遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

不振

日曜日午前の比較的早い時間に少し探索。

御坂山塊の一角。

毎度飽きないなというくらい今年はカタクリを集中して見ているが、ここはどうか?

ヤマブキは元気。とても嬉しそうに日を浴びていた。

エンゴサクも何株か発見した。道端にすぐいた。

時間制限があるので、狙った場所だけ・・・。

ニリンソウは結構見た。だが、時間が早く開花していないものばかり。

カタクリもいそうな条件だったが、今日は見つけられなかった。

違う沢筋や斜面もまた見てみたいと思う。

こんな短時間の探索ができるだけ幸せというものか。

膝立の天王桜

膝立の天王桜へ今年も訪問。

日曜日午後の訪問で、条件が良くなかった・・・。

何とか沢沿いの枝に付く花に日が差しているかどうか期待したが、ダメ。

このくらいの当たり具合。

まだ数日はもちそうなので、日中に行ければいいなと思う。

沢沿いのミツバツツジは悪くなかった。

過去、神社の参道に咲くチゴユリを見たが、全く今日はいなかった。

 

玉宮

玉宮ざぜん草公園へ。

ザゼンソウからは時期が外れており、今ここを訪問するのはそれが目的ではない。

今回もカタクリを目当てに。

午後も15時を回る頃。他には1台しか車がいない。独占して楽しめることが嬉しい。

キケマンを早速見つける。何株もあるので、見つけるのはたやすい。

スミレも多い。

白花もいた。

やっぱり、スミレの同定は私には困難・・・。

神社は時間があれば、休憩・滞在にはいいかもしれない。

さて、ここから先が見どころとなるだろう。

ニリンソウはそこまで多くは無かったが、ちらほらと花があった。

目当てのカタクリは・・・。

うーん、遅い・・・。何となく、この標高と陽気ではそうかと危惧していたのが的中か。

それでも、まだ見頃な花が幾つもあった。

午後の日差しをいっぱに浴びて輝いている姿はいいものだ。

葉の数は多いが、花をつけているものの群生というにはやや寂しい感じもある。それでも、30株ほど咲いているのを見られて満足。

一部で落ち葉の堆積が気になるものの、今後も安定して毎年楽しめることだろう。

新緑も瑞々しい。カラマツ植林もこの新緑と紅葉の時期だけは良いなと思う。

スジグロシロチョウなのかな?

他にもチョウはいたが、手持ちレンズでうまく収められたのはこれだけだった・・・。

手軽に花見ができる場所で、これは再訪したい。

意外にメインを外しても楽しめるところが、他にもあるのではないかと考えされられる。

北杜市

徐々に北上してきて、ついに北杜市に花見に向かう。

歩道になっている場所なので、まったりと楽しむには適している。

植栽のカタクリでしょうが、その開花した佇まいは、変わりなく素敵だ。

そういえば、近くの山高のカタクリも数年来見ていないな…。

今年は、カタクリを十分に見た気になっているので、来年かな。

シュンラン。花を見つけるが、葉も刈られてしまったようで、痛々しい・・・。

この子は、ラン科の中でもドSだと思う。

その後は・・・。

受けやすい場所だと思いつつ、自分もそれに流されている(笑)

キムジロなのかな?

スミレもたくさん。アカネスミレ?

お!? ヤギがいた。寄ってくる。

モクレンのどれか。

湿地には・・・。

リュウキンカが既に咲いていた。

重厚感というほどではないが、存在感は十分だ。

ミツマタもあった。終盤ですね。

桜もまだ見られて、今日の隙間時間は充実した♪

花散歩

里山に咲く花を見ながら散策。

以前気になった神社へ訪問。

山にあるが、徒歩で10分ほどか。

石畳は傾いているが、除草や紙垂などの様子から一定の手入れはあるようだ。

いつまで現役でいられるだろう・・・、などと罰当たりなことを考えてしまった。

櫛形山から南へ続く山々は良く見えた。

ウグイスカグラがほぼ満開。

周辺を探索。

ジュウニヒトエ。ちょっとごちゃごちゃしてしまう・・・。

ムラサキケマンは、こちらではばっちり。

そして、今回も主役クラスなのは・・・。

イカリソウだった。たくさん咲いていて嬉しい。

あちらこちらにいて、華やかに彩られる。

ベニシジミを見る。とても生き生きとしていた。

その後は移動して北上。

沢沿いの花が色々見られる場所へ。

ワサビがまずは飛び込んできた。

去年は開花しているのを見たが、ワダソウかヒゲネワチガイソウか、まだ早かった。

レンプクソウは咲き始め。去年は余り気にしてなかった。

地味だが悪くない。

ヤマエンゴサクは幾つも咲いていた。ここのは中々美しい。

コガネネコノメは咲き始め。

居心地が良さそうだ。

先日、殆ど見られなかったあの花は・・・。

ハナネコノメ。盛りは過ぎたようだが、まだもっている。

何とか写真に収める・・・。

群生しているところから、ヒメニラがちらほら顔を出している。

今日はここまで。十分楽しんだ。

今年はスイセンは見飽きた。

我が家のスイセンも賑やか過ぎるので、花を楽しんだら淘汰しよう・・・。

乙ヶ妻のシダレザクラ

個人的に、山梨県内で最も好きな桜。

雨上がりを狙って・・・。

雨でピークは一気に過ぎたかと懸念していたが、杞憂のようだ。

今年も見事に咲いている。

PLが効きすぎたか・・・?

しだれ具合が特に好きだ。

思わずため息が漏れる。

富士山も今日は良く見える。

いつまでも居られてしまうが・・・。お暇する。

ちらほらと花もいた。ムラサキケマンもいたけれど、撮影条件が極めて悪かった。

また撮ってしまう・・・。

駐車場所からも・・・。

また来年!!

甲斐小貝母

過去の記憶を頼りに、山の中をほっつき歩き、コバイモに会いに行った。

恐らく、皆が目にするであろう場所にある株は、既にこの状態だった。

さて・・・、ここでおめおめと引き下がるわけにはいかない。

注意深く探索にかかる。

こちらも既に萎れている・・・。

何と、並んで咲いているのを発見!

見上げるように・・・。

なるほど、花弁は完全につるんとしている訳ではないのだな。

しかし、コシノと違い、ふんわりと優しい雰囲気だ。

ちょっと、遅いかな・・・。

まだ若い株も発見!

葉が暗紫色をしているのが特徴か。

この株はベスト。ちょうど見頃だった。

まだこれからという咲いていない株も発見した。

これまでと思い、切り上げたが、まだいてくれた♪

予想以上に広範囲に分布しているようで、把握していれば、2週間は花を楽しむ猶予はあるだろうと思う。

ここにもいずれ年をまたいで来ることがあろう。

その時まで、どうかひっそりと生きていてほしい。