No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2012年10月23日 天 がむしゃら

"綾小路"の系列店としてオープンしたばかりの"がむしゃら"。
オープン早々新規開拓に行ってきた。
今は食べられないユッケは、炙りユッケと形で提供される。
炙りユッケというと、炙ってあるユッケが運ばれてくる事が多いが、"がむしゃら"では小振りの鍋(鉄板?)で炙るスタイル。
この日はウチモモを使っていたが、ぶっといカットで適度な噛み応えとずっしりとした旨みがある。
卵の黄身もあるが、肉が十分すぎるほど旨いので、黄身はいらないくらい。


盛合せは、がむしゃら盛をオーダー。
タン、ロース(塩、タレ)、カルビ(塩、タレ)、ハラミ、ランプ、肩三角という8種の盛り合わせ。
雌牛を使用しているようで、肉質は最高とまではいかないが、どれも一定水準以上で十分満足する旨さ。
特に値段を考えると、その素晴らしさに驚かされる。


盛り合わせの良さに気分も盛り上がり、追加でオーダーしたリブロース、シンシンも脂のしつこさを感じさせない後味。
こういった、リーズナブルな値段設定で、本物の黒毛和牛が食べれる焼肉屋さんが増えることは、本当に喜ばしいことだ。


正肉に比べるとホルモンは若干弱く感じるが、それでも及第点といったところだろうか。