No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2013年3月26日 古時計

関西は関東よりも牛肉文化が根付いていると聞いていたが、このお店で身に染みて実感した。
失礼な言い方で申し訳ないが、田舎の喫茶店がランチに純但馬の雌牛を使ったメニューを出しているのだ。
"古時計"では川岸牧場直営の精肉店である"肉処 樹"からお肉を仕入れているとのこと。
幼少の頃から関東で暮らしている私にはカルチャーショックである。
お店の入り口には神戸牛の証明書まで貼ってあるではないか。

訪問したのは1時ちょっと前だろうか、店内は満席で外で待っているお客さんも多数。
魅力的なメニューの中からビフカツとハンバーグの盛り合わせにしてもらった。
ビフカツはモモが使われていて、カツにするには若干硬く感じるが、赤身らしい満足感のある食べ応え。
ハンバーグは全ての肉汁をキープさせているような見事な焼き加減で、食感、旨み共に素晴らしい。
地元の人に愛されて行列になっているのに納得。