- 精霊
- エンビルルグガル【Enbilulugugal】
- 呪文
- アグギャ【Aggha】
ネクロノミコン《第二十六節》
汝、恋しき者ありてその者との恋を育まんと欲すれば、エンビルルグガルの力借りるべし。
エンビルルグガルすなわち農耕の神にして、ものごとの十三ヵ月分の実りの糧をわずか一月にて与えうる大いなる力を有する神なれば、その力もはや植物の実りにとどまらず、あらゆるものごとの発展繁栄に大きくかかわる精霊なり。
汝、その力を花りんと欲すれば、秘なる方術をもって呪文を唱なうべし。
汝の上たる種子たちまち育ちて花開き、汝の恋実らん。
追記:こんな本、みつけた。出版社はAvon Book。って、なんか惜しい! Book of Eibonだったらエイボンの書なのに!
追々記:うーむ。どうやら、マーク・矢崎氏の本に掲載されている各秘呪法の紋章はこの本から持ってきているみたいだな。書影の左下の「N字に縦棒一本」みたいなのは、悪霊を追い払う秘呪法で使われるマルツックの紋章じゃあないか!