野望忌

この世は荒野だ!
唯一野望を実行に移す者のみがこの荒野を征することができるのだ!

さて、賢者見習いの二十三回忌(のはず)。

氏がこういった行事ごとを大切にしていたのかどうかはよう知らない(文句言いながらも、きちんとやりそうな気もする)。しかしまあ、ふんぱつしていいものを飲み食いするいい言い訳なので、俺的にはまったく問題ないから大丈夫。

ただまあ今日は今日とて残業で、ろくに飯も食わずに帰宅したばかりなので仕方がないが、明日だか金曜だかだな。ええもの食おう。

Level: 36 / Immortal Rank: Empyreal 2nd

レベルアップ。

2022年に続いて2023年もろくに動かない一年でした。強いて言えばグレッグ・コンくらいか。

ちょっとどころかだいぶよろしくないので、本気でネジまいて気力震わす必要ありですね。とりあえずは今週末のルーンクエストのマスターから頑張ります。

はじめてのグローランサ

神話と歴史

これまで世界は3度滅びかけ、そして復興してきました。今現在は4度目の危機のさなか、英雄戦争の時代です。ここでは世界創造から現在までの神話と歴史を振り返っていきます。

神話

創造の時代

まずあったのは静寂です。静寂には始まりも終わりもなく、あらゆるものの源で、生命の卵でした。そこから世界女神グローランサが生まれます。グローランサは最初の神々を、つがいの会の神々、エレメントの神々、古き神々を生みます。

つがいの会の神々とは、法の神と変化の神、愛の女神と不和の神、真実の女神と幻影の女神、調和の女神と無秩序の神です。これらの力は、静止と移動のルーン、豊穣と死のルーン、真実と幻影のルーン、調和と無秩序のルーンとして、キャラクターシートに記されています。

エレメントの神々とは、はじめに生まれた暗黒の貴妃、暗黒から流れ出で世界を満たした海の卿、海から浮き出でた大地の女帝、大地の上に輝く光の王。そして光と大地が交わり、嵐の王が生まれます。これらのエレメンタルは、暗黒のルーン、水のルーン、大地のルーン、火/天空のルーン、風のルーンとして、キャラクターシートに記されています。

これらに古き神々を加えた天宮の神々は、宇宙の中心に無欠の宮、宇宙山スパイクが築き、彼らの力はスパイクに満たされていきます。神々は神々と交わり、若い神々も生まれます。こうして、すみずみにまで行き渡った力は外へとあふれ出て、世界は作られていったのです。

次に神々は鋳型を作り、その鋳型をもとに様々な種を作りました。初めに作られた鋳型は植物です。次に動物の鋳型が作られて、その他にも幾つか鋳型は作られ、最後に人間の鋳型が作られました。これらの鋳型は、獣のルーン、人のルーンとして、キャラクターシートに記されています。

さて嵐の王ですが、彼は母たる大地を踏みしめ、父たる天空を押し上げ、2つを引き裂いて自らの居場所となる中空を創造し世界をかき乱しました。

黄金の時代

その嵐の王の子をオーランスといいます。彼は世界を冒険し大いにかき乱し、ついには神々の王と名乗ります。それが作成済みキャラクターの1人、ヴァサナ【Vasana】が崇める神です。

そうしてみると天空に輝く太陽が、輝ける皇帝が気に入りません。彼は太陽に幾度と無く喧嘩を吹っかけ、そしてそこで大地の女帝の孫娘である綺麗で素敵な大地母神アーナールダを見かけ、一目惚れします。彼女が囲われていると勝手に察した彼は、「太陽許すまじ!」と兄から黙ってかりた死の力をもって太陽を殺し、彼女の手を取って凱旋しました。

その死の力の持ち主である北風の神ヒューマクトは、オーランスのその振る舞いに怒り失望し、その死の力をもって風の神々との繋がりを断ち切って、そうして死と誓いと戦士の神として風の神々のもとを立ち去りました。それが作成済みキャラクターの1人、ヴァラコス【Varakos】が崇める女神です。

そしてアーナールダは神々の王の妻におさまます。それが作成済みキャラクターの1人、ヤニオス【Yanioth】が崇める女神です。

嵐の時代

太陽が死に、太陽は初めて地界に沈み、風の勢力が広がり、水の勢力によって引き起こされた大洪水で大地の多くは飲み込まれました。今まで真っ暗闇の地界で暮らしていた闇の人たちは、突如現れた太陽に恐れおののきます。太陽との戦に負けた闇の人らは、暗がりへと逃げ、そして地上に出てきました。そう今や地上こそが暗黒の世界だったのです。地上はオーランスに相応しい暴力の支配する世界となっていました。

当然、暴力はオーランスにも襲い掛かります。その1つが、輝ける皇帝の子イェルマリオによる敵討ちでした。力及ばずオーランスには負けてしまいますが、彼は太陽が地界に沈んだ後も、世界に光をもたらす冬の太陽で、困難な土地、開拓地を照らす希望の光です。それが作成済みキャラクターの1人、デイザリム【Dazarim】が崇める神です。

その暴力から子らを大勢守ることができず、復讐に猛り狂った神もいます。大地母神アーナールダの姉妹マーランは、神々の戦争で多くの庇護すべき対象を失い、斧と棍棒を手に立ち上がり、大地震わす戦いの女神マーラン・ゴアとなりました。それが作成済みキャラクターの1人、アイオナーラ【Ionara】が崇める女神です。

またオーランスを助けるものもいました。オーランスの子である熊神にして狩りの神オデイラは野の存在として人々と距離を取りながらも、獲物をとらえるすべを伝え、大いなる冬の時代が訪れるまで人々を助けました。それが作成済みキャラクターの1人、ネイセム【Nathem】が崇める神です。

人に生き延びるすべを授けた神としてはオーランスの甥であるワッハもいます。この神は統べる土地で人と獣との間でどちらが食われ、どちらが生きるのかを決めるために勝負をするよう促しました。ほぼすべての勝負で人が勝ち、人が獣を飼い育て食らい、生き延びるようになりました。それが作成済みキャラクターの1人、ヴィシ・ダン【Vishi Dunn】が崇める神です。

大暗黒

世界は混乱に満ち、あらゆるものが相争う中、今では不浄の三神と呼ばれる神々が、世界の外から混沌を呼び込みました。皆が皆、悪魔と戦いました。

ワッハの父親であり、オーランスの兄弟である東の砂漠の風、嵐の牡牛ストーム・ブルもそうです。手の付けられない暴れ者の神で多くの神々と戦いましたが、数多の混沌と戦ったのもこの狂戦士です。それが作成済みキャラクターの1人、メイゴ【Mago】が崇める神です。

そして遂には大地母神アーナールダまでもが眠りに陥ります。そしてその死体から大地の復讐の女神バービスター・ゴアが生まれ、アーナールダを傷つけたものたちへの復讐を果たし、大地の存在を守り続けました。それが作成済みキャラクターの1人、アランダ【Aranda】が崇める女神です。

命持ち帰りしものたちの探索行

こうして世界はどんどんと混乱へ陥ります。混乱の世界ではオーランスの友人たちも次々と死んでいきます。そこではたと「俺、失敗したかも」と気付きました。太陽を殺してはならなかったのです。オーランスは賢いので、地界に下って太陽を連れて帰ろうと決心し旅立ちました。

さて、オーランスは賢いので、自分の知識が足らぬことを知っていました。そこで諸事に明るい神を道中に旅の仲間にします。法の神と真実の女神の子、知識、識字、法律の神ランカー・マイです。恋人であるひらめき、知識の光が殺されたので、彼は彼女を探し求めて旅に出ていました。それが作成済みキャラクターの1人、ソラーラ【Sorala】が崇める神です。

さらに、オーランスは賢いのですが、道がわかりません。そこで世界に詳しい神を道中に旅の仲間にします。変化の神と調和の女神の子、旅、調和、商売の神イサリーズです。傷ついた世界を癒すにはコミュニケーションの光がいるのだと感じとり、彼はそれを探し求めて旅に出ていました。それが作成済みキャラクターの1人、ハルマスト【Harmast】が崇める神です。

そうして道中、一行は世界女神グローランサの娘、治癒の女神チャラーナ・アローイと出会います。彼女には同行者がいました。初めての人間の死と太陽の死を目撃し、世界の死の幻を見て狂ってしまった人間です。彼は何者かを追っていました。彼女では彼を癒すことができなかったため、その狂気の原因となった死を解き明かそうと、彼とともに旅に出たのです。オーランスは狂った男のあとを追うのも承知で、彼女を仲間にしました。それが作成済みキャラクターの1人、マカリオス【Makarios】が崇める神です。

その狂った男が探し追っていたのは、無秩序の神の鼻くそから生まれた神、トリックスターにして愚者ユールマルでした。それというのも、地界から死を盗み出し、それをヒューマクトに与え、また盗み出してオーランスに与え、また盗み出し奪われ、取返して死の力を鉄に納め、そして死を世界にばらまいた存在だからです。オーランスは彼を懲らしめるも、仲間にしました。地界にあってもうろたえることなく切り札になるのは彼だけでしょうから。それが作成済みキャラクターの1人、ナレス【Narres】が崇める神です。

最後に西の岸辺で不思議な女神を仲間にし、神々は旅を続けて、そうしてようやく地界へと降り立ち、オーランスは太陽に謝り、太陽を(ついでに他の一部の神々を)連れて地界を抜け東の門より戻りより、世界には光が取り戻されました。その際、神々はみずからの振る舞いを律することに同意しました。今までの振る舞いに応じて互いに世界を別け持ち、すでにやったやり方以外では互いの領域を侵さず、世界を変えようとせず、求められない限りは世界に意識を向けることさえしない、と同意しました。こうして「時」が生まれ、こうして神話の時代は終わりを告げて、人々の時代「歴史」が始まりました。

歴史

過去

これをもって太陽暦元年とします。

この太陽暦の時代は、大体500年ごとにおきる世界崩壊イベントで時代を区切り、第一期、第二期、第三期の3つに区切られています。

第一期には、「神を復活させよう」という計画が起こされ、その結果、輝く混沌の神が誕生しました。数多の英雄がこれを闘い世界は終わるかに思われましたが、世界は存続しました。

第二期には、「神(およびドラゴン)の秘密を解き明かして、神(およびドラゴン)の力を行使しよう」という動きが起き、神々(およびドラゴン)の怒りを買って世界は滅びかけました。

そして大体太陽暦1000年あたりから始まる第三期、1200年ごろに舞台となる土地よりも北方の方で、「月の女神復活させよう」という計画が動きます。そうして7人の英雄が知恵と力(と生贄)をふりしぼり、月を表す赤の女神が誕生し、オーランスの領域である中空に座を占め、瞬く間に周囲の土地を平らげ「ルナー帝国」が生まれました。ルナー帝国は月もエレメンタルの1つなのだと主張し、月のルーンもキャラクターシートに記されています。

そして7人の英雄も女神復活をへてそれぞれ神となり、まとめあげては七母神とよばれる神となりました。それが作成済みキャラクターの1人、ヴォストール【Vostor】が崇める神です。

現代

ルナー帝国はどんどん勢力を広げ、1602年にはサーター王国の首都が陥落し、サーター王国は属国となります。反乱も起きますが、すぐに鎮圧され、傀儡のプリンスが据え置かれます。1621年、叛徒がこもるホワイトウォールが陥落し、ルナー帝国の完全な勝利は目前だと誰しもが思いましたが、新たな叛乱が各地で沸き起こり、傀儡のプリンスは暗殺され、ルナー軍は敗走します。

1625年、こうした叛乱に対抗しようと、ルナー帝国はオーランス神を打ち破る最後の楔となる神殿を聖別しようとしたとき、どのようにしてかは分かりませんが、叛徒は神殿の真下に真のドラゴンを喚起したのです。真のドラゴンは儀式に集まった司祭のみならず、ドラゴン・パスのルナー兵の半数を食いつくしました。直後、サーター王国の首都ボールドホームは解放され、新たなプリンスが立ちました。人々の心を鼓舞するには十分な出来事で、多くの人々が冒険者となりドラゴン・パスに集まっています。

それが、今なのです。

野望忌

この世は荒野だ!
唯一野望を実行に移す者のみがこの荒野を征することができるのだ!

ということで、すっかり賢者見習いのことを2週間ばかり忘れていた訳ではあるのだが、そこに怒る方がこの世に今居るわけでなし、そして、まあ、忘れることこそ生者の特権でもあるのかな、とも思うわけですよ。

ともあれ今週末あたりには新宿あたりで美味しいものでも食ってやろうか。

 

1472以前の状況

トランシルバニアの問題は、そもそもは西欧と東欧の対立から生じています。一番わかりやすい例が、ヴェントルー氏族の東方領主たちによるトランシルヴァニアへ進出です。これに一番強く抵抗したのがツィミーシィ氏族でした。
この状況を一層混乱させたのがトレメール氏族です。ツィミーシィ氏族は両氏族との闘いを余儀なくされました。その中、ツィミーシィ氏族の若者たちは結束することを憶え、集団で血の契りを交わし、長老たちに立ち向かいます。そして、他の氏族の若者たちもまたツィミーシィ氏族の若者たちに合流し、長老に立ち向かい始めました。
版図は崩壊し、叛徒は力を伸ばしていったのです。現在、ヴェントルー氏族は東方への進出に行き詰まっています。

  • トランシルヴァニア北方:叛徒が大活躍中
    • クラウゼンブルグ/KLAUSENBURG
      • プリンス:ミトル
      • 子供を増やしすぎたため、統率するためにも力を示す必要がありミトルが大暴れ中。
    • メディアシュ/MEDIASCH
      • プリンス:ツィミーシィ氏族の若者たちが地盤固め中
      • 神聖ローマ帝国のノヴァ・アールパードは失脚。行方不明。
    • ビストリッツ/BISTRITZ
      • プリンス:ラドゥ(逃亡中)
      • 諸方面をうまく仲介していたラドゥは、逆に諸方面に多くの敵を作ってしまう。街は叛徒に支配されており、彼はティフタ峠の要塞に引きこもり中。
  • トランシルヴァニア南方:ハンガリーのヴェントルー氏族の影響圏内。数百年前に版図を与えられたPCたちもその一部と見なされる。
    • ヘルマンシュタット/HERMANSTADT
      • プリンス:オットー
      • ノスフェラトゥ氏族のマルスカが支配していたが、彼女が姿を隠したため、ヴェントルー氏族からオットーが押し込まれている。
    • クロンシュタット/KRONSTADT
      • プリンス:
      • ケオリス近郊のため、ツィミーシィ氏族とトレメール氏族との戦いがある。
    • バルグラード/BALGRAD

Level: 36 / Immortal Rank: Empyreal 1st

レベルアップ。つまりは1年に2度だけ更新している日記の更新日だ。

2022年は結局何もせずに終わっちゃった1年でした。RPGでは他人様向けの翻訳お手伝いはしたのだけど、自分向けのはしていないし、仕事面では内容がちょっと変わったり、会議が増えやりして、業務中の自由時間が減ったりして、まあいまいち振るわない1年でした。

いつまでもしょんぼりしてもいられないので、今年はもうちょい頑張ろうと思ってます(サークルも旅行も何事も

野望忌

この世は荒野だ!
唯一野望を実行に移す者のみがこの荒野を征することができるのだ!

うまいものをガツガツ食うのは今週末までお預けなのだが、昨年に続いて呑み屋を20時に追い出される野望忌である。昨年は時間もあったので、実は彼の最寄りの土地をふらついてみたのだが、今年はそれはなし。おとなしくこもっているのがよいのだろうな。

そうやって部屋ごもりしつつ、今年も奴を踏み台にして自分の意思を固めるに、同人誌を2~3冊は出したいものである。がんばろう。