Hatena::ブログ(Diary)

アラッポ・カーロの備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2013-11-11(月)

「80年代の逆襲『宮沢章夫の戦後ニッポンカルチャー論』」

先日の土曜日にNHK Eテレで「80年代の逆襲『宮沢章夫の戦後ニッポンカルチャー論』」という番組が放送されました。ネットでYMO細野晴臣さんが重大証言をすることで話題だったので観てみました。

この番組では80年代に竹中直人さんや大竹まことさんなどがいた「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」で有名な劇作家の宮沢章夫さんが現在のクールジャパンにつながるような80年代に対すサブカルチャー論を展開していました。主な内容は、80年台は大きく「テクノ」「お笑い」「おたく」のキワードによって時代の雰囲気を説明されました。

この3つのキワードに共通するものは身体性否定であったります。テクノおける汗をかいての実演奏を超えてグルーヴをもとめたり、お笑いに於いても、ハゲやチビなどへの身体的特徴を引合にした道化による笑いよりも面白見方や考え方を提示するような笑い、そしてアニメやマンガなどに価値を見出すまさに身体性を否定した世界おたくの誕生などが80年代のカルチャーを代表するようなキーワードと説明されていました。

私自身は、20代の一番こういったカルチャーに影響を受ける時期が80年代でした。

90年代2000年代とある意味バブルで浮かれた80年代はなかったことのように蓋をされていた傾向があります、90年代以降は不景気ということも有り、めまぐるしく変わったのはIT分野だけで、音楽などの文化面ではあまり劇的な変化なかったように思えます。そんな中で80年代的軽薄な文化は封印されてきたわけですが、Perfumeきゃりーぱみゅぱみゅの海外人気代表されるようないい意味で変化を求める軽快さというか新しい物を求め続けるキュートさが求められてきているように思えます。

80年代の上げ底的な文化は一時期否定されましたが、四半世紀経たいま改めて80年代を考察することにより、より大きな変革が起こる兆しが出てきているような気がします。それは、我々リアルに80年代を過ごしてきたもののリーダーシップでなく、80年代を経験していない人の中からこれまでとは80年代的な価値観でこれからの時代を作っていくとにあるように思えました。

2013-01-14(月)

けんかえれじい と 日本人は何を考えてきたのか 第10回「昭和維新の指導者たち 〜北一輝と大川周明」

昨年末の鈴木清順マイ・ブームで入手したDVDのうちまだ観ていなかった「けんかえれじい」を観てみました。鈴木清順作品の中でも比較的代表作に入るのですが、『ツィゴイネルワイゼン』から鈴木清順監督を知った私はあまり過去作品まで掘り起こして観ていなかったので、単なるバンカラの喧嘩映画くらいにしか考えていませんでした。多少演出は清順風なのかなくらいの認識だったのです。そんなまえ知識なしで鑑賞してビックリ。なかなか深いですね。もちろん痛快アクション的な面白さと『ツィゴイネルワイゼン』的な奇妙な演出とで楽しめました。後半のキワードというかキーとなる人物の「北一輝」ですが、この人のことも226事件の関係者くらいな認識しかもっていませんでした。当然この映画の中でも、それほど深く語られているわけではなく、なにやら右傾化に向かう東京で主人公がさらなる大きなけんかに向かってゆくといった演出のアクセントなのですけどね。しかしどうもこの「北一輝」なる人物がきになっていたところ。たまたま、同じ日にNHKEテレでの『日本人は何を考えてきたのか 第10回「昭和維新の指導者たち〜北一輝と大川周明」』を観たのでした。そこで知った北一輝のイメージは明らかに226事件思想的首謀者ということでなく、当時のアジアを含む日本の未来を考えていた思想家であることを知りました。なんというシンクロニシティでしょうね。北一輝の『日本改造法案大綱』はかなり現代でも通用する思想ですね。そんなこともあって単なるバンカラな旧制中学懐古趣味映画でない当時世相的な背景もうまく演出に取り入れて面白い作品だなと思いました。

  • けんかえれじい15分

    D

けんかえれじい [DVD]
発売元: Happinet(SB)(D)
価格: ¥ 2,124 (11% OFF)
発売日: 2012/12/04
売上ランキング: 29675

2012-08-16(木) はれ 暑い〜

坂道のアポロン

久しぶりに連続ものアニメ観ました。しかも出遅れて放送後のネット上のアーカイブで。このアニメのDVD発売時にテレビのワイドショーで紹介されていたので気が付きました。以前のようにアニメとかマメにチェックできてませんからね。

そこで、JAZZがテーマのアニメとは面白そうだなと思い全話ネットにて視聴してみました。そのワイドショーの説明面白いなと思ったのは、アニメの演奏シーンは実際の若きジャズミュージシャンである松永貴志(ピアノ)さんと石若駿(ドラム)さんの実際の演奏シーンをベースに動きをアニメ化しているというところが面白いなと思いました。

  • 報道ステーション生演奏「Open Mind」松永貴志作曲
    Wikipedia:松永貴志
    D
  • universo / Dr.石若駿 Per.二階堂貴文
    石若駿 - MySpace まだかなり若いのにかっこいいね。
    D

なるほど、たしかにこのアニメの演奏シーンかっこいいですよ。

そして、アニメ自身の内容はというと、コテコテの青春ものでした。おっさんが観るにはちょっとはずかしいようなくらい。ストレート青春ストーリに時代背景は60年代前半な感じ。いい時代ですね。ジャズからロックへ変わる時代のジャズを嗜好する若者たちなお話です。ロック的な青春ものは過去にありましたがジャズをテーマなものはあまりなかったのではないでしょうか。そして舞台となっている長崎の街並みも素敵です。ロケ地巡りしたいくらいですね。タイトルにもある坂の街いいですね。

  • 坂道のアポロン 第7話 文化祭演奏シーン ジャズ
    この手のアニメは文化祭での演奏シーンは定番ですね
    D

扱われている曲は、ジャズの名曲ばかりです。でも自分的にはジャズそのものがストリーにもっと絡んできてもいいかなと思いました。また、音楽担当の菅野よう子さんもまた別途取り上げたいかたなのです、いろいろとで。

各話のタイトルが曲名になっておりました。

  1. モーニン(Moanin')
    D
  2. サマータイム(summertime)
    D
  3. いつか王子様が(Someday My Prince Will Come)
    D
  4. バット・ノット・フォー・ミー(But not for me)
    D
  5. バードランドの子守唄(Lullabys of Birdland)
    D
  6. ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ(You don't know what love is)
    D
  7. ナウズ・ザ・タイム(Now's the time)
    D
  8. ジーズ・フーリッシュ・シングス(These foolish things)
    D
  9. ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー(Love me or leave me)
    D
  10. イン・ア・センチメンタル・ムード(In A Sentimental Mood)
    D
  11. レフト・アローン(Left Alone)
    D
  12. オール・ブルース(All Blues)
    D

落ち着いて思い返してみると、ジャズ演奏シーンとか面白いのだけど、1クールという放送期間の短さもあってか、ストーリ消化か忙しくてじっくりジャズにまでは消化不足のような印象も。このアニメのことツイートしたら原作もよいとのリプをいただいたので、これは原作を読んで補完すべきなのかも知れません。原作もいろいろな賞を受賞したよい作品のようですね。ぜひ原作も読んでみたいです。



坂道のアポロン 第1巻 Blu-ray 【初回限定生産版】
発売元: 東宝
価格: ¥ 5,355 (24% OFF)
発売日: 2012/07/27
売上ランキング: 1322

坂道のアポロン 第2巻 Blu-ray 【初回限定生産版】
発売元: 東宝
価格: ¥ 5,161 (27% OFF)
発売日: 2012/08/22
売上ランキング: 587

坂道のアポロン 第3巻 Blu-ray 【初回限定生産版】
発売元: 東宝
価格: ¥ 5,158 (27% OFF)
発売日: 2012/09/28
売上ランキング: 1336

坂道のアポロン 第4巻 Blu-ray 【初回限定生産版】
発売元: 東宝
価格: ¥ 5,158 (27% OFF)
発売日: 2012/10/19
売上ランキング: 1660


アニメ 坂道のアポロン オリジナル・サウンドトラック
アーチスト: TVサントラ
発売元: ERJ
価格: ¥ 3,059
発売日: 2012/04/25
売上ランキング: 506

坂道のアポロン (1) (フラワーコミックス)
発売元: 小学館
価格: ¥ 420
発売日: 2008/04/25

坂道のアポロン (2) (フラワーコミックス)
発売元: 小学館
価格: ¥ 420
発売日: 2008/10/10
坂道のアポロン (3) (フラワーコミックス)
発売元: 小学館
価格: ¥ 420
発売日: 2009/03/10
坂道のアポロン (4) (フラワーコミックス)
発売元: 小学館
価格: ¥ 420
発売日: 2009/08/10
坂道のアポロン (5) (フラワーコミックス)
発売元: 小学館
価格: ¥ 420
発売日: 2010/01/08
坂道のアポロン (6) (フラワーコミックス)
発売元: 小学館
価格: ¥ 420
発売日: 2010/06/10
坂道のアポロン (7) (フラワーコミックス)
発売元: 小学館
価格: ¥ 420
発売日: 2011/02/10
発売日: 2011/02/10
坂道のアポロン (8) (フラワーコミックス)
発売元: 小学館
価格: ¥ 420
発売日: 2011/11/10
発売日: 2011/11/10
坂道のアポロン (9) (フラワーコミックス)
発売元: 小学館
価格: ¥ 440
発売日: 2012/04/26
発売日: 2012/04/26

2012-08-08(水) はれ (涼しい)

あのザ・ゴングショーのJPモーガンお姉さまはJAZZ歌手だったw

70年代後半(日本では80年代になっていたかな?)、東京12チャンネルで吹き替え版が放送されていて、よく観ていた番組「ザ・ゴングショー」。この番組好きでした。

Wikipedia:ザ・ゴングショー

一般参加者が審査員の前で芸を行うが、レベルの低い、または審査員の趣味に合わない出演者は審査員席の背後に設置されたゴング(銅鑼)を鳴らされ、途中であっても退場させられた。優勝者には賞金とともに金色のゴングを模したトロフィーが授与された。

D

こういった、番組形式は今でこそ当たり前ですが、この番組が元祖でしたね。

この番組の審査員であったのがJPモーガンお姉さまでありました。独特の吹替のイメージもあって、エロぽい雰囲気なお姉さまといった感じのキャラでこの名前を覚えておりました。このお姉様の審査司会者とのやりとりなど楽しかったのです。本日、ふと思い出して検索してみたら、50年代は有名なジャズ歌手だったではありませんか。これは、日本のタレントさんでも言えるのですが、元歌手今俳優的なパターンはアメリカにもあったのですね。日本で言えば、水の江滝子か笠置シヅ子か、さてさて、子供の頃から知っていたのに歌手として凄いということを最近知ったロミ山田かといった感じです。

ほんと、物事の一面しか見れていないことって多いのですね。

  • Jaye P. Morgan - Life Is Just A Bowl Of Cherries
    1953年デビューヒットで全米26位
    D
  • Jaye P. Morgan - That's All I Want From You
    1954年のヒット、全米3位で自己最高位なヒット曲です。
    D
  • Perry Como & Jaye P. Morgan - "Chee Chee-Oo Chee" / "Two Lost Souls"
    1955年、ペリー・コモとのデュエットで全米12位と18位
    D

なかなか素晴らしいですね。

おまけ:
このゴングショーで一番印象に残っているのは紙袋をかぶったコメディアンであるこのかたですね。また当時の吹替でみてみたいな。DVD発売していないらしいので残っていいないのかもですね。

D

ジェイ・P・モーガン(紙ジャケット仕様)
アーチスト: ジェイ・P.モーガン
発売元: インディペンデントレーベル
価格: ¥ 2,241 (3% OFF)
発売日: 2005/07/23
売上ランキング: 224175

ジャスト・ユー・ジャスト・ミー
アーチスト: ジェイ・P.モーガン
発売元: BMG JAPAN
発売日: 2007/09/26
売上ランキング: 311644

これジャケットいいですね、LPで欲しいですね。

2012-07-21(土) 小雨&くもり

メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス

適当にトルネの番組予約をしていて、目につたテレビ東京のお昼のB級な午後のロードショーでの映画のタイトル「メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス」これを見た瞬間に、小学生のさんざんテレビの放送でみた巨大海洋生物物の再放送かと思い、さっそく録画予約。巨大タコといえば、懐かしの東宝映画「キングコング対ゴジラ」やウルトラQのスダールな世代ですからね。海洋怪獣のはB級の宝庫だし。そこで、番組情報を見てみると2009年の映画ではありませんかwこんなの最近も作ってんのといった興味はわくばかり。

内容的にも、氷漬けにされた、巨大サメと巨大タコは出てくるは、米軍に、なんと部隊は日本にまで及ぶという世界。科学者たちが主人公なのはお約束ですね。これ、明らかにビデオ映画であり、制作費もかなり抑えられているつくり、ほとんどがちょっとお安いCG製であり、建物中のシーンばかりで、キャスティングも殆ど知らない俳優ばかりでした。久しぶりにB級映画を堪能しましたです。しかも新作で。

そこで、ちょっとこの映画調べてみました。

Wikipedia:メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス

アラスカ沖のチュコト海で米軍の軍用ヘリが新型ソナーの性能テストを行っていた。海中では小型潜水艇で女性科学者のエマがクジラの群れを観察していたが、新型ソナーの影響でクジラの群れが暴走して海岸の氷壁に激突する。さらに氷壁が崩れ始め、エマは崩落を必死に避けながら、氷壁の中から現れた二匹の巨大生物を目撃する。

なんとこの映画、B級専門制作会社「アサイラム」によるもでした。この会社の制作映画のタイトルそういえばレンタルショップなどで、タイトルだけでけっこう笑かせていただいた記憶があります。幾つかはニコ動などね観させていただいてました。しかも、このストーリー日本での配給会社「ニューセレクト」なのですね、だから日本も舞台だし、配役は中国人だけど日本人が主役に含まれていたのね。

  • メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス 予告編

    D

メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス [DVD]
発売元: アルバトロス
価格: ¥ 3,948 (22% OFF)
発売日: 2009/11/11
売上ランキング: 22563

おまけ:

この映画のヒロイン役のデボラ・ギブソンですが歌手だったのですね、しかもTBS系のドラマ「男について」のテーマ曲を歌っていたとはです。

  • Without you - Debbie Gibson
    作詞:Debbie Gibson 作曲:山下達郎。ここで達郎さんに繋がるとはですな。
    D

The Dorama Encyclopedia: A Guide to Japanese TV Drama Since 1953
発売元: Stone Bridge Pr
価格: ¥ 2,189
発売日: 2003/11
売上ランキング: 11150