『がんばろう日本』自慢


私の翻訳本『がんばろう日本』の
私のコメント〜翻訳を終えて〜の部分がとても良いと
お褒めの言葉を頂いております。
とても嬉しいので調子に乗って載せちゃいます♪


今回の本は一般書店での販売予定もないので・・・。


☆ちらっと披露しちゃいます☆↓↓↓

〜翻訳を終えて〜

2011年3月11日は多くの人の人生を変えました。
生活の大前提として保障されていたと思っていたものが失われて、私たちは想定外の事態にただただ慌て、先の見えない状況に不安を感じました。
あの日を境に考え方が変わった方も大勢いることでしょう。
当然だと思っていたものを見つめなおし、そのありがたみを痛感し、生きるということについて考えさせられました。
大切な人を失った方、大切なふるさとを失った方、癒えない傷はまだまだ残っていますが、それでも私たち日本人は前に進んできました。あの悲劇の日から1年が経ちました。


一日も早くみんなの笑顔が戻るよう一人一人が自分たちにできることを精一杯やろう、そう思って動いたのは、実は日本人だけではありませんでした。
サマン アタウダヘッティ氏著『がんばろう日本』に出会って、私は目が覚める思いでした。私たちがどれだけの人に助けられているのかということを改めて考えさせられました。スリランカ人が震災後の日本にどれだけ心と力を寄せてくれたかということを、私はこの記事を読んで初めて知りました。その全ては、この記事を翻訳する機会を頂かなければ知る由もない物語でした。


日本では震災に関する様々な報道がありますが、やはりメディアで知ることのできる情報というのは事実の一部分でしかないのだということを改めて認識させられました。
この記事も事実の一部でしかありません。私たちはいつも自分たちの知らないところで知らない誰かに助けられ、支えられて生きているのだと思います。この記事を日本人に読んでもらうことで、そのことに気付くきっかけになってもらえれば幸いです。またこの震災を忘れないで、これからに活かしていくための記録になればと思います。