No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2009年7月28日 丹虎

ゴールドラッシュ。
私の記憶が確かならば、新しい名店を探し当てるために、焼肉好きがお店に殺到することである。
あくまで私の記憶であるが・・・。
フロンティアスピリットの満ちているわけでもない私でも、新規開拓をしないわけにはいかない。
今回目指したのは丹虎。
最近開店したホルモン屋さんである。
しかも今回の曜日は火曜日。
ホルモンの鮮度を確認するには絶好ではないか!
ますはレバ刺し。
ホルモン屋さんの新規開拓で注文しないわけにはいかない。
レバ独特の甘みもあり、なかなか旨い。
若干淡白な感じがしつつも合格レベル。

続いてセンマイ刺し。
シャキシャキとした食感はあるが、細かくカットしすぎているのか、葱が多すぎるのか、もう少しセンマイ自身の食感を楽しみたい。

ガスロースターはホルモン稲田と同じタイプ。
まず特上タン塩は、綺麗なピンクの薄切りタン元。
甘みのある肉汁が素晴らしく、歯ざわりもいい。
ちょっと薄過ぎるので、片面焼きで食べたが、こちらの方がオススメだろう。
うむ、旨いタンを食べると安心する。

特ハラミは若干サイズが小さいながらも、綺麗にサシが入っていて期待が高まる。
味は期待通り、ジューシーな旨みがたっぷり詰まっている。
塩とタレの両方食べたが、タレがいまいちな印象だったので、塩がオススメ。

正肉の種類は少なく、注文したのは切り落とし、ささみ、そして特上焼きしゃぶ。
どちらも・・・、平凡でコメントもなし。
肝心のホルモンはどうかと言うと、上ミノ、白縞腸、小腸、ギアラ、これまたどれも平凡。
悪くはないのだが、いかんせんコメントするほどの印象は何もない。



噂のホルモン鉄板焼きはタレの味が個人的にはあまり・・・。
タンとハラミ以外はどれも平凡で、美味しいと聞いたご飯を食べる気にはならなかった。
ホルモン屋さんで、品数も絞っているのであれば、もう少し頑張る必要はあるかもしれない。
ただカウンターがあるので、タンとハラミだけ食べに一人で来るという選択肢は十分あるだろう。