No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年3月28日 肉匠堀越

オープンしてそれほど経っていないが、雑誌やwebで頻繁に取り上げられている”肉匠堀越”。
“さかなや 富ちゃん”が手がけているという事で何だか親近感が沸いてしまう。
テールと大根のすりながし

ハツ刺し
見た目から食欲をそそるハツは歯切れも抜群で旨い。

特上ハラミ
西京味噌漬けにされた特上ハラミは、ハラミらしさはないが、味噌漬けの肉としては及第点。
白米と一緒の方が食べやすいかも。

しゃぶしゃぶ肉のユッケ風ご飯
肉が味付けに負けてしまっているのが勿体無い。

テール茶碗蒸し

シマチョウ
大根おろしと一緒に。
見た目以上に歯切れが良い。

ギアラ
こちらは柚子胡椒で。

タン先
硬さはあるが嫌な硬さではない。

ウデ
山形牛の雌だというウデは赤身が強く食べやすい。

タンの炊き込みご飯
最近ちょこちょこ見かける炊き込みご飯だが、”ジャンボ”の洋風炊き込みご飯と比べてしまうと分が悪い。
決して悪くはないのだが。


コースはここまでなので、追加オーダーで締めくくる。
特上タン
分厚さはあるが、生の黒タンのような風味や旨み、そして食感とは残念ながらほど遠い。


ミスジ
サシの重たさが口に残るタイプのミスジ

テール
分厚く珍しいカットで、食べやすいように肉と包丁の間に隠し包丁がしっかりと入れられている。
強烈なパンチのある味付け。

決して悪くはないのだが、これからの進化が期待できるが故に、全体的なクオリティの向上を期待したい。