。
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Charのかっこ良さもさることながら、改めてじっくり聴いてみると、やはり阿久悠さんの作詞がとても歌謡曲なのですね、感想やCharの歌唱がそれと対峙している構造が素晴らしいです。

この辺の曲は更に後年カバーされていたり、自らアレンジ変えてセルフカバー曲もなかなか良いですね。

  • 布袋&Char 気絶するほど悩ましい

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  • 「気絶するほど悩ましい」 - Char

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  • Char 銀座NOW / 逆光線
    貴重な銀座NOW映像
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  • チャー char -LIVE 10- 2(闘牛士)

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2012-02-12(日) はれ

つべからひとつかみ (力士シリーズ)- スーパー・ジェシー/高見山大五郎

昨日からの続きでございます。本当は相撲界から作詞の海老名香葉子さん経由で落語界の初代三平さんへ繋ぎたかったのですがちょっと思い入れが大きすぎて又の機会にお願いします。

というわけで、じつは70年代人気力士シリーズと言う方向で、ジェシー・高見山の曲であります。この曲のほうが、私自身のバックグランドとしての音楽の方向性にはぴったりな曲なのですが、実はリリース当時の記憶はありません。

  • SUPER JESSIE『Super Jesse Part I』&スーパー・ジェシー/高見山大五郎
    作詞:杉山政美、作曲:木森敏之。演奏:リッキー&1960ポンド
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同時期のこのCMならば記憶にのこっているのですけどね。

先の動画は2つの曲がMIXされているなと思いちょっと調べてみたところ、このCMソングの発売にあたって、いろいろと利権がらみの問題があり2つのバージョンが発売されてしまったのですね。角界とかがあからむと難しいですよね

ナショナル「トランザム」(携帯テレビ)のCMに出演して、

人気が出た高見山が、晴れてレコードを出すことになったのに、

そのCMで使われている音楽が、使用できなかった。

なので、

CMタレントである高見山が実際に歌っている(声を出している)レコードなのに、

「オナジミのCM」とは、まったく関係のない曲にするしかなかった。

(音楽としてのイメージは、限りなくCM曲に似せてはいるけれど。)

一方、実際に高見山をCMの中で踊らせていた、

正真正銘の「トランザム」CM音楽も、

ようやくレコード化できたのに、そこに高見山の名前は使えなかった。

デザ公の悲劇 - 石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

この両方のバージョンが聴けるようにMIXされていたのですね。

続いては演奏(「スーパー・ジェシー」の方)は、なんとあの亀渕友香さんがいた「リッキー&1960ポンド」なのですね。じっさい77年当時はあまりこの辺興味無かったのがもったいないですね。このへんの亀渕友香さんや前野曜子関連の繋がりも大切にしてゆきたいですね。

参考:むぎ茶の昭和懐メロ&CMソング大特集: 亀渕友香 (亀淵友香) TOUCH ME, YUKA (アルバム)

P.S. しかし、みなさんからだのボリュームが。。。

2011-10-08(土) はれ

ルイルイとはなんだ

私と誕生日が同じであるという理由でちょっとだけ、親しみがあるアイドル太川陽介さんの代表曲「Lui-Lui」ですが、この「ルイルイ」って何だろうということで、たどってみました。

  • Lui-Lui/太川陽介 1977
    作詞:石原信一/作曲・編曲:都倉俊一。正直これが流行っている当時、健全な10代男子としては、ほとんど馬鹿にしていたのですが、いま聴くとかなりポップでいいですね。様式美とまで言えるような構成ですね。
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膝を軽く曲げて、身体は少し横を向き顔はカメラ目線、そしてマイクを持っていないほうの手(左手だったと思います)を前に突き出し「ルイルイ」と歌いながらニギニギといった感じで2回握ります。

ルイ1回でひと握り。握るといっても握りこぶしを作るのでなく、親指以外の4本の指を上下に閉じたり開いたりする感じ。「おいでおいで」の手の動きを、腕をまったく動かさずにやっているようにも見えます。

ルイルイダンスとはどんなダンスですか

もちろんルイルイは直接的なカヴァーでないので、真偽の程はわかりませんが、おそらく、この1963年のヒット曲をイメージしていたと思われます。ルイルイダンスは太川陽介版のオリジナルなのでしょうか。

  • Louie Louie / The Kingsmen
    このバージョンがもっとヒットしているバージョンですが、60年代ガレージロックなシンプルで荒削りなギターがかなり惹かれます。
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  • Louie Louie by the Beach Boys
    ポップさという点ではビーチボーイズバージョンの方が少しは太川バージョン近いですか(笑、「Lui-Lui」は「Louie Louie」のカヴァーじゃないですけどね)
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  • Richard BERRY "Louie Louie" (1957)
    このリチャードベリー版がオリジナルです。これもシンプルでいかにも50年代R&B的でゴキゲンなのですが大ヒットはしなかったようです。
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結局、この「Louie Louie」は、代表ヒットであるキングスメンのバージョンの影響もあって、ガレージロックの代表的曲として70年代(自分の青春時代)におなじみのパンク・ニューウェイブバンドによって数多くカヴァーされているのですね、そしてその時期の太川陽介版もなのです。作詞ではないですが、都倉俊一さんのちょっとした洒落だったのでしょうか。

70年代にはお馴染みのアーティストによるたくさんのカヴァー。

  • Joan Jett & The Blackhearts - Louie Louie

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  • Louie Louie - The Clash

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  • IGGY POP - LOUIE LOUIE

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おまけ1

これ書いていて、つぎのサイトを見つけました

第12回<イマちゃんの部屋 VOL.3> テーマ『Louie Louie〜〜♪入門篇』

やはり、ガレージロック代表する名曲なのですね、これだけカヴァーが存在するのかという感じです。上記記事にある120分テープの『ルイルイ』特集ぜひ聴いてみたいです。じつに素晴らしいリストですな。

おまけ2

「Louie Louie」カヴァーではありませんが、本日この「Louie Louie」を特集するきっかけは、実を言うと、太川陽介版「Lui-Lui」ではなくストーリーズの「brother Louie」を聴いたことがきっかけであったので、その代表的な2曲を紹介しておきましょう。こちらは、70年代初期ですので、ロックンロールの脳天気さが薄い曲です。まあ、そういう時代ですからね。

  • Brother Louie - Stories 1973
    このバンドのメンバーがキングスメンの「Louie Louie」が大好きであるため、途中のコーラス部分にルイルイフレーズが引用されています。ヒットした年代的にもその後、ガレージロック再評価の先駆けかもしれません。
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  • Hot Chocolate - Brother Louie
    Storiesの別バンドヴァージョンで、よりレゲエバンドらしアレンジ
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2011-09-29(木) はれ

つべからひとつかみ - Sunshine Of Your Loveいろいろ

日記というよりは、寝る前に好きな曲を聴いてと言った感じのポストです。高校生時代、クラプトンを後追いで色々聴いていた中のお気に入り曲です。

この曲も、さまざまアーティストによってカヴァーされていますけどどれも良い曲が多いです。

  • Cream - Sunshine of your Love
    今思うと、高校1年のころに、この曲大好きでどのくらい聴いたのだろう。今聴いてもいいな。初心ですね。
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  • SUNSHINE OF YOUR LOVE / IanMitchell&RosettaStone
    そして、その当時、世間で流行っていたのが、このもと、ベイ・シティ・ローラーズのイアン・ミッチェルがカヴァーしていたヴァージョンです。音が新しいですね、こんな電子音的なアレンジがされていたとは、改めて聴いて気が付きました。
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  • Eric Clapton - Sunshine Of Your Love(Acoustic)
    クラプトン自身によるアコースティック・ヴァージョン。
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  • Jimi Hendrix- Sunshine Of Your Love
    ジミヘンの音はわかりやすいですね。ギブソンの音が主張しています。
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(本日、この日記書いている途中で契約ケーブルテレビの回線保守の時間になってしまいまして焦りました。ちょうど翌日、次男のクラブ活動での新人戦のため、朝早く起きなければいけないので早朝に続きを書きました)

2011-08-07(日) 晴れのち雷雨

ジョー山中 本格的に日本のロックを教えてくれたひと

ジョー山中さん死去「人間の証明」主題歌ヒット

 ジョー 山中氏(じょー・やまなか、本名山中明=やまなか・あきら=歌手、俳優)7日午前6時56分、肺がんのため神奈川県横須賀市の病院で死去、64歳。横浜市出身。

 ボクサーを経て芸能界に入り、ロックバンド「フラワー・トラベリン・バンド」などを経てソロ歌手に。俳優としても出演した映画「人間の証明」のテーマソングは大ヒットした。他の代表曲に「ララバイ・オブ・ユー」、出演作に映画「座頭市」、ドラマ「探偵物語」など。(2011/08/07-14:15)

ジョー山中氏死去(歌手、俳優)

最近、ほんとう訃報が多くて嫌になりますが、自分の年令を考えても、過去に多く影響を与えてくれた方々が鬼籍に入られるのはある程度仕方のないことなのでしょう。先日のマエタケさんこと前田武彦さんが亡くなったときも追悼カテゴリの記事を書くか迷ったのですが、その時は考えた結果書くのを見送りました。自分への影響度から言っても『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』や『夜のヒットスタジオ』など少年期に受けた影響は語り切れないものがあったのですけどね。それに、今回のジョー山中さんとも関係のある原田芳雄さんの訃報もですね。

でも、今回はこの備忘録に残さないわけにはいかないでしょう。10代のロック少年にあまりにも影響を与えた方なので。しかし、彼に対する背景などは、テレビでも扱う芸能記事レベルの事しか知らないのですけどね。

彼は私にとって日本におけるロックを教えてくれた存在です。その後、近田春先生や大瀧詠一師匠などに和モノ系ではどっぷり浸かることに成るのですが、ビートルズで洋楽を聴き始めて、リアルタイムで存在していた日本のバンドの中ではシティーポップス化していたバンドには目もくれずのめり込んだのは、ちょっと後追いになりますが、フラワー・トラベリン・バンドであり、頭脳警察でした。その当時、少ない小遣いのなかでレコードを手にしている日本のバンドは極少なくその一つがフラワー・トラベリン・バンドなのでした。

2010-11-03(水)フラワー・トラベリン・バンド - 「MADE IN JAPAN」

また、彼の代表作である映画「人間の証明」に関しても個人的に思い入れのある映画です。当時、ミステリマニアに友人(自分はどちらかというとSFの方が多く読んでいたのでミステリ系の情報はこの友人から得ていました)とロック系友人の二人の思い出が重なる映画でもあり、その映画の中でジョー山中の存在は忘れられない印象があります。当然、公開時ミステリ系の友人と映画を観にゆき、原作も読みました。当時の私としては映画+原作でオーバーフローするくらいの情報というか感動を得ることが出来、その影響範囲は西条八十にまで及んだくらいですから。(戦後の社会状況、ハーフ、日米関係いろいろと思うことがあり、また親子の思いなど)

さらに、なんといってもこの主題歌でしょう。

  • ジョー山中 人間の証明-PROOF OF THE MAN- (ALBUM VERSION)

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いわゆる、フラワー・トラベリン・バンドに比べると歌謡曲的ではあるのですが、その声量は素晴らしく。映画公開当時に、ロック系友人ともその凄さを語り合っていたのでした。個人的な思い出としては、そのロック系友人とアマチュアのバンドライブに参加(私は演奏していないのですけどね)し、そこで知り合いのバンドが、この曲をコピーしていました。そこでこの声量に近づけようと奇声(笑)を発し過ぎて、PAを壊してしまったのが思い出深いです。

そして、今にして思うとフジ・ロック・フェスティバル08でフラワー・トラベリン・バンドが復活した時に観ておけばよかったなと後悔しております。

ロックを教えていただき本当に有難うございました。心よりご冥福をお祈り致します。






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