No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2011年6月9日 格之進R


前々から気になっていたお店に初訪問。
ちなみに"格之進"では、自社牧場で繁殖から肥育まで一貫生産で育てた雌牛を中心とした"いわて門崎丑"を食べる事ができる。
サーロイン
小振りの判で、程良いサシ。
片面焼きで丸めて食べるのを推奨されるが、揉んであるオリーブオイルの油っぽさが口に残る。
肉質は良いので、"くにもと"の様なタレで食べてみたい。
満足度 3
ザブトン
肉質を活かしきれていないカットが勿体無い。
やはり油っぽさが口に残る。
満足度 3
アマミスジ
初めて耳にする部位名。
噛み応えがありながら、味もしっかりしている。
サシの入っていない部位のため、オリーブオイルも気にならない。
満足度 4

ランプ
インパクト抜群の塊で焼き上げる。
適度な噛み応えがあり、肉汁に旨みがしっかりと乗っている。
噛めば噛むほど旨みが溢れ、飲み込むのが勿体無い。
満足度 5


イチボ
ランプ同様すごい塊で焼き上げる。
断面から溢れる肉汁は恐ろしくジューシーで旨い。
しかし、炭火ではなくガスで焼き上げる為か、火力の問題か、表面は焦げてはいないが火の入り過ぎでパサツキ気味。
やはりガスでの塊肉の焼き上げは非常に難しい。
満足度 4


ちなみに今回は六本木店限定の塊肉を中心としたコースを堪能したが、バーニャカウダ、サラダや〆の冷麺等がついて5,000円台となっているので、CPもなかなか良い。
お肉自体の旨さは間違いないので、焼肉としての進化が待ち遠しい。
焼肉としての完成度が上がった時、間違いなく名店への階段を駆け上がれるだろう。