ヴリーマク神殿と鳥の民
小暗黒あたり(北から氷河が押し寄せていることから推測)、愛鳥帝ケスティノロス【Kestinoros the Bird-lover】が、古きムルハルツァーム帝の時代にいた鳥の民を復活させているのも気になります*1。ヴリーマクはケスティナディの父祖【Father of Kestinaddi】とも呼ばれていますし*2、コルダヴ帝の時代の地図*3を見れば、ユスッパの東部、要はリンリディの辺りがケスティンランド【Kestinlands】と書かれています。
また『The Glorious ReAscent of Yelm』p.97からは「Kestinliddi/Rinliddi」と名づけられてページを割かれており、そこにはケスティノロス帝の血を引くケスティンモドス【Kestinmodos】、ケスティンガーサ【Kestingatha】、ケスティネンドス【Kestinendos】のことが書かれ、最後100ページには有翼鳥頭の人身が描かれています。
追記:またソルム【Tholm】についても書かれており、氷河に一番近くケスティノロス帝の計画に従わなかったために滅びたヴェラプール市の唯一の生き残りであり、雪鷹の王【Lord of Snow Hawk】と呼ばれた彼は皇帝の鷹匠として迎え入れられた、とあります*4。
加えてアヴァルニア【Avarnia】の息子とも書かれてあり*5、そしてヴェラプール市の神“高き熱”ことジェスサラム【Jethsarum, High Heat】と、女神“低き火”ことアヴァルニア【Avarnia, Low Fire】の子とも書かれています*6。
*1:「小暗黒あたり〜」『The Glorious ReAscent of Yelm』p.29
*2:「ヴリーマクは〜」『The Glorious ReAscent of Yelm』p.69
*3:「コルダヴ帝の時代の地図」『The Glorious ReAscent of Yelm』p.49
*4:「またソルム〜」『The Glorious ReAscent of Yelm』p.29
*5:「加えてアヴァルニアは〜」『The Glorious ReAscent of Yelm』p.69
*6:「そしてヴェラプール市の神〜」『The Glorious ReAscent of Yelm』p.29